











雪が降ってますね。
雪が積もってますね。
雪、嫌ですね。
雪が降って、こんなんお客さん絶対来るわけないって時でも、お店のテナント料は平時と全く変わらないので、普通に損なんですよね。
おまけに光熱費もバカになんないし、その割に税金は、いつも晴れてて平常に経済活動が出来てる地域と同じなんですよ。
納得いかないです。
なんていうか、大雪給付金とか積雪減税とか日照時間短過ぎ特別控除とかないと納得いかないですね。
全く田中角栄も新潟生まれなんだから、列島改造論にそこら辺も盛り込んどいて欲しかったところです。
なので雪、超嫌いです。
アイヘイトスノー!!
年々。歳を取るにつれて雪に対する憎悪が増していきますが、
これでもヤングの頃は2月になると渓流釣りが解禁になるので、まだまだ雪深い山へ突撃していました。
寒過ぎて魚の活性も低いので殆ど釣れないんですけど、雪の季節の中、部屋に閉じ込められた釣り師ってのは大変な酸素不足になっていますから、無理してでも山の中へ潜って行ってました。
そこで思い出したのですが、風倒木の存在です。
この場合は雪倒木と言うべきかもしれません。
読んで字の如く。
雪の重さや風で折れて倒れてしまった木の事です。
時折、渓の近くの森で見かけていました。
恐らくは古くなった木が、雪や風に耐えきれず、ついに力尽きてしまったのでしょう。
思いっきり大地に倒れて横になっていました。
これを外国ではナースログと言うらしいです。
看護婦の木。
倒れた木はそのままにしておくと、苔が茂り、そこに微生物やバクテリアが繁殖する。すると土に栄養が行き渡り、そこに小虫が集まってくる。その小虫を狙ってネズミやらの小動物がやってくる。その小動物を狙ってワシなんかの鳥もやってくる。森に生命が溢れて豊かになる。森が乾かないから河も豊かになる。そして魚も増える。
風倒木は倒れても、森を活かす、森を守る看護婦の役目を果たすって話です。
だから看護婦の木と呼ばれる。
全然無駄じゃあない。
カタチを変えても生命は全て繋がっている。
昔、開高健さんの著書でそう読みました。
おっと、今は看護師と呼ぶんでしたかね。
でも個人的にはこの場合はより優しく誇り高い響きな気がする看護婦の木の方が個人的に好みです。
生命が繋がるって話ですから、やはりより女性的なイメージです。
さて、我々人間と言えば、相変わらず罵り合ったり愛し合ったりと忙しいですが、何が言いたいかというと、どんな生き方しようと、どんだけ間違えようと、最後に堂々と倒れてやれ!って思ったので書き記してみました。
それがカッコ悪かろうと、一人ぼっちだろうと、惨めだろうと、やるだけやって、堂々と倒れてやれば、生命は巡って大きな森になり、綺麗な水になり、もっと大きな海になって、また沢山の生命になったりして、まあそれで良いんじゃないかと思うんです。
自然は初めから我々を祝福していて、決して無駄ではないと示してくれているんですから。
で、、
そんな話とは一切関係なく、雪はとにかく嫌いですけどね笑
早く春にならないかなぁ。
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