今日は御坊で皇后杯の近畿ブロック予選にJTマーヴェラスが出場!でしたが、俺は前々から不参加表明で、結局やっぱり行きませんでした。行ったサポからの情報によると、アユミが出たそうです。
なんで応援に行く気にならなかったかというと、監督の采配がどうせ面白くないであろうことと、近畿ブロック予選自体は恐らく近畿総合レベルだということと、日帰りってのが嫌だったからです。前泊で白浜で温泉・・・とかなら前向きに考えたのですが、まあそんな程度なら行っても怒られるわな(苦笑)
なんかね、尾崎監督続投と決まってから、マーヴェについては一気に滅入ってましてね。いかんなぁとは思いながらも。。。
というわけで、金曜日の職場の飲み会で摂取した余剰カロリーを消費しようと、自転車で大嫌いな山登りに行ってきました。いわゆるヒルクライムというやつです。裏六甲ルートで有馬温泉に行って、西六甲ルートで六甲山を登って逆瀬川に降りてくるコースです。
<全行程> ※クリックするとルートラボに飛びます
カロリーを消費するだけなら、土日使って岡山~高松でも良かったのですが、土曜日の午前中は歯医者の定期検診だったのです。白浜前泊ならキャンセルしようと思ったけど、おとなしく予定通りに。歯科衛生士のKIS先生が本当に素晴らしくてね。ああいう誰からも好かれるような性格の女性は話しているだけで気持ち良くなりますが、そんな素敵な方に歯をクリーニングして気持ち良くしてもらうんだからありがたいことです。
さて本題。日曜日は早起きして・・・ではなく適当に起きてチェーン洗浄と注油を済ませ、亜鉛とマルチビタミンとマルチミネラルを飲んで、瓦木のマクドナルドで朝マックを食ってから出発。中津浜線を北上して仁川競馬場前を通り、宝塚市役所経由で国道176号線ヘ。のはずが、仁川で曲り道を間違え、適当に走っていたら再び中津浜線に復帰したので、そのまま小林(おばやし)まで走りました。非常に無駄な回り道でした。
小林から東に入り、宝塚市役所の北を通って小浜交差点から176号線へ。5km弱走ると渋滞ポイントとして有名な大多田橋(おたたばし)の三叉路に。ここを左折するとすぐに登りが始まりますが、ひとまず最初の橋のところで小便&一服。今のご時世、立ちションってのもよろしくないなぁと思いつつ、だってこんなところにトイレなんてあるわけないじゃない。ダムが決壊する前に放水でございます。軽量化を済ませ、いよいよ憂鬱なヒルクライムの始まり。今日はマゾになる日です。
しかしまあ、覚悟を決めて登り始めたものの、全然面白くない。ちょっとくらいは下らせろ(笑)。蓬莱峡(ほうらいきょう)をチラっと横目に見るも、景色を楽しむ余裕などありゃしない。だけどヘアピンカーブが続く七曲もスプロケの27Tは温存して24Tで登れたんだから、これはダイエット効果(10kg減)とさすがデュラC24は軽いぜ!ってことでしょうか。体重78kg&R500で登ったら多分どこかで気絶してガードレール乗り越え谷底に転落してる・・・って気絶するほど根詰めるタイプじゃないですが(笑)
【参考】蓬莱峡(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%93%AC%E8%8E%B1%E5%B3%A1
というわけでハァハァと息は乱れつつも、厄介な長い直線の登りもないためノンストップで登ってきたわけですが、船坂に入ってしばらくすると目の前に激坂が待ち構えていました。大げさな、と言われそうですが、俺にはそう見えたんです。「ハ?」と思わず笑っちゃってついでに鼻水が出た。というわけで、船坂公会堂前でハートブレイクレスト(心折れて休憩)。止まったとたんに汗がポタタタタ・・・としたたり落ちる。というか、えづいてホンマに吐きそうになりました。喫煙者にきつい運動させたらアカンわな。
吐き気を乗り越え(笑)、一服してまた登り始めたら、意外なほど簡単に坂クリア。休憩って素晴らしい。というか登りきったところにある船坂交差点のセブンイレブンまで250mしかなかったのか。知ってたら気合で登っていたかもなぁ。なんだよそれ、だったら最初から登っとけよなぁ。
というわけで、さっき休憩したばかりなのにコンビニ休憩。ここは場所柄、自転車乗りたちのオアシスとなっているようです。コンビニでは汗で視界にノイズの入ったサングラス(日本語が変だけど意味は通じると思います)を洗うのがお約束です。一服していると恐らく同じルートでここまでやって来られたであろう、年配の自転車乗りお2人がやって来たのでしばし談笑。愛車は相棒感漂うTREKとリドレーでした。西宮の某Mサイクルのシールが貼ってあったので、もしかしたら西宮市民かも。「これから有馬まで行って、北鈴蘭台から六甲山登って西宮に帰るんです」と言ったら「すごいなぁ、なんちゅう脚やねん」と驚かれました。自信がないから「気力が残ってたら・・・あかんかったら三宮経由の2号線で帰ります」と言っておきました(笑)
なお大多田橋~船坂峠の711の間は道路沿いに自販機が1つもないので、真夏に走る際は注意された方が良いかと思います。
船坂から有馬までは極めて順調。そして有馬ではやっぱり金泉へ!ではなく、名物(ほんとかよ)の焼き餅を食べました。だって金泉、以前にhちゃんと行ったけど、あまり良い施設ではなかったよ。有馬だったら温泉マニアの間では有名な上大坊の風呂には入ってみたいですね。
あとはせっかくの有馬だから有馬サイダーも飲もうかと思ったけど、そんなに喉は渇いていなかったので、滞在時間5分(笑)で太閤橋から再スタート。有馬グランドホテル前のムカつく坂を登って、ひたすら有馬街道を西進。下り基調だから快適です。箕谷から南に折れ曲がるところから登りが始まりました。箕谷駅の近くの自販機でボトルに水分を詰めて登ります。グランドホテル坂もここの坂もそうですが、去年よりは楽に登れたのは嬉しかった。千里馬ジムの前で脚がビキビキに攣って泣きそうになって以来、教訓として塩を携行するようになったんだよなぁ。
そして、おそらくルート上にある最後のコンビニとなる小部峠交差点手前のセブンイレブンでメンチカツを食べました。旨かったなぁ。ダイエットをしていると、つくづく「カロリーの高いものは旨い、旨いものはカロリーが高い」と実感します。とりあえずボトルを満タンにして、予備燃料としてヘルシア緑茶だか黒烏龍茶だかの小さいペットボトルを背中のポケットに入れ再スタート。
さてさて、ここからが本日のメインクライム。小部峠交差点を左折(東進)して西六甲ルートがスタート。初めて走るコースのワクワク感1/3、登り切れるかの不安感1/3、そして走る前からウンザリ感1/3。坂嫌いの思考回路ってのはそんなもんです。六甲山を登るルートの中では比較的楽なんだそうですが、俺には苦痛でしかないです(笑)
【参考】六甲山ヒルクライムルート
北鈴蘭台から登る西六甲、逆瀬川から登る東六甲、有馬から登る裏六甲、六甲道の市街地から登って西六甲に合流する表六甲と、大きく分けて4つのルートがあるそうです。キツさに関しては、東六甲>表六甲>(超えられない壁)>裏六甲>>西六甲、らしい。俺が最弱の西六甲を選択したのは当然の成り行きでありますw
一応初めてのコースなんで一気に登り切るとかそういうアスリート魂全開なことはしませんでしたが、とりあえず1回だけ休憩を挟みつつ、スプロケは24Tまでしか使いませんでした。意外となんとかなるもんよ。しかしオルゴール博物館の坂で心折れ、この日初めての27T解禁。ちょっとした下りから急坂に転じると脚が付いていかないんだよね。そして身体の疲労は休憩である程度回復するけど、脚への蓄積はなかなか抜けない。オルゴール博物館の坂も、これが序盤戦ならなんなく登れたんだろうと思います。しかし距離は短いけどあそこから六甲山カンツリーハウスまでの区間は勾配がキツイ。前方にはあからさまなヘアピンの登りが見えるから視覚的にもキツイ。
仕方なしに、なんたら健康保険組合保養所だかの前で2回目の休憩。画像じゃ伝わりにくいだろうけど、道路脇の柵まで変な角度なんですわ。
グーグルマップのストリートビューから
リスタートしてえっちらおっちら進んでいるうちに、山歩きの人たちや観光客がどんどん増えてきた。こうなるとこっちもあまりチンタラ走るとかっこ悪い。あと何キロあるのかよくわからんなりに走っていると(だって標識の距離とか適当なんだもの)、あまりにも普通に一軒茶屋に到着。イメージ的には数百メートルほど先に建物が見えて、「あとちょっとや、もう少しや、頑張れ俺!」みたいなゴールを想像していたのですが、カーブを曲がったらいきなり現れた(笑)。あっけなかったなぁ。でもいいや。とりあえずたどり着いたんだから。
一軒茶屋の看板
一軒茶屋から下界を望む(写り悪いですが)
ここは標高880m。車道としては六甲山最高地点のはず。小部峠からの標高差530mは流石に達成感があります。六甲山に登ったからって、俺は決してヒルクライムに目覚めたわけじゃないですが、ただ、一応六甲山を登ったという経験は今後の自信になる。例えば今度また岡山までロングライドする際も、県境の峠を登る時に「オルゴール坂のきつさに比べたら」「蓬莱峡のしんどさに比べたら」とか思えるだろう。以前フロント三段のクロスでバテバテで一周した淡路島もなんとか押さずに登れるんじゃないかとか。良くわからないけど。
そういや、ロードとクロス、坂の多い淡路島だとどっちが楽なんだろうか。平地や緩い登りだけなら完全にロードなんだけど、あの淡路の坂レベルとなるとどうなんだろうか。
クロス タイヤ32C/最低ギア比1.00/ペダル込み重量11kg
ロード タイヤ23C/最低ギア比1.26/ペダル込み重量7.6kg
ホイールやタイヤ、全体の重量がモノを言うのか、それともフロントトリプルの存在はやはりでかいのか。どうなんだろうね。でも坂もひっくるめて、どっちかで走れと言われたら、やっぱりロードを選択するのは間違いないでしょうね。
おおいに脱線した。閑話休題。
一軒茶屋から六甲山頂上までは標高にして50m。さすがに山登りの客で賑わってました。外国人客もそこそこいた。自転車乗りもいた。まさに六甲山に集いし者たちのたまり場もとい憩いの場ですね。そりゃ自販機のジュースも高くなるっちゅうねん(笑)。気温は思っていたより涼しくなかったけど、運動して身体が熱かったのと、あとは徐々に登ってきたので気温の低下に順応していたからでしょう。下界とは明らかに違っていたはず。
そういや某ブログで「きつねうどんのクオリティに愕然とした」と書いてあったから、どんなマズいものか食ってみたかったけど、店内は人でいっぱい。じゃあ甘酒でも・・・と思ったけど、しかし今日は補給食をたくさん持ってきていたのでそれを消費しようと、おとなしくスニッカーズを食べました。体温で変形して食いにくかった。ゴミ捨ててトイレ済ませて一服し、滞在時間10分で出発。
ちなみに、この一軒茶屋から逆瀬川駅まで下るルート、これがいわゆる前述の東六甲ルート。ルートラボの標高グラフを見て頂けるとわかりますが、登ってきた西六甲ルートとは勾配が全然違う。つまり、これを下るのではなくて登る「東六甲ヒルクライム」というのが最強らしい。
で、実際に逆瀬川までダウンヒルしたわけですが・・・これがノンストップかと思いきや、下り勾配がきつい(※)のと見通しの悪いのとでリアブレーキかけまくりのダウンヒルとなり、途中でリム冷却のために休憩。熱でタイヤがパンパンになりバーストの危険があったのです。あんな下りでバーストしたら、落車して後続車に轢かれて高確率で死ぬ(笑)
※逆に言うと登りがとんでもなくしんどいということ。あんな坂は死んでも登りたくない。というか登ったら死ぬ。タバコやめて今より肺が少しだけきれいになった状態でも多分キツイ(笑)。坂バカたちに乾杯!
なによりも怖かったのが段差舗装。日本の山道の例に漏れず、減速を促す段差舗装が各所にあるんですが、そこを「後輪ブレーキかけつつ時速45km(※)」で走るとチェーンホイルとかフロントディレイラーとか分解するんじゃないかというほどの振動に襲われます。もっとも、そんな自転車の後ろを走る自動車のドライバーはもっと怖いだろうな。
※ストレート部分はしっかりブレーキかけてもそんなスピードになりました。コーナーに突っ込むまでに減速させないといけないんだけど、これがなかなか速度が落ちない。あまり前輪をブレーキかけすぎるとジャックナイフになりそうだし。うん、なんだかいろいろとスキルのなさを痛感しました。この日の最高速度は時速61.4kmだったのですが、多分有馬街道の下りで出したんだと思う。東六甲では時速40kmでも相当怖かったもの。
俺、ロードのコンポは105しか使ったことないけど、廉価ロードに標準装備されているテクトロのブレーキとかなら怖くて下れないと思う。こういうとき、ブレーキだけはデュラにしたいとつくづく思う。10速の105のSTIで最新のデュラのブレーキって使えるんだろうか。でもデュラと105のミックスコンポってなんだかかっこ悪いよな。どうせなら全部・・・と言いたいところだけど、20万くらいするからなぁ、デュラのフルセットは(笑)。今、BBとチェーンだけデュラです。俺のようなホビーライダーは105で充分、アルテグラは見栄の部分、デュラはオーバースペックというのはわかるんですが、105からわざわざアルテに換える必要ってあるんかいなと思うし、どうせ換えるならフルセットで500gは軽くなるデュラの方がいいなぁ。難点として各パーツが高いので、一度デュラにするともしもの時の出費が高くなることですかね(つまり維持費が高いバイクになる)。
そういやこないだ、NHKの「チャリダー」という番組で、うじきつよしさんとお笑い芸人のオカリナさん(女性)が那須高原ロングライドかなにかに挑戦していた。うじきさんはロードバイクだったけど、オカリナさんはなんとママチャリ(内装三段変速)で参加。これで10%を超える登りをヒルクライムしていた。さすがに死にそうになっていたけど、素直にすげー。そして登りがあれば下りあり、ここで衝撃の映像が。ママチャリをフルブレーキで下っていたもんだから、後輪のドラムから煙が(笑)。いや、笑いごとやないですけど。他の参加者がボトルの水をぶっかけていましたけど、あれはなんやろ、ブレーキバンドかなにかが焼けたんだろうな。とりあえずこの番組、全く役に立たないインパルス・堤下よりも、こういう人にこそロード乗らせなさいよと思う。
以上、話が脱線してそれが非常に長いというのも、当ブログの特徴であります。
話を戻すと、甲山に入ってからは勾配も緩くなりきついカーブも減りました。甲寿橋から西宮カントリー倶楽部を右手に下り、宝塚西高校南のカーブを超えると1.5km続く一直線の下り。見通しもよくこれがとても気持ちいい。「この長い長い下り坂を~」(※)という歌が浮かんでくるけど、ここはブレーキをまったく握りしめずにぐんぐん下って行くパターン。傾斜はマイナス5%程度、どこまでもスピードが出るかと思いきや、とある瞬間から一気にエアブレーキがかかり(=空気抵抗が強烈になり)、自由落下では時速50kmを越えなかった。ほんと、いきなり「ゴワァァァッ!!!」と空気の壁が出現して加速が止まるのを体感するんです。あれは面白かった。
※ゆずの「夏色」。二人乗りは道路交通法違反などと野暮なことは言わない。一説によると歌詞の中に出てくる坂は全長300mほどしかないそうな。こっちは1,500m。しかし勾配はあちらの方がきついようで、そんな坂を二人乗りのママチャリで下ったらろくにブレーキは効かないわふらつくわで怖いと思うんです(笑)
逆瀬川駅まで降りたら、あとは中津浜線を下って帰宅。いやはや、なかなかハードなライドでありました。今度は平坦基調のロングライドがいいなw
帰宅してヘルメットやグローブを洗い、少しゆっくりしてから靴だけ履き替えて今度はクロスで双葉温泉に。クロスに乗っててふと思ったんだけど、レーパンに短い靴下とスニーカー、そして剃りあげたふくらはぎの組み合わせって、なんか見た目が妙にホモくさいな(笑)
そして途中で鍵を持ってくるのを忘れたことに気付き、引き返そうかと思ったけど面倒臭いので、通りすがりのサイクルベースあさひにてダブルループが作れるワイヤーロックを購入。今持ってる鍵はワイヤーがカール状の小型のものと、ダブルループが作れる大型のもの。前者はワイヤー径が2mmくらいで携行は楽だけどあくまでも気休め。後者はワイヤー径が5mmくらいあって安心感はあるけど結構かさばるんだよね。一長一短だから、かねがね「ダブルループが作れて、かつかさばらないタイプ」が欲しかった。というわけで、CROPSのSPD07 Q4をチョイス。
双葉温泉では1時間半ほどゆっくりして帰り道にフレンテで買い物を済ませ、帰宅してからはクリーニングを取りに行ったり。どういうわけか発熱して37.5度ほどの微熱が。その時は理由がわからなかったんだけど、後日納得。双葉温泉の手前の札場筋と山手幹線の交差点で珍しく横断歩道を通ったのですが、前から来ていたよそ見のママチャリとぶつかりそうになったんですね。こっちがハンドル左に切ったら向こうも右に切って、だから急ブレーキをかけたんですよ。まあ信号変わってのゼロスタートだったのでスピードは出ていませんでしたけど。そしたら軽くジャックナイフになって、左のバーエンドで股間を強打したんです。股間といっても竿や玉を直撃ではなく、竿の付け根から玉袋の一部って感じなんですが。その時は「痛いなぁ」程度で、そのあとも特段痛みはなかったんですが(押さえたら少し痛いくらい)、翌日には内出血でドス黒くなっていました。多分これで熱が出たんだろう。
最後に。月曜日の朝、目覚めると異様に疲れてました。身体はやっぱり正直なんだな(笑)
【余談1】
今回迷ったのが装備。最近はサドルバッグをつけずにツール缶を利用して、ボトルは1本というのが基本スタイル。理由は2つあり、まず登りでダンシングするときにサドル周りは軽い方が良いからです。あとは単純に、サドルバッグというものをつけるとたいていの自転車はかっこ悪くなるからです。特に銀鯱のようにシートポストがエアロ形状のものは何もつけない方が絶対に見栄えはいい。
今回は登りばっかりでしんどいだろうし、初見の道だから自販機の場所も知らないし、ボトル2本にしようか散々迷ったんですが、結局ボトル1本+ツール缶(チューブ、タイヤレバー、ハンディーツール、キー、アームカバー)+背中のポケット(スマホ、タバコ、灰皿、補給食)というスタイルに。チューブやハンディツールまで背中に入れるのは好きじゃないんですよ。ヒップバッグも嫌だし。結論から言うと気温も高くなく、西六甲は山道でほとんど日陰だったのでボトルは1本で充分でした。
【余談2】
帰路にて、西宮中央市民病院前の中津浜線あたりから、チェーンホイルとスプロケから微妙な異音が。購入後の走行距離がようやく2,000km近くになったので(全然乗ってないなw)、良い機会だから後日ショップに点検に出しました。
なんで応援に行く気にならなかったかというと、監督の采配がどうせ面白くないであろうことと、近畿ブロック予選自体は恐らく近畿総合レベルだということと、日帰りってのが嫌だったからです。前泊で白浜で温泉・・・とかなら前向きに考えたのですが、まあそんな程度なら行っても怒られるわな(苦笑)
なんかね、尾崎監督続投と決まってから、マーヴェについては一気に滅入ってましてね。いかんなぁとは思いながらも。。。
というわけで、金曜日の職場の飲み会で摂取した余剰カロリーを消費しようと、自転車で大嫌いな山登りに行ってきました。いわゆるヒルクライムというやつです。裏六甲ルートで有馬温泉に行って、西六甲ルートで六甲山を登って逆瀬川に降りてくるコースです。
<全行程> ※クリックするとルートラボに飛びます
カロリーを消費するだけなら、土日使って岡山~高松でも良かったのですが、土曜日の午前中は歯医者の定期検診だったのです。白浜前泊ならキャンセルしようと思ったけど、おとなしく予定通りに。歯科衛生士のKIS先生が本当に素晴らしくてね。ああいう誰からも好かれるような性格の女性は話しているだけで気持ち良くなりますが、そんな素敵な方に歯をクリーニングして気持ち良くしてもらうんだからありがたいことです。
さて本題。日曜日は早起きして・・・ではなく適当に起きてチェーン洗浄と注油を済ませ、亜鉛とマルチビタミンとマルチミネラルを飲んで、瓦木のマクドナルドで朝マックを食ってから出発。中津浜線を北上して仁川競馬場前を通り、宝塚市役所経由で国道176号線ヘ。のはずが、仁川で曲り道を間違え、適当に走っていたら再び中津浜線に復帰したので、そのまま小林(おばやし)まで走りました。非常に無駄な回り道でした。
小林から東に入り、宝塚市役所の北を通って小浜交差点から176号線へ。5km弱走ると渋滞ポイントとして有名な大多田橋(おたたばし)の三叉路に。ここを左折するとすぐに登りが始まりますが、ひとまず最初の橋のところで小便&一服。今のご時世、立ちションってのもよろしくないなぁと思いつつ、だってこんなところにトイレなんてあるわけないじゃない。ダムが決壊する前に放水でございます。軽量化を済ませ、いよいよ憂鬱なヒルクライムの始まり。今日はマゾになる日です。
しかしまあ、覚悟を決めて登り始めたものの、全然面白くない。ちょっとくらいは下らせろ(笑)。蓬莱峡(ほうらいきょう)をチラっと横目に見るも、景色を楽しむ余裕などありゃしない。だけどヘアピンカーブが続く七曲もスプロケの27Tは温存して24Tで登れたんだから、これはダイエット効果(10kg減)とさすがデュラC24は軽いぜ!ってことでしょうか。体重78kg&R500で登ったら多分どこかで気絶してガードレール乗り越え谷底に転落してる・・・って気絶するほど根詰めるタイプじゃないですが(笑)
【参考】蓬莱峡(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%93%AC%E8%8E%B1%E5%B3%A1
というわけでハァハァと息は乱れつつも、厄介な長い直線の登りもないためノンストップで登ってきたわけですが、船坂に入ってしばらくすると目の前に激坂が待ち構えていました。大げさな、と言われそうですが、俺にはそう見えたんです。「ハ?」と思わず笑っちゃってついでに鼻水が出た。というわけで、船坂公会堂前でハートブレイクレスト(心折れて休憩)。止まったとたんに汗がポタタタタ・・・としたたり落ちる。というか、えづいてホンマに吐きそうになりました。喫煙者にきつい運動させたらアカンわな。
吐き気を乗り越え(笑)、一服してまた登り始めたら、意外なほど簡単に坂クリア。休憩って素晴らしい。というか登りきったところにある船坂交差点のセブンイレブンまで250mしかなかったのか。知ってたら気合で登っていたかもなぁ。なんだよそれ、だったら最初から登っとけよなぁ。
というわけで、さっき休憩したばかりなのにコンビニ休憩。ここは場所柄、自転車乗りたちのオアシスとなっているようです。コンビニでは汗で視界にノイズの入ったサングラス(日本語が変だけど意味は通じると思います)を洗うのがお約束です。一服していると恐らく同じルートでここまでやって来られたであろう、年配の自転車乗りお2人がやって来たのでしばし談笑。愛車は相棒感漂うTREKとリドレーでした。西宮の某Mサイクルのシールが貼ってあったので、もしかしたら西宮市民かも。「これから有馬まで行って、北鈴蘭台から六甲山登って西宮に帰るんです」と言ったら「すごいなぁ、なんちゅう脚やねん」と驚かれました。自信がないから「気力が残ってたら・・・あかんかったら三宮経由の2号線で帰ります」と言っておきました(笑)
なお大多田橋~船坂峠の711の間は道路沿いに自販機が1つもないので、真夏に走る際は注意された方が良いかと思います。
船坂から有馬までは極めて順調。そして有馬ではやっぱり金泉へ!ではなく、名物(ほんとかよ)の焼き餅を食べました。だって金泉、以前にhちゃんと行ったけど、あまり良い施設ではなかったよ。有馬だったら温泉マニアの間では有名な上大坊の風呂には入ってみたいですね。
あとはせっかくの有馬だから有馬サイダーも飲もうかと思ったけど、そんなに喉は渇いていなかったので、滞在時間5分(笑)で太閤橋から再スタート。有馬グランドホテル前のムカつく坂を登って、ひたすら有馬街道を西進。下り基調だから快適です。箕谷から南に折れ曲がるところから登りが始まりました。箕谷駅の近くの自販機でボトルに水分を詰めて登ります。グランドホテル坂もここの坂もそうですが、去年よりは楽に登れたのは嬉しかった。千里馬ジムの前で脚がビキビキに攣って泣きそうになって以来、教訓として塩を携行するようになったんだよなぁ。
そして、おそらくルート上にある最後のコンビニとなる小部峠交差点手前のセブンイレブンでメンチカツを食べました。旨かったなぁ。ダイエットをしていると、つくづく「カロリーの高いものは旨い、旨いものはカロリーが高い」と実感します。とりあえずボトルを満タンにして、予備燃料としてヘルシア緑茶だか黒烏龍茶だかの小さいペットボトルを背中のポケットに入れ再スタート。
さてさて、ここからが本日のメインクライム。小部峠交差点を左折(東進)して西六甲ルートがスタート。初めて走るコースのワクワク感1/3、登り切れるかの不安感1/3、そして走る前からウンザリ感1/3。坂嫌いの思考回路ってのはそんなもんです。六甲山を登るルートの中では比較的楽なんだそうですが、俺には苦痛でしかないです(笑)
【参考】六甲山ヒルクライムルート
北鈴蘭台から登る西六甲、逆瀬川から登る東六甲、有馬から登る裏六甲、六甲道の市街地から登って西六甲に合流する表六甲と、大きく分けて4つのルートがあるそうです。キツさに関しては、東六甲>表六甲>(超えられない壁)>裏六甲>>西六甲、らしい。俺が最弱の西六甲を選択したのは当然の成り行きでありますw
一応初めてのコースなんで一気に登り切るとかそういうアスリート魂全開なことはしませんでしたが、とりあえず1回だけ休憩を挟みつつ、スプロケは24Tまでしか使いませんでした。意外となんとかなるもんよ。しかしオルゴール博物館の坂で心折れ、この日初めての27T解禁。ちょっとした下りから急坂に転じると脚が付いていかないんだよね。そして身体の疲労は休憩である程度回復するけど、脚への蓄積はなかなか抜けない。オルゴール博物館の坂も、これが序盤戦ならなんなく登れたんだろうと思います。しかし距離は短いけどあそこから六甲山カンツリーハウスまでの区間は勾配がキツイ。前方にはあからさまなヘアピンの登りが見えるから視覚的にもキツイ。
仕方なしに、なんたら健康保険組合保養所だかの前で2回目の休憩。画像じゃ伝わりにくいだろうけど、道路脇の柵まで変な角度なんですわ。
グーグルマップのストリートビューから
リスタートしてえっちらおっちら進んでいるうちに、山歩きの人たちや観光客がどんどん増えてきた。こうなるとこっちもあまりチンタラ走るとかっこ悪い。あと何キロあるのかよくわからんなりに走っていると(だって標識の距離とか適当なんだもの)、あまりにも普通に一軒茶屋に到着。イメージ的には数百メートルほど先に建物が見えて、「あとちょっとや、もう少しや、頑張れ俺!」みたいなゴールを想像していたのですが、カーブを曲がったらいきなり現れた(笑)。あっけなかったなぁ。でもいいや。とりあえずたどり着いたんだから。
一軒茶屋の看板
一軒茶屋から下界を望む(写り悪いですが)
ここは標高880m。車道としては六甲山最高地点のはず。小部峠からの標高差530mは流石に達成感があります。六甲山に登ったからって、俺は決してヒルクライムに目覚めたわけじゃないですが、ただ、一応六甲山を登ったという経験は今後の自信になる。例えば今度また岡山までロングライドする際も、県境の峠を登る時に「オルゴール坂のきつさに比べたら」「蓬莱峡のしんどさに比べたら」とか思えるだろう。以前フロント三段のクロスでバテバテで一周した淡路島もなんとか押さずに登れるんじゃないかとか。良くわからないけど。
そういや、ロードとクロス、坂の多い淡路島だとどっちが楽なんだろうか。平地や緩い登りだけなら完全にロードなんだけど、あの淡路の坂レベルとなるとどうなんだろうか。
クロス タイヤ32C/最低ギア比1.00/ペダル込み重量11kg
ロード タイヤ23C/最低ギア比1.26/ペダル込み重量7.6kg
ホイールやタイヤ、全体の重量がモノを言うのか、それともフロントトリプルの存在はやはりでかいのか。どうなんだろうね。でも坂もひっくるめて、どっちかで走れと言われたら、やっぱりロードを選択するのは間違いないでしょうね。
おおいに脱線した。閑話休題。
一軒茶屋から六甲山頂上までは標高にして50m。さすがに山登りの客で賑わってました。外国人客もそこそこいた。自転車乗りもいた。まさに六甲山に集いし者たちのたまり場もとい憩いの場ですね。そりゃ自販機のジュースも高くなるっちゅうねん(笑)。気温は思っていたより涼しくなかったけど、運動して身体が熱かったのと、あとは徐々に登ってきたので気温の低下に順応していたからでしょう。下界とは明らかに違っていたはず。
そういや某ブログで「きつねうどんのクオリティに愕然とした」と書いてあったから、どんなマズいものか食ってみたかったけど、店内は人でいっぱい。じゃあ甘酒でも・・・と思ったけど、しかし今日は補給食をたくさん持ってきていたのでそれを消費しようと、おとなしくスニッカーズを食べました。体温で変形して食いにくかった。ゴミ捨ててトイレ済ませて一服し、滞在時間10分で出発。
ちなみに、この一軒茶屋から逆瀬川駅まで下るルート、これがいわゆる前述の東六甲ルート。ルートラボの標高グラフを見て頂けるとわかりますが、登ってきた西六甲ルートとは勾配が全然違う。つまり、これを下るのではなくて登る「東六甲ヒルクライム」というのが最強らしい。
で、実際に逆瀬川までダウンヒルしたわけですが・・・これがノンストップかと思いきや、下り勾配がきつい(※)のと見通しの悪いのとでリアブレーキかけまくりのダウンヒルとなり、途中でリム冷却のために休憩。熱でタイヤがパンパンになりバーストの危険があったのです。あんな下りでバーストしたら、落車して後続車に轢かれて高確率で死ぬ(笑)
※逆に言うと登りがとんでもなくしんどいということ。あんな坂は死んでも登りたくない。というか登ったら死ぬ。タバコやめて今より肺が少しだけきれいになった状態でも多分キツイ(笑)。坂バカたちに乾杯!
なによりも怖かったのが段差舗装。日本の山道の例に漏れず、減速を促す段差舗装が各所にあるんですが、そこを「後輪ブレーキかけつつ時速45km(※)」で走るとチェーンホイルとかフロントディレイラーとか分解するんじゃないかというほどの振動に襲われます。もっとも、そんな自転車の後ろを走る自動車のドライバーはもっと怖いだろうな。
※ストレート部分はしっかりブレーキかけてもそんなスピードになりました。コーナーに突っ込むまでに減速させないといけないんだけど、これがなかなか速度が落ちない。あまり前輪をブレーキかけすぎるとジャックナイフになりそうだし。うん、なんだかいろいろとスキルのなさを痛感しました。この日の最高速度は時速61.4kmだったのですが、多分有馬街道の下りで出したんだと思う。東六甲では時速40kmでも相当怖かったもの。
俺、ロードのコンポは105しか使ったことないけど、廉価ロードに標準装備されているテクトロのブレーキとかなら怖くて下れないと思う。こういうとき、ブレーキだけはデュラにしたいとつくづく思う。10速の105のSTIで最新のデュラのブレーキって使えるんだろうか。でもデュラと105のミックスコンポってなんだかかっこ悪いよな。どうせなら全部・・・と言いたいところだけど、20万くらいするからなぁ、デュラのフルセットは(笑)。今、BBとチェーンだけデュラです。俺のようなホビーライダーは105で充分、アルテグラは見栄の部分、デュラはオーバースペックというのはわかるんですが、105からわざわざアルテに換える必要ってあるんかいなと思うし、どうせ換えるならフルセットで500gは軽くなるデュラの方がいいなぁ。難点として各パーツが高いので、一度デュラにするともしもの時の出費が高くなることですかね(つまり維持費が高いバイクになる)。
そういやこないだ、NHKの「チャリダー」という番組で、うじきつよしさんとお笑い芸人のオカリナさん(女性)が那須高原ロングライドかなにかに挑戦していた。うじきさんはロードバイクだったけど、オカリナさんはなんとママチャリ(内装三段変速)で参加。これで10%を超える登りをヒルクライムしていた。さすがに死にそうになっていたけど、素直にすげー。そして登りがあれば下りあり、ここで衝撃の映像が。ママチャリをフルブレーキで下っていたもんだから、後輪のドラムから煙が(笑)。いや、笑いごとやないですけど。他の参加者がボトルの水をぶっかけていましたけど、あれはなんやろ、ブレーキバンドかなにかが焼けたんだろうな。とりあえずこの番組、全く役に立たないインパルス・堤下よりも、こういう人にこそロード乗らせなさいよと思う。
以上、話が脱線してそれが非常に長いというのも、当ブログの特徴であります。
話を戻すと、甲山に入ってからは勾配も緩くなりきついカーブも減りました。甲寿橋から西宮カントリー倶楽部を右手に下り、宝塚西高校南のカーブを超えると1.5km続く一直線の下り。見通しもよくこれがとても気持ちいい。「この長い長い下り坂を~」(※)という歌が浮かんでくるけど、ここはブレーキをまったく握りしめずにぐんぐん下って行くパターン。傾斜はマイナス5%程度、どこまでもスピードが出るかと思いきや、とある瞬間から一気にエアブレーキがかかり(=空気抵抗が強烈になり)、自由落下では時速50kmを越えなかった。ほんと、いきなり「ゴワァァァッ!!!」と空気の壁が出現して加速が止まるのを体感するんです。あれは面白かった。
※ゆずの「夏色」。二人乗りは道路交通法違反などと野暮なことは言わない。一説によると歌詞の中に出てくる坂は全長300mほどしかないそうな。こっちは1,500m。しかし勾配はあちらの方がきついようで、そんな坂を二人乗りのママチャリで下ったらろくにブレーキは効かないわふらつくわで怖いと思うんです(笑)
逆瀬川駅まで降りたら、あとは中津浜線を下って帰宅。いやはや、なかなかハードなライドでありました。今度は平坦基調のロングライドがいいなw
帰宅してヘルメットやグローブを洗い、少しゆっくりしてから靴だけ履き替えて今度はクロスで双葉温泉に。クロスに乗っててふと思ったんだけど、レーパンに短い靴下とスニーカー、そして剃りあげたふくらはぎの組み合わせって、なんか見た目が妙にホモくさいな(笑)
そして途中で鍵を持ってくるのを忘れたことに気付き、引き返そうかと思ったけど面倒臭いので、通りすがりのサイクルベースあさひにてダブルループが作れるワイヤーロックを購入。今持ってる鍵はワイヤーがカール状の小型のものと、ダブルループが作れる大型のもの。前者はワイヤー径が2mmくらいで携行は楽だけどあくまでも気休め。後者はワイヤー径が5mmくらいあって安心感はあるけど結構かさばるんだよね。一長一短だから、かねがね「ダブルループが作れて、かつかさばらないタイプ」が欲しかった。というわけで、CROPSのSPD07 Q4をチョイス。
双葉温泉では1時間半ほどゆっくりして帰り道にフレンテで買い物を済ませ、帰宅してからはクリーニングを取りに行ったり。どういうわけか発熱して37.5度ほどの微熱が。その時は理由がわからなかったんだけど、後日納得。双葉温泉の手前の札場筋と山手幹線の交差点で珍しく横断歩道を通ったのですが、前から来ていたよそ見のママチャリとぶつかりそうになったんですね。こっちがハンドル左に切ったら向こうも右に切って、だから急ブレーキをかけたんですよ。まあ信号変わってのゼロスタートだったのでスピードは出ていませんでしたけど。そしたら軽くジャックナイフになって、左のバーエンドで股間を強打したんです。股間といっても竿や玉を直撃ではなく、竿の付け根から玉袋の一部って感じなんですが。その時は「痛いなぁ」程度で、そのあとも特段痛みはなかったんですが(押さえたら少し痛いくらい)、翌日には内出血でドス黒くなっていました。多分これで熱が出たんだろう。
最後に。月曜日の朝、目覚めると異様に疲れてました。身体はやっぱり正直なんだな(笑)
【余談1】
今回迷ったのが装備。最近はサドルバッグをつけずにツール缶を利用して、ボトルは1本というのが基本スタイル。理由は2つあり、まず登りでダンシングするときにサドル周りは軽い方が良いからです。あとは単純に、サドルバッグというものをつけるとたいていの自転車はかっこ悪くなるからです。特に銀鯱のようにシートポストがエアロ形状のものは何もつけない方が絶対に見栄えはいい。
今回は登りばっかりでしんどいだろうし、初見の道だから自販機の場所も知らないし、ボトル2本にしようか散々迷ったんですが、結局ボトル1本+ツール缶(チューブ、タイヤレバー、ハンディーツール、キー、アームカバー)+背中のポケット(スマホ、タバコ、灰皿、補給食)というスタイルに。チューブやハンディツールまで背中に入れるのは好きじゃないんですよ。ヒップバッグも嫌だし。結論から言うと気温も高くなく、西六甲は山道でほとんど日陰だったのでボトルは1本で充分でした。
【余談2】
帰路にて、西宮中央市民病院前の中津浜線あたりから、チェーンホイルとスプロケから微妙な異音が。購入後の走行距離がようやく2,000km近くになったので(全然乗ってないなw)、良い機会だから後日ショップに点検に出しました。