らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1576.ビートルズ・“ANTHOLOGY”のこと(#1:新曲)

2010-02-28 | 12.THE BEATLES
 ザ・ビートルズの『アンソロジー』について、1回目です。まずは
「新曲」についてコメントさせていただきます。

 1970年の“LET IT BE ”を最後に(“ABBEY ROAD”だよというツッ
コミは無しでお願いします)、ビートルズのニュー・レコーディング
という意味での新曲は、1995年当時リリースされていませんでした。
ところが『アンソロジー』を機に‘Free As A Bird’‘Real Love ’
が世に出ました。この2曲は、ジョンの未発表曲をポール、ジョージ
リンゴの3人で仕上げるというものでした。しかし「神聖なジョンの
曲を汚すつもりか」(この考え方自体疑問ですが)という世間の批判
を3人は憂慮しました。そこで例のシナリオを考え出したわけです。

 ジョンはテープの仕上げを任せて休暇に行ってしまった。
 あとは任せたよ。思うようにやってみろよ。信頼している
 からさってね。

 ‘Free As A Bird’‘Real Love ’もいかにも「ジョンらしい曲」
だと思いました。ビートルズらしさを感じるのは、楽曲の中に4人の
要素が混在しているからでしょうか。しかし、それと同時に、らしく
ない部分も感じました。それが何かはうまく表現できませんが・・・。
ともあれ、この2曲の発表はわたしにとって、とても衝撃的でした。
当時‘Free As A Bird’からは‘Strawberry Fields Forever ’を、
‘Real Love ’からは‘Love’のテイストを感じましたが、あなたは
どのように感じましたか。



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4 Comments

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Real Love (タケチャン)
2010-03-02 15:10:51
厳密にいうと、Real Loveは未発表じゃないんですよね。
ジョンの伝記映画"Imagine"の挿入歌の一つで、サントラ盤にも入ってたんじゃないかな。僕はこれのビデオ持ってました。
こちらは、ジョンのデモテープをそのまま使ったもので、ちょっとエコー処理してるくらいで、ジョンのテイストそのままでしたね。つまり"ジョンの魂"のテイストそのまま。やっぱり"Love”ですね。

ビートルズバージョンはまた、ビートルズサウンドに仕上がってました。

どちらのバージョンも、それぞれ魅力あります。

(ビートルズバージョンは、ちょっとテンポあげすぎ、声が・・・「帰ってきたヨッパライ」みたいになってましたが。)

一つ判らないことがあります。

なぜプロデュースは、ELOのジェフ・リン氏だったのでしょう。なぜサー・ジョージ・マーチンじゃなかったのかな。
返信する
ジョージ主導? (らば~そうる)
2010-03-06 20:53:34
to:タケチャンさん

ジェフ・リン氏を推したのはジョージだった
そうですね。ポールを説き伏せた末に。

‘Free As A Bird’の制作過程をみると
ジョージが主導的に振舞っていたエピソードを
確認することができます。

この件はまた後日に。
返信する
残りの未発表曲について (mensurazoirri)
2023-06-17 21:24:25
大変ご無沙汰しておりますmensurazoirriです。

報道によれば(ポールによれば)今年後半にリリースですね。楽曲は Now And Then が有力とのことですが、できれば Grow Old With Me もこの機会に出して欲しいところです。
返信する
Re:残りの未発表曲について (らば~そうる)
2023-06-18 23:52:31
to:mensurazoirriさん

お越しいただきありがとうございます。
未発表の曲についてそのような情報があるのですね。ありがとうございます。
すっかり情報発信が減少している今日この頃。ときたま時代遅れのブログでつぶやきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
最近は4人の解散後のソロの楽曲をあらためて聴くようになりました。
1971年から1975年あたり。ビートルズを知り、そして奇跡的にソロ活動の作品をリアルタイムで聴いて過ごした時代・・・。
よきかなです。
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