私が今読んでいるBlenderの参考書は「入門Blender 2.9 ~ゼロから始める 3D制作~」という本です。
私が使用しているBlenderはVer3.4で、バージョンアップした「入門Blender -ゼロから始める3D制作- 3.x対応」も出ているのですが入門書としてはVer2.9対応のコレで十分です。というのも2.9も3.4も初心者レベルで学ぶことは殆ど変わらず、新しい本ではアドオン等の説明が少し追加されただけのように見えるからです。
<追加された章>
Chapter 10 その他の機能と関連情報
10-1 テクスチャペイント
10-2 ジオメトリノード
10-3 アドオン(拡張機能)
10-4 他のソフトウェアとのコラボレーション
実際にBlenderを使っていて大きく変わったという点はVer3.xではアセットブラウザを使うことが多くなるだろうということですが、この点にはほぼ触れられていないようで、新しい本が新品で3000円、古い本が中古で1000円ですから古本で安く済ませるのも十分ありです(^^)/
Blenderがソフト代0円、参考書代1000円~(中古)、Metasequoiaがソフト代5500円~、参考書代1000円~(中古)でソフトの持つポテンシャルは正直言って比べ物にならないぐらいBlenderが上ですからBlenderを使わない手はないですね。
私がMetasequoiaではなくBlenderを使うのにはもう1つ大きな訳があります。というのはVRMが終了してしまった時にはTRAINZに再び移行するのでそのためにはFBXをフルサポートしているBlenderでなければならないからです。Metasequoiaも20350円のEX版ならFBXの入出力は出来るようですがノーマルマップやディスプレイスメントマッピングには対応していません。これがないとTRAINZのモデルには対応できないのでMetasequoiaは使えないのです。
話は戻りますが、この「入門Blender 2.9 ~ゼロから始める 3D制作~」という本は良書だと思います。ちょっと用語に関して説明不足だなというポイントもたまに出てくるのですが、今ならネットで調べられるし実際にBlenderを弄れば理解できることなのであまり問題にはならないでしょう。VRM自作車両制作でも使えることは実証できていますし、このソフトなら3DCGの最先端技術を味わうことも出来ます。良かったら試してくださいな。ちなみにスクリプト言語はPythonで色々なアドオンも制作できます(^^)/