本日、仕事が遅くなり22時過ぎにオフィスから帰宅を開始しました。
最寄りのJR浜松町駅から京浜東北線に乗車、横浜方面へ向かいます。
忘年会シーズンの金曜日22時の時間帯。車内の混雑ぶりはそれは想像を
越えていました。
無理矢理体を車内にねじ込み、田町、品川・・・と人流に揉まれては
ポジションをなんとか確保。電車が大井町駅に停車しドアが開いたとき
アナウンスが流れてきました。
新子安駅で負傷者が発生・・・運転を見合わせます
ああ、よりによってこのタイミングで・・・とボヤきつつ、つり革に
疲れた体を預けました。待つこと10分、電車の動く気配を感じること
ができません。どうやら、運転開始まで時間がかかるようです。その時
後方の車両で急病人が出たようで、「医師か看護師の方はいらっしゃい
ませんか」と放送があり、しばらくして救急車の音も聞こえてくると、
あたりが騒然となってきました。さらに・・・、
東急大井町線、りんかい線の振替輸送をご利用ください
と代替手段による移動を推奨するアナウンスが流れてきました。反対の
北行電車や平行して走る東海道線も動いていません。私の場合、品川に
戻り、京浜急行線に乗り換え横浜に行くのが代替手段としてベストなの
ですが、思案しました。青物横丁駅まで歩き、京浜急行線に乗る手段も
ありますが、もろもろの事情を考え、このまま待つことに決めました。
しかし、それでも電車は動きません。「救助活動の難航によりさらに
遅延」というアナウンスが繰り返されます。さすがに車内は空いてきま
した。このようにして、結局1時間40分後に運転再開となりましたが、
「りんかい線で大崎に出て、湘南新宿ラインを利用し横浜方面に向う」
という選択肢がベストだったのかもしれません。しかし「このまま待つ」
ことが自分の選んだ手段ですから、それがベストだと思うようにします。
このような場合、あなたはどのような行動をとられますか。もちろん
その時の状況にも依りますが、もしも代替手段がある場合、即座に行動
に移りますか。それとも、運転再開を待ちますか。
今回、私は待つことにより、100 分間いろいろなことを考えることが
できました。それでよしとしました。
しかし・・・、ふくらはぎが張っていることに気づいたのは帰宅後の
ことです。
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最寄りのJR浜松町駅から京浜東北線に乗車、横浜方面へ向かいます。
忘年会シーズンの金曜日22時の時間帯。車内の混雑ぶりはそれは想像を
越えていました。
無理矢理体を車内にねじ込み、田町、品川・・・と人流に揉まれては
ポジションをなんとか確保。電車が大井町駅に停車しドアが開いたとき
アナウンスが流れてきました。
新子安駅で負傷者が発生・・・運転を見合わせます
ああ、よりによってこのタイミングで・・・とボヤきつつ、つり革に
疲れた体を預けました。待つこと10分、電車の動く気配を感じること
ができません。どうやら、運転開始まで時間がかかるようです。その時
後方の車両で急病人が出たようで、「医師か看護師の方はいらっしゃい
ませんか」と放送があり、しばらくして救急車の音も聞こえてくると、
あたりが騒然となってきました。さらに・・・、
東急大井町線、りんかい線の振替輸送をご利用ください
と代替手段による移動を推奨するアナウンスが流れてきました。反対の
北行電車や平行して走る東海道線も動いていません。私の場合、品川に
戻り、京浜急行線に乗り換え横浜に行くのが代替手段としてベストなの
ですが、思案しました。青物横丁駅まで歩き、京浜急行線に乗る手段も
ありますが、もろもろの事情を考え、このまま待つことに決めました。
しかし、それでも電車は動きません。「救助活動の難航によりさらに
遅延」というアナウンスが繰り返されます。さすがに車内は空いてきま
した。このようにして、結局1時間40分後に運転再開となりましたが、
「りんかい線で大崎に出て、湘南新宿ラインを利用し横浜方面に向う」
という選択肢がベストだったのかもしれません。しかし「このまま待つ」
ことが自分の選んだ手段ですから、それがベストだと思うようにします。
このような場合、あなたはどのような行動をとられますか。もちろん
その時の状況にも依りますが、もしも代替手段がある場合、即座に行動
に移りますか。それとも、運転再開を待ちますか。
今回、私は待つことにより、100 分間いろいろなことを考えることが
できました。それでよしとしました。
しかし・・・、ふくらはぎが張っていることに気づいたのは帰宅後の
ことです。
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>大井町から青物横丁。
隣の30歳代社会人2人組が
「青物横丁に出よ。」
「んにゃ、鮫洲のほうが近いべ」
・・・なんていう会話をしながら
運転見合わせ30分後に車両から出て行きました。
豊饒なひとときの後
やっとの思いで最寄りに駅に到着したのは深夜1時前でした。
風邪がぶり返したみたいです。
ご存知のようにJR中央線は人身事故その他で頻繁にストップします。
往路であれば店舗の開店時間に間に合わせるのが責務ですので
代替輸送はもとより場合によっては身銭タクシーを使ってでも
勤務先に駆けつけます。(過去に有りました…疲れた)
逆に復路であれば自己責任のもとでrubber_soul_jp様の採られた
選択肢も十分に“有り”だと思います。
大井町から青物横丁。
坂を下って15分程度の距離なので、結果的には乗り継ぎでの
帰宅がベターだったように思えます。
しかし(ここからが本旨です)現代社会において、単純労働とか
単なる待ち時間というのは貴重な「哲学の時間」なのですね。
考える暇なく結論をせかされる日常で、いろいろと思惟を
めぐらせる時間はこころの“豊饒なひととき”なのかも知れません。