「読まなかったことにしてくれ!!」

タイダイ染め,絞り染めで浮かび上がるマンダラ模様に今日も必死(-v-)

旅のお供に

2011-06-08 21:39:10 | Weblog
二十代に旅をするようになりまして。

若い時は、渇きを癒すためか人生から逃げるためか、自分にハッタリきかせるためか、とにかくとりつかれたように世界をさ迷ってたわけです。

どこかの誰かが何とかしてくれるのを期待していたような、後は腐っていくだけだから刹那的に今を消費しようとしていたような気もします。

とはいえ、出会いや繋がり的なものを排除しながら世界を歩いてたものですから、それは鉛筆の芯を過剰に鋭く細く削るように自分自身を削っていくような旅をしてました。

若かったから途方もなく真面目だったのですね。

ただそこまで削ったからこそ、触れる事が出来ることもあります。

ここで感動的な話を期待された方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうのは秘すればこそ華なのですよ。ふふ、タダで教えるわけにはいけませんなぁ。僕は既に汚れた立派な大人なのですよ。

で、その若い頃の旅といえばケルアックやシリトー、ギンズバーグから大好きな開高健氏まで活字を目が潰れるくらいまで読んでいたものでした。

で、それから随分たちまして今回の仕入れ旅のお供に選んだ一冊達。

「黄昏流星群」
「未亡人肛虐飼育」


マンガじゃん!てか熟年恋愛人生物語じゃん!あと二番目の間違いなくエロ小説じゃん!

ふふん。参ったか。SO WHAT?

予想通り腐りながら歳を重ねていってるわけですが、若い頃は一つ間違えてましたね。

今の方が楽しいですp(^^)q

血圧やγGPTの話をしながら愛を語る。酒を飲みながら世界をまわる。加齢臭もしないガキには人生と世界の深すぎる優しさはわからんのです。

これからは内臓の美しさで勝負です。

そしてはいつくばって外道でも卑怯でも必死に大切にしたい人達のために頑張ってんなら、、、、そういうのがハンサムでしょう!

あ、僕は美形ハンサムですがね。

今回も良い旅になりそうです。