【写真:ゲームを終え球場を後にするライオンズ@横浜スタジアム 2005年05月21日16時39分撮影】
★この写真と記事内容は直接関係がありません。
年が明けました。球界は2011年のシーズンへ向けて活動を始め
ます。新人選手の入寮、そして自主トレ・・・。春がそこまで迫って
きました。昨年、リーグ優勝を目前にしながら「歴史的な大失速」で
悔しい2位に終わった埼玉西武ライオンズ。一ファンとして「過去の
成功体験を一度破壊する必要がある」と感じる中、それでも、毎年の
ように日本シリーズに出場し、セ・リーグの覇者と記憶に残るような
戦いを展開した思い出はぬぐい去れません。
仕事始めも軌道に乗り、若干時間の余裕ができましたので、1979年
以降の日本シリーズ出場データについて少しだけ振り返ってみました。
下記のデータをご覧ください。
リーグ セ・リーグ 日本シリーズ
優勝年 優勝チーム 対戦結果
1982 中日 ○
1983 讀賣 ○
1985 阪神 ×
1986 広島 ○
1987 讀賣 ○
1988 中日 ○
1990 讀賣 ○
1991 広島 ○
1992 ヤクルト ○
1993 ヤクルト ×
1994 讀賣 ×
1997 ヤクルト ×
1998 横浜 ×
2002 讀賣 ×
2004※ 中日 ○
2008 讀賣 ○
日本シリーズ成績 10勝6敗
※2004年はレギュラーシーズン+プレーオフの結果リーグ優勝となる。
データの傾向を見てみましょう。
1.奇数年と偶数年
日本シリーズ成績のうち奇数年の成績は3勝3敗。偶数年の成績は
7勝3敗です。偶数年のほうが出場回数と勝率ともに良い傾向にある
ようです。
2.変化点
1993年のヤクルトとの敗戦を境に5連敗を喫しました。80年
代後半の森政権を支えてきた主力選手の構成や選手自身の変化による
ものが一因です。当時チームリーダーであった石毛選手が「1992
年の苦戦を反省し次の年に取り組んでいたら・・・」と述懐していた
ことを思い出します。
3.まとめ
今年は奇数年。年頭からイヤなデータを提示してしまいましたが、
所詮、過去の事実に過ぎません。この傾向を覆すような善戦を期待し
ましょう。
また、2004年を境に連勝していますが、このポイントが第二の
変化点になることを期待しましょう。
2005年から交流戦が導入されたり、クライマックス・シリーズ
の導入など、日本シリーズを取り巻く環境も変化しました。しかし、
日本シリーズに出場し、セ・リーグの覇者を打ち破ることはチームの
目標であり、その価値に変化はありません。今年のスローガン「No
Limit! 2011 勝利への執念」の下、埼玉西武ライオンズ
を応援したいと思います。
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