Rosso Laboratory

5本のギターを弄った感想

とりあえず持っている5本を購入順に掲載すると


①YAMAHA RGX612J 改(ギターヘッドしか原形を留めない)


②YAMAHA EZ-EG(ギターではないが)


③Squier Affinity Strat(もう壊れた)


④YAMAHA CS40J02(ミニギター)


⑤Gibson LesPaul Custom Lite(SG同様ヘッド落ち)

で、その感想(エレキギターに限る)は、

・ミディアムスケールと標準スケールの違いは「手の大きさでどちらかを選択すれば良い」ということがよく書かれているが、多分ソレは余程の事が無い限り関係ないと思う。チョーキングをよく使う人は弦が柔らかいミディアムスケール、アーミングをよく使う人は音程がミディアムより安定する標準スケールという選択が正しいような気がする。本当にアーム多用でも安定させるならロック式トレモロを選択する必要があるが・・・。そう考えれば、ギブソンがミディアムスケールで、フェンダーが標準スケールを主に採用している理由も説明できる。

コードはフレットが低い方が弾き易い感じで、リードはフレットが高い方が確実に弾き易い。ヴィンテージスタイルのストラトのフレットが低いのは元々ストラトがコード弾き用として設計されていたからというのも頷ける。アイバニーズが極めて高く、ギブソンや現行スタイルのフェンダーが中間というのも、理由があってのことと納得できる。

EMGのアクティブ・ピックアップは本当にノイズが無い。故に爆音プレイヤーにもてはやされるのだろう。それとライン録りがメインのミュージシャンもノイズなしを理由に選ぶことだろう。コンプレッサーが最初から掛かり音のツブが揃っていてピッキングニュアンスが出ないという意見が多く見かけられるが、そんなことはないというプロもいる。多分アマチュアで下手だからそう感じ、プロなら上手いからそんなことは問題にせずに弾けるのだろう。当然私の感想は前者である(笑)。というかニュアンスって何? 下手糞の私には音が揃ってくれている方が有難いんだが(笑)。

・よく見かける「最初に買うギターは何が良いですか?」という馬鹿下駄質問だが、初めてギターを買おうと思う人には「1本ではなく2本買いなさい」と言うべきだと思った。「店頭での感触」とか「1本豪華主義」とか「10万円までならアレコレ」とか色々あったけど、3万円以上のストラトとレスポールを少なくとも数週間は弾いてみないと、その人に向いたギターは判らないと思う。比較対象が無ければ判断のしようがない。それでもなお1本に絞れという我侭な事を言うなら機能面だけを重視してストラトにするだろう。但し、その時は単に弾くだけではなく、バラしてギターの構造を把握したり、フロート設定にしたり、ドロップチューニングなどの特別な設定も試したりと色々やらないと分からんよと付け加えるだろう。あぁ間違ってもカッコイイからといってフロイドローズ系を1本目に選ばないように。ド頭のチューニング時点で挫折するかもしれんから。

・これもよく見かける「鳴るギターと鳴らないギターのどちらが良いのか?」という質問に「鳴るギターが良い」という人と「鳴らないギターが良い」という人とが居て正反対に見えるが、実はコレは同じことを言っている。「鳴る」の意味が違うだけだ。つまり「振動が大きい(鳴る)ギターで、生音があまり出ずに(鳴らない)振動が長く持続するギターが良い」と言っているのである。木材の種類だけでなくギターの構造にもよるので両者を理解していないと、この助言も全く意味をなさないだろう。

・・・等々色々と書いたが、結局のところ他人の話を聞いても分からんさ。自分で体験してみないと分からないよ。・・・ということだけは正しいだろう(笑)。

ついでに書いておくと、EZ-EGは無視して良い。クラシックギターはミニスケールだが、まろやかな音だけでなく、音と共に木の香りも出てくるので安物だけど一番癒される。弦高高くフレット低いんで難しいけど。

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