2018/8/31(金)
日本百名山の甲斐駒ヶ岳に登ってきました。
当日まで天気の状態が不安だったので山梨の鳳凰三山と迷っていましたが、双葉SAまで来て決めました。
折角ここまで来たのだから多少の雨だったら、以前から登ってみたかった甲斐駒ヶ岳に登ろう
4:30に仙流荘の登山者用駐車場に到着。辺りはまだ暗いし、北沢峠までのバスは6:05出発なのでしばし就寝
5:00ちょい過ぎ もしかしたら最高の天気になる?
バス乗り場。 始発に乗りましたが平日でも30人程の登山者。 満員状態で出発
仙流荘~北沢峠は約50分。 標高は一気に2000mになります。
7:00に登山スタート。 甲斐駒ヶ岳も仙丈ケ岳もスタート地点は一緒。
登り始めは緩い。
写真に写ってしまっている先行のお姉さんですが、終始自分と同等のスピードで登っていたので相当山慣れしているのでしょう。
たま~に見える景色がどんより、天気予報は意外と当たりますね。
約1時間で双児山に到着。 眺望は全く無い
双児山方面から仙流荘方面。 写真の上半分が全部 雲
双児山から駒津峰を目指します。 ガラ場が地味に足に来る
駒津峰に到着。 標高2740m
駒津峰からの甲斐駒ヶ岳って本当は絶景なんですけどね・・・
手前の岩場を渡って先に進みます。
まあまあの高度感
ここからは岩しかない・・・
六万石といわれる巨石群
直登か・・・ まき道か・・・ どちらか選択
もちろん直登
だいたいオレンジ色のラインが直登ルート
同じ景色でも、頂上付近がガスると余計遠く感じてしまう。
直登してきた尾根(まき道にすればよかったかも・・・)
この荒々しい山肌が甲斐駒ヶ岳を白く美しい山に見せるのでしょう
あと少しで頂上か? それにしても岩だらけ
頂上に到着。標高2967m ここまで約3時間でした。 眺望は・・・悲しすぎる
40分程粘って雲が晴れるのを待ちましたが、寒さに耐えられないので残念ながら退散します
名残惜しいので頂上付近を振り返る
下りは先ほど直登を選択したもう一つの選択肢だったまき道を使って下ります。 道がザレているので滑ります。
帰りのバスの時間があるので摩利支天はまた次回。
甲斐駒ヶ岳は花崗岩が多いので白く輝いて見えます。
花崗岩が風化して砕けるとこういった状態のザレ場になってしまう。 これがまたよく滑る
登りで直登した尾根が断面図的に見えます。 そして今立っているのがまき道
六万石も少し離れた方がその大きさが際立ちますね。
大分雲がなくなって鋸岳もよく見える
駒津峰まで戻ってきたらようやく綺麗な甲斐駒ヶ岳が見えました
しかしすぐに雲に覆われてしまいました 右下に見えるのが摩利支天。
仙丈ケ岳もやはりガスが沸いてる
北陸方面からの低い雲。 これ以上天気は望めそうにないので本当に諦めます。
駒津峰からは登りとは違うルートで下ります。尾根道なので風が強い
仙水峠まで下ってきた。 すごい岩塊、編笠山みたい。
山には少し早めの秋がきているようです
ようやく道が緩くなってきた
丸太橋で川を渡る
長衛小屋。 まだ新しくてきれいな山荘
最後の最後にゆる~い登り道がきつい
13:35にスタート地点に戻ってきました。 全行程6時間半なのにくたくた。
このあとバスに揺られて車を置いてある仙流荘まで戻りました。
今回はバスの乗車時間から山梨側からではなく、長野県側からアプローチしました。
天気にはあまり恵まれませんでしたが、下りのバスが発車するときにはドシャ降り。
いいタイミングで下山出来たと思います。
一度登った山にはあまり登る気がないので、今度は反対側の仙丈ケ岳に登って、甲斐駒ヶ岳の雄姿を目にしたいと思います。
今年最初の山にしては少しハードでした。 でも楽しい