【写真:支笏湖と恵庭岳 2011年08月28日08時25分撮影】
北海道行き。苫小牧上陸後、ここ数年間ほぼ同じルートを選択して
いる。樽前国道で支笏湖を目指すルートだ。緑濃い木々のなかを走る
あの爽快感がクセになり、毎年走行している。数年前の台風で景観が
変化してしまった箇所もあるが、お気に入りのロードであることには
変わりはない。
樽前国道(国道 276号線)
丸山の三差路で国道 453号線に進入する。苫小牧市と千歳市の境界
あたりに背丈の高い白樺並木の道がかつてあり、その壮観さに感激し
たものだ。しかし、先ほどの台風の襲撃を受け、今では景観がそこな
われている。あの景観はもう戻らないのだろうか。
道は支笏湖畔に移る。木々のトンネルを過ぎると、眼前にブルーの
湖水が広がる。支笏湖だ。このあたりはかつて有料道路だった区間で
湖岸ぎりぎりのところを走行できる。初めて走った1984年のときは、
夏の夕方であった。西日を受けながらの湖岸の走行に感動したものだ。
さあ、支笏湖だ
山側は紋別岳を背にした絶壁である。湖と山の斜面の狭いスペース
を広げた駐車エリアに車を停め、やや遅い朝食を摂る。目の前には、
支笏湖と山々がある。西方を見れば恵庭岳が朝日をあびており、南方
を見えば風不死岳と樽前山が視界に入る。
風不死岳と樽前山
なんとも静かな佇まいだ。車の通行がまったく途絶えた瞬間、湖岸
に打ち寄せる波の音と鳥の鳴き声だけが聞えて来た。悠久また悠久。
おっと、このままずっと居座ってしまいそう。出発するとしよう。
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