ポニョちゃんとキナコちゃん 時々薔薇と猫

ワンコ大好きな母さんが 保護犬ポニョちゃん、キナコちゃんを迎え 彼女達との毎日を綴ります。猫や趣味の薔薇についても。

保護犬だったきなこちゃん ①

2016-09-07 09:20:38 | ワンコの日記
きなこちゃん ウチに来て一年経ちました。
記録の為に ちょっと書き記します。

ポニョちゃんを引き取り 一年経った 去年の夏
ポニョちゃんの更生に 成功し 余裕が出来て
調子に乗った母さんは また 保護犬を引き取りたいと 考えました。
もちろん キャパ オーバーかなぁとか 一瞬考えましたが。。。
それに 夫も またかなり反対しましたが。。。
結局 私の強い思いに負けて 旅行はペットホテルを利用して行くということで納得。
一匹も二匹も 同じだし、むしろその方が 遊んでくれて助かるかもと軽い気持ちでした。

ポニョちゃんが 先住犬のドロップちゃんと 全然お友達にならないというのも
原因の一つです。仲良く一緒に遊んでくれるものとばかり思っていましたが
ドロップちゃんは 猫さんがお友達兼ガールフレンドでした。
(二匹いる猫は 両方 去勢したオスです。)
ポニョちゃん、毎日退屈そうにしておりました。
同性の 同じような タイプの子、遊び相手になるような。。。と
ネットの 里親募集サイトをウォッチしていたら おやおや 可愛いぴったりの子が
姫路にいました。 姫路は 母さんの出身地播州の中心都市です。
なつかし〜。。。。そこは アニマルメリーランドという 動物保護NPO法人。
早速 問い合わせをして メールのやりとりし 双方合意の上 引き取りました。



今朝のきなこちゃん 笑顔が可愛いでしょう?



これは1年前の5月頃 アニマルメリーランドに保護されたばかりのきなこちゃん
捨てられて 放浪し 骨皮状態
それでも 性格のよさそうな優しいお顔をしていて
この子を太らせてあげたいと 思ったんです。



去年の夏 ウチに来たばかりの頃
痩せていて お尻の骨が浮いていました。
アニマルメリーランドさんに保護され 3ヶ月ケアしてもらっていましたが
まだまだ 栄養状態も悪く 尻尾とお尻の部分がきな粉色でした。
それで きなこちゃんになりました。ちなみに 今は 真っ白です。
白雪姫 きなこちゃんです。

きなこちゃんは 姫路の飾磨辺りを放浪していたのを 遺失物として
警察が一時保護したワンコです。
普通 警察から 自治体の保護センターへ行き
飼い主 引き取り手がなければ 殺処分です。
それが ダイレクトに 警察から NPOに 連れてこられました。
つまり 保護センターに行けば 大抵大型犬は 引き取り手がなく殺処分になるので
シェルターに 保護を求めてきたのでしょう。

里親募集サイトで 応募した時 母さんは 二番目で
一番目の人が お見合をして その結果待ちということで
もちろん 一番目の人で決まれば それはそれで きなこちゃん幸せになれるのですが
母さんは ポニョちゃんと同性で しかも 白で タイプが似ているので
この子と赤い糸が繋がればいいなぁと 心より 思ったものです。
母さんの思いが叶い 一番目の人とはお見合の結果 縁組不成立、
我が家へ来ることに なりました。縁があったということです。

お盆前の 一番暑い時に 代表の兼松さんと スタッフの方が わざわざ岡山まで
連れて来てくださいました。
お二人とも もう 犬の毛まみれで 日々の動物たちのケアが しのばれました。
兼松さんがその時おっしゃった言葉、今も忘れません。
動物好きの主婦同士で犬や猫の保護をやり始めて 気付いたら15年経っていた、
この仕事は 終わりがなく エンドレスだと。
片方で 里親さんが見つかっても もう片方で 犬を捨てる人がいる。
保護活動をしている人がいる一方で 商業ベースで 子犬を生産し
幼齢で店に出す業者がいる。
簡単に買って簡単に捨てるという 飼い主というより消費者マインド。
いつまで経っても 保護犬が減らないのが現状で 止められないのです。
社会の意識や認識が変化しないと 保護犬は減らないでしょうね。





母さんの 願い叶って 二匹は よくケンカもしますが いい相棒です。

きなこちゃんは 性格も良く 大人しいワンコですが
三つ難点がありました。

続きは明日書きます。

ご訪問ありがとうございました。