本證寺から年貢を徴収しようとする松平家康(松本潤)に対し、一向宗徒が三河各地で一揆を起こした。武力で抑え込もうとするが、有能な軍師がいるらしく、すべての作戦が裏目に出る。松平昌久(角田晃広)ら周囲の領主も寝返る中、家康は服部半蔵(山田孝之)に寺へ潜入し、内乱を仕掛けることを命じる。そして、半蔵が目にした空誓(市川右團次)を補佐する“軍師”の正体とは…
優柔不断、ヘタレな家康に見切りをつけた人たちには申し訳ないが、面白い❣️ 「三方ヶ原の戦い」「伊賀越え」と並び、家康の3大危機とされる「三河一向一揆」。「三河三ヶ寺」と呼ばれる本證寺、上宮寺、勝鬘寺に家康の父・松平広忠が「不入の権」を認めていたものを反故にするくだり。殿として民を平等に守り、益を共有する家康の本心が見えました。さてさて半年近く続く、この諍い、どんな展開で史実に合わせてくるか、日本史オンチの僕にはツボに入りまくる古沢良太氏の手腕に期待してます。
☆☆☆3/4