山本周五郎 朗読『さぶ』2-4
山本周五郎の朗読を祖母に聴いてほしくて読んでいます。
今回の朗読は『さぶ』2-4です。
YouYubeチャンネル「朗読レター」は、
YouYubeチャンネル「朗読レター」は、
- 視聴者さんからの「山本周五郎作品にまつわる思い出話」
- 山本周五郎作品でこれから聴いてみたい朗読リクエスト
- 各章をまとめて「ながら視聴」できる再生リスト
など、皆さんと一緒に楽しめるコミュニティになっています。
ぜひ、お気軽にお越しください。
『さぶ2-4』あらすじ
山本周五郎 朗読『さぶ2-4』あらすじ
https://www.macedoniansincanada.com/sabu2-4/
https://www.macedoniansincanada.com/sabu2-4/
"さぶ"は、自分のことを愚図で、"栄二"に面倒かけて困らせてばかりだと告白します。
対して"栄二"は、"さぶ"のことを大事な友達であり、本物の職人だと思っていると伝えました。
そんな2人の対話に邪魔が入ります。
謎の男3人が"さぶ"と"栄二"に近寄ってきたのでした。
男の一人が"さぶ"の襟を掴んだ瞬間、"栄二"が立ち上がって後ろにいる男の一人に飛びかかり・・・
対して"栄二"は、"さぶ"のことを大事な友達であり、本物の職人だと思っていると伝えました。
そんな2人の対話に邪魔が入ります。
謎の男3人が"さぶ"と"栄二"に近寄ってきたのでした。
男の一人が"さぶ"の襟を掴んだ瞬間、"栄二"が立ち上がって後ろにいる男の一人に飛びかかり・・・
おめえのいちばん悪い癖だぜ、さぶ
「またそれだ、それがおめえのいちばん悪い癖だぜ、さぶ」
「二人で店をやってゆくのに、どうしておめえが重荷になるんだ、おめえは誰にもひけをとらねえ立派な糊を作る、その糊でおれが仕事をする、おれたち二人の力を合わせてやるのに、重荷もへちまもねえじゃねえか」
「おら、思うんだが」
「よせったら」
「それでもおら、思うんだ」
「おのぶのことだってそうだが、おれがいくじなしなために、栄ちゃんにとんでもねえ迷惑をかけちまった」
「おれが迷惑だなんて云ったか」
「おめえはなんにも云やあしねえ、いつだってなんにも云やあしねえ、けれどもそれだけよけいに、おら自分のいくじなしがやりきれなくなるんだ」
やい、いいかげんにしろ
「なんの相談か知らねえが、こっちはいいかげん待ちくたびれたぜ、二人とも立ったらどうだ」
「待てよ」
「いま大事な話をしているところなんだ、用があるならあとにしてくれ」
「そうはいかねえ」
「こっちはもう待ちくたびれてしびれをきらしてるんだ、立ちな、若いの」
「栄ちゃん」
「構うなよ」
山本周五郎 『さぶ』2-4を朗読した感想
山本周五郎『さぶ』の朗読は、毎回初見です。
今回2-4では、"おのぶ"の兄だと名乗る男が登場しました。
立ち居振る舞いや雰囲気から、"おのぶ"の本当の兄ではないことがわかります。
何かしらワケがありそうです。次回が楽しみですね。
時代劇小説、特に山本周五郎作品が好きな祖母へ、この朗読が届いたら幸いです。
あなたの感想もぜひ、YouTubeチャンネルのコメント欄で教えてください。
山本周五郎 朗読『さぶ2-4』あらすじ
https://www.macedoniansincanada.com/sabu2-4/
https://www.macedoniansincanada.com/sabu2-4/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます