朗読レター

山本周五郎作品の朗読を祖母へ届けるために読んでいます。

山本周五郎 朗読『さぶ1-1』あらすじ from 朗読レター

2023-02-17 13:56:05 | 日記

山本周五郎 朗読『さぶ』1-1

 
山本周五郎の朗読を祖母に聴いてほしくて読んでいます。
 
今回の朗読は『さぶ』1-1です。

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『さぶ1-1』あらすじ

山本周五郎 朗読『さぶ1-1』あらすじ
https://www.macedoniansincanada.com/sabu1-1/
 
15歳の少年2人”さぶ”と”栄二”が登場します。

”さぶ”は、奉公先の「ある出来事」がきっかけで女将さんに叱られてしまいました。
 
そのため、実家のある葛西へ帰ろうと小雨の中を歩いています。

”栄二”が”さぶ”の後を追ってきて引き留めます。

”栄二”は今年の春、自らが犯してしまった過ちを”さぶ”に告白します。
 
それは、奉公先の店を追い出されてもおかしくないような酷い行いでした。
 
”栄二”は、店を飛び出したいくらい己を恥じました。

しかし、”栄二”には帰る田舎がありません。
 
”さぶ”には家族がいますが、”栄二”は身寄りもなく独りぼっちなのです。

”栄二”は二度と同じことをしないと誓い、店に残る決心をしました。
 
”栄二”の話を知った”さぶ”は心を打たれ、2人揃ってお店へ戻ることに。

雨でずぶ濡れになった2人の後ろから、12~13歳になる少女が追いかけてきて・・・
 

さぶが泣きながら歩いていると

小雨が降る夕方、両国橋を、さぶが泣きながら渡っていました。

さぶが橋を渡りきったとき、うしろから栄二が追って来ます。

栄二は追いつくと、さぶの肩を掴みました。さぶは歩きながら、小舟町の芳古堂へ奉公に来てから3年間のことを語ります。

さぶは実家に帰って百姓をやると言いますが、祖父・父・母・兄・兄嫁・3人兄弟・5人の甥と姪、傾いた家や痩せた田畑のことを考え途方にくれました。

栄二の告白

栄二は、今年の春に犯してしまった自身の罪について語り始めます。

己の行為を恥じた栄二もまた、さぶと同じように店を飛び出そうと思いました。

しかし、栄二には帰る実家がありません。

そして栄二は自分の過ちを深く反省し、奉公を続けていくと決めたのです。

栄二はさぶに「これからは何でも相談してくれ、力になるから」と伝えます。

さぶと栄二は両国橋を引き返し

さぶと栄二が両国橋まで戻ると、少女が追ってきて声をかけます。

「この傘をさしなさいよ」と。

しかし、栄二は「いらねえよ」言い、さぶと一緒に走って行ってしまいます。

栄二とさぶは、このとき2人とも15歳。

少女のことはすぐに忘れてしまいました。

山本周五郎 『さぶ』1-1を朗読した感想

 

山本周五郎『さぶ』の朗読は今回が初めてでした。

しかも、『さぶ』は初見です。読むのも初めて、朗読も初めて。

時代劇小説、特に山本周五郎作品が好きな祖母へ、この朗読が届いたら幸いです。

あなたの感想もぜひ、YouTubeチャンネルのコメント欄で教えてください。

 

 
 
山本周五郎 朗読『さぶ1-1』あらすじ
https://www.macedoniansincanada.com/sabu1-1/