【写真:セブンスターの木@美瑛 2010年08月07日14時33分撮影】
新得から国道38号線は狩勝峠を越え、富良野に入る。急に激しい雨
となる。ライダーたちが庇のある場所で雨宿りの図。しかし、それも
ほんの数分のこと。雨はあがった。
国道 237号線を旭川方面へ走る。深山峠を超えると美馬牛だ。あの
小学校の「とんがりお屋根」は健在だろうか。さあ、いよいよ美瑛だ。
パッチワークの路。何年ぶりだろうか。迷いに迷う。どうやら曲がる
ポイントを間違えたようだ。丘の底に車が追いやられ、国道 452号線
まで来てしまった。懸命に戻る。かしわ園が見えた。どうやら目指す
場所が近いようだ。そして・・・。
セブンスターの木
美瑛でいちばんお気に入りの場所がここである。それも北東方面の
農道の下から見上げるのが好きだ。もちろん他にも素晴らしい場所は
たくさんあるよね。その時「よい」と感じた場所がお気に入りの場所
じゃないかな。
それにしても、人が増えたね。観光バスもひっきりなしに通るし。
でも木は相変わらず無言で佇んでいる。いや、何か言っているのかも。
最初にここに来たのは1994年の7月。まだ誰もいなくて、農道もご覧
の通りダート。でも、このときがいちばんグッドだったかなぁ・・・。
セブンスターの木(1994年07月25日)
そんな牧歌的な雰囲気が年々薄れていくわけだけれど、美瑛の自然
の素晴らしさは色褪せることはない。これからも、ずっとよろしく。
もう、ぜったい路を迷わないくらい、いっしょにいないと・・・ね。
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その時はシーズンオフということもあって、大変静かな時間を
享有することができたものです。
ポイント地点ごとに自転車を降りると人工的な音は全く耳に入らず、
僅かに有るのは遠くの鳥のさえずりと鼓膜に届く風の音だけで、
「脱都会」を実感しました。
>ポイント地点ごとに自転車を降りると人工的な音は全く耳に入らず、
確か美瑛の北方のそれほど遠くないところに
旭川空港があるのですよね。
この丘に立ち、飛行機が着陸する様子を
何回か見ました。
そのことすら、信じられないほど
特別な場所ですね。