皆様お久しぶりです。
気が向くまで無理に動かないを実践してみたところ、これでは永遠に動かないと気がついたので、とりあえずブログでも久々に書いてみます。
あ、このタペストリーは最新作です。
海外仕入れ行ったり、なんやかんやでしばらく染めてなかったのですが、休んだ分アイデアやインスピレーションは豊富になってて良い感じです。
さて先日、ライブのMCで宇宙開闢からの話をしたところ、これは大変モテそうな反応を沢山いただいたので、更なるモテのためにここにしっかり書いてみようかと思います。
ビッグバンで宇宙は爆発的に広がっていったと習うじゃないですか。
つまりビッグバン以前は我々は一つだったわけです。
実際見たわけではないので知らないですけど、一応現在の学説ではそうなってるわけです。
僕も君もアイツも、そこら辺の木も石も神様も空気も溶岩も月も太陽も遠くで光ってるあの星も、見ることさえできない宇宙の果ての果ても、何もかもが一つだったわけです。たった一つの何かだったのです。
一つのままだったらきっとどこまでも静寂で平和だったでしょうね。
でも我々はバラバラに分かれたわけです。
少し話は逸れますが、我々の肉体を作ってるタンパク質の主成分は炭素です。
炭素というのは最初から宇宙にあったわけではなく、宇宙で光り輝く恒星の中でしか作られません。
恒星が最期を迎え爆発した時に宇宙に炭素がばら撒かれます。
その炭素が宇宙を漂ってやがてこの地球が出来た時に一緒に取り込まれて、いつしか我々の身体になったわけです。
我々は間違いなく光り輝く星の子供であるわけです。
ビッグバンから138億年かけて、星屑で体を作って、やがて歩き出し、考えて、言葉を作って。音楽を奏でて。
ようやく我々は好きな人に触れるように、温められるように、手を繋げるように、話せるように、伝えれるようになったわけです。
138億年かけて、途方もない時間をかけて、ようやく美しいものを見て美しいと思えるように、感じれるように、愛していると伝えれたり温めあえたりできるようになったわけです。
だからとても賑やかで、想像出来る豊穣以上に遥かに豊穣で、全ては奇跡で、孤独を感じることすら一つでは出来なかったことで、本当に凄いことだなって思うんですよね。
宇宙は、これがしたかったから一つから分かれたんじゃないかと考えると、結構我々は正しい存在なんじゃないでしょうか。
そして途上にあるゆえ、不完全であるから、まだまだ必死に笑ったり泣いたりしなきゃいけない。
ああ、君の好きな人は、もしかしたらどこかの恒星の内部で、君の隣にずっといた素粒子だったのかもしれないですね。
それならこれからもう138億年経っても、宇宙のどこかで何らかの形でまた一緒にいるんじゃないでしょうか。
その頃にはきっともっと良い世界になってると確信していますよ。
そういえばレゲエの界隈ではYOUという言葉は使わず”あなた"は”I&I”と言うそうです。アヤナイと読みます。
”私”ともう一人の”私”
これはとても理にかなってると思います。みんな元は一つだったんですから。
さて、どうもダラダラ長く書いてしまいましたが、
とりあえずこれをいつものようにタダで読んでしまい心が苦しいあなた”I&I"は
ぜひこちらから、この美しいタペストリーを買ってくれると嬉しいんですけど、どうですかね笑
https://tabisora-foolsgold.jp/?pid=181798697