らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

169.【北海道】クチャンナイ林道

2006-04-23 | 03.On/Off Road
【白樺峠】
 ★この記事は2004年09月22日の記録です。

 美深から名寄へ向かう。今日は、ピヤシリ越林道を攻める予定だ。
智恵文で国道40号線と別れ、天塩川すれすれの道を走行。JR宗谷本
線の智東駅から日進駅までの間上りの普通列車と競争。列車の窓から
手を振っていた人に応える。この一期一会もまた、旅の楽しさである。

 日進駅手前を左折すると、中学生のマラソン大会に遭遇。「折り返
し点」があり、チェックのために座っているジャージ姿の先生のとこ
ろに、ランナーの生徒が次から次へとやってくる。「がんばれよ~」
と先生。笑顔で来た道を、走り去る生徒達。いい光景だ。

 さて、名寄サンピラーを右手にやりすごし、ピヤシリ・ジャンプ台
が見える場所へ。ここからピヤシリ越林道だ。しかし。「台風による
決壊のため通行止」との看板が行く手を阻む。また来年~。

白樺林の中を緩やかに抜けていく

 気持ちを切り替えて、国道 239号線を東進。西興部村、滝上町と経
由し、道道 137号線の中立牛へ。丸立峠越道路は、昨年感動の走破を
したので、今年はクチャンナイ林道を経由し上藻別、鴻之舞を通って
金八峠越林道へ向かうことにした。なお、道道 137号線が全通したた
め、このクチャンナイ林道も交通量が減少すると思われる。

 道道 137号線の中立牛からほどなく、クチャンナイ林道の入口があ
る。最初はよく締まった土のダートであるが、次第にブラインドコー
ナーが増え、アップダウンも。路面も荒れてくる。しかし、比較的緩
やかなので走りやすい。この日は雨だったので木々の緑がより新鮮に
感じられた。途中で「白樺峠」に出る。峠といっても木々に囲まれた
峠である。白樺峠はその名の通り、白樺林が続く美しい場所で、風景
を楽しみながら走るだけでも、充分に満足できるはずだったのだが。

 ここにも台風の爪痕が。美しい白樺が横たわり、見るも無残な状態
になっていたのである。その先に、営林署の車が昼休みの休憩で道の
真ん中に「停車」していたので驚いたのだが、今思えば痛んだ林道の
点検、保全をされていたのであろう。「生活道路」の中にノコノコと
入り込んだ自分を咎めた瞬間であった。

【北海道】クチャンナイ林道
 ■走行日 :2004年09月22日
       11:30~12:30
 ■天候  :雨
 ■気温  :13℃
 ■ひとこと:嗚呼、白樺峠

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