「読まなかったことにしてくれ!!」

タイダイ染め,絞り染めで浮かび上がるマンダラ模様に今日も必死(-v-)

今回は是非読んでください。

2011-04-03 02:14:47 | Weblog
今日はZOOT16のLiveでした。
今回うちらDirtyはあまりにも深い音楽性が災いしてか対バンはできなかったため、客として挨拶がてら行ったのです。
そこで渡辺俊美兄さんのMCが、普段より僕が考えていた事と全く同じで、かつ巧みに言葉として完成されていたので、マジで感動しました。

福島県出身で件の原発を見ながら育った俊美兄さんならではの深い話でした。

僕らが子供の頃は、実際原発なんていらなかったのです。
エアコンもないし冬は石油ストーブ。携帯電話もなければパソコンもない。ビデオもなければDVDもない。個人的にはレコードプレイヤーさえあれば問題はなかったのです。

それがいつの間にか温度調節付きのエアコンやファンヒーター、便座が温かくなり、携帯やパソコンも手放せなくなった。

実は自分達でそれを選んできたのです。

沢山の電力を必要にしてきたのです。

郊外にショッピングセンターが出来て、駐車場があり屋根がありエアコンも効いてるから、皆がショッピングセンターに行ったのです。
大量に中国あたりで仕入れて安く売るから、皆そちらで買ったのです。

そしたら商店街が目茶苦茶になった。

シャッター通りになり、街はつまんね~ってなったのです。

あの商店街のオヤジさんとこで買うコロッケが美味いとか、あの店のお姉さんが素敵だから買いに行こうぜっとかが無くなっちゃったのです。

皆が選んできたのです。シャッター通りも原発も。

便利さや安さを選ぶ代わりに、棄ててきた誇りとか人情みたいな何か。

安易な原発反対とかそんなんじゃなくて、僕達は選ぶ事が出来るしまだ闘ってる一個人達がいます。

考えてみてほしい。


俊美兄さん、大体こんな感じの事を話してくれました。
ホントにこのblog読んでるんじゃ?と思うくらい同じ考えでビックリしました。

しかも正直言って泣いちゃったんだぜ。

孤立無援の花だとしても、うち一店舗だけになったとしても奴らに逆らってくつもりで生きてたから、エールを送られたような気がしてしまいました。


信じられないかもですが、目標はイオンをやっつける事です。
証拠としてイオンから出店の誘いが前にありましたが断りました(^人^)おとといきやがれぃっ!


そしていつか手作りのコロッケ屋の油の匂いや、その横に自転車屋があって無愛想なオヤジがいて、花屋があってカッコイイ服屋があったかと思えば、謎のカレー屋があったりするような商店街にフールズゴールドやムーンバザールがあったらいいなぁ。

ホントにいいなぁ。

決意を新たに強固に出来ました。俊美兄さんありがとう!カッコイイっす!