【写真:コタン共同浴場 2010年08月05日11時42分撮影】
道東は屈斜路湖の湖畔に沸く温泉で「コタン」といえば、おそらく
よほどの温泉フリークでなければ、「露天風呂」に入ることでしょう。
もっとも、そこは丸見え状態なので「風呂に入る」のではなく「風呂
を見にいく」だけの人もかなりいらっしゃるかと推察します。お天道
様の下で、「砂湯」や「和琴半島の露天風呂」に堂々と素っ裸で入浴
できるのは、かなりの「つわもの」でしょう。
そんなことはさておき、露天風呂の北側、すなわち湖の砂湯方面に
歩を進めると、なんともしぶい共同浴場があります。こちらの存在は
北海道在住の「きたきつねごんぞう」さんから教えていただきました。
氏が勧められるとおり、素晴らしい湯でした。
美幌峠から現地に到着したのが11時30分過ぎ。玄関先の張り紙には
「正午から入浴可能」とありましたので、アイヌの民芸品店で「フク
ロウの彫り物」を物色しました。正午前に、山下清に扮したドランク
ドラゴンの塚地さん風の管理人さんが「出勤」。さあ、入湯です。
レトロな脱衣所
浴室に入ります。もちろん貸切状態です。
4人も入れば満員の浴槽
源泉の温度は68.3℃・・・。
「あついときは水をいれて下さい」
透明な湯のようなのですが、やや濁っているのでしょうか。
水面から20cmほどの深さにある自分の手
そして、年季の入ったカラン・・・。
何年もの歳月を過ごしてきたカラン
インフォメーションによれば、水曜日が定休日。奥にちょっとした
休憩スペースがありました。川湯の共同浴場といい、こちらといい、
「昭和」の風情を感じます。とても居心地がよいです。
インフォメーション
【弟子屈町】コタン共同浴場
■泉質 :炭酸水素塩泉
(低張性中性高温泉)
■泉温 :68.3℃
■湧出量 :不明(動力揚湯)
■pH :6.96
■成分総計:0.696g/Kg
■湯の特徴:・やや芳香性のある香り(なんだろ?)
・微かな黄淡色
・つるつる感なし
■料金 :¥150
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屈斜路湖周辺の三香や、露天風呂にも同じ臭いがするんですよ。素晴らしいんですよねぇ。
コタン。雰囲気ありましたねぇ・・・。
ご推奨に違わず、堪能させていただきました。
「アブラ」と聴くと
やはり豊富を思い出します。
本州めぐりんの記事を楽しみにしております♪