1966年 7月 1日。ビートルズの4人が日本武道館のステージに登場
しました。ステージの彼らの動きを数回に分けてご紹介いたします。
その様子は既に多くの媒体により伝えられていますが、それらと合わ
せてお読みいただければ幸いです。
CHAPTER 1 開幕前の静けさ
1966年 7月 1日15時00分。日本武道館に開演のベルが鳴り響いた。
司会のE.H.エリックが登壇しマイクの前に立つ。
お待たせいたしました。待望のビートルズ公演でございまして
大いにご声援いただきたいと思います。ただし、自分のお席の
ところでお願いしたいと思います。
語りが次第に熱を帯びてくる。
レディース・アンド・ジェントルマン!
ウィ・プリゼント・レッツ・ウェルカム・ザ・ビートルズ!
ひときわ高い歓声が高まる。ステージの後方に立てられた電飾板の
“THE BEATLES ”の文字の輝きが一段と増す。さあ、4人の登場だ。
ステージの右奥からリンゴを先頭に、ポール、ジョン、ジョージの順
で颯爽と駈けあがってくる。コスチュームは、ベージュにオレンジの
ストライプが入ったジャケットと細く黒いスラックス。そして真っ赤
なシャツだ。ポールが拍手をしている。ジョンとジョージが、観客に
向って軽く会釈をした。リンゴの表情がいくぶん硬く、その足どりは
ウエイターのように事務的に見える。リンゴとは対照的に他の3人は
そんないとまもなく、愛用のギターのプラグをアンプにさし込んで、
チューニングを始めた。
何が始まるのだろう・・・。興奮は最高潮に達した。
つづく
↑If this article is quite good, will you please click?
しました。ステージの彼らの動きを数回に分けてご紹介いたします。
その様子は既に多くの媒体により伝えられていますが、それらと合わ
せてお読みいただければ幸いです。
CHAPTER 1 開幕前の静けさ
1966年 7月 1日15時00分。日本武道館に開演のベルが鳴り響いた。
司会のE.H.エリックが登壇しマイクの前に立つ。
お待たせいたしました。待望のビートルズ公演でございまして
大いにご声援いただきたいと思います。ただし、自分のお席の
ところでお願いしたいと思います。
語りが次第に熱を帯びてくる。
レディース・アンド・ジェントルマン!
ウィ・プリゼント・レッツ・ウェルカム・ザ・ビートルズ!
ひときわ高い歓声が高まる。ステージの後方に立てられた電飾板の
“THE BEATLES ”の文字の輝きが一段と増す。さあ、4人の登場だ。
ステージの右奥からリンゴを先頭に、ポール、ジョン、ジョージの順
で颯爽と駈けあがってくる。コスチュームは、ベージュにオレンジの
ストライプが入ったジャケットと細く黒いスラックス。そして真っ赤
なシャツだ。ポールが拍手をしている。ジョンとジョージが、観客に
向って軽く会釈をした。リンゴの表情がいくぶん硬く、その足どりは
ウエイターのように事務的に見える。リンゴとは対照的に他の3人は
そんないとまもなく、愛用のギターのプラグをアンプにさし込んで、
チューニングを始めた。
何が始まるのだろう・・・。興奮は最高潮に達した。
つづく
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これって7月1日、昼の部の紹介じゃなかったでしょうか?確か30日は「皆様、日本で初めて迎えるビートルズです。・・・」だったと記憶しております。
ご指摘のとおりですね。
失礼いたしました。
30日と1日の昼の部の記憶が混在していますね♪
全体的に読み返してみると7月1日の記憶に
基づいて書いているようです。
7月1日昼の部の手記として
全面改訂をさせていただいます。