今年もまたやってきました。腹部超音波検査の季節が。経験された
方はご存知でしょう。腹部にゼリー状の物体を塗ってスティック状の
物体で探査するあの検査です。こう書いているだけで、くすぐったい。
脇腹を探査されるときには特に、「気合」が必要になります。最近は
スティックが次にどこへ来るのか予測できるようになったので「心の
準備」ができてきました。しかし、最初の頃は「不意打ち」をくらい
七転八倒状態になっていたものです。
わたしの所属企業の検査では、以下のように粛々と検査が進行しま
す。いつも暗室のような場所で上半身を露出した状態で女性の担当の
かたにゼリーを塗ってもらい検査開始。
「はい、横になってください。」
「おなかを膨らませて・・・。はい、そこでしばらくとめて。」
静かでほの暗い検査室に、女性の担当のかたの声だけが響きます。
とっても怪しげな雰囲気が・・・。しかし、夢のような時間はあっと
いう間に過ぎ、真打の先生が登場し選手交代。
「お。おお。おおお・・・。」
「き、きみっ、これ撮影して。」
不安にならずにはいられないコメントです。悪性の腫瘍が発見され
たのでしょうか。
さて、今年のその他の検査結果はいかがだったでしょうか。概ね、
「尿酸値」に注意とのことでした。
□■□ データ □■□(☆:基準値外項目,★:要注意項目)
検査項目 基準値 今年 昨年
【身体計測】
身長 177.8 178.2
体重 75.9 78.8
BMI 18.5~ 25.0 24.0 24.8
基準体重 69.5 69.9
矯正視力(左/右) 0.6~ 1.5 1.5/1.5 1.5/1.5
【血圧】
最高血圧 100~ 139 111 109
最低血圧 50~ 89 68 60
脈拍数 81 74
【尿検査】
尿蛋白定性 +- -
尿糖定性 - -
沈渣:赤血球 0 0
沈渣:白血球 2~3 0~1
沈渣:上皮細胞 1~2 1~2
沈渣:細菌 無し 無し
沈渣:硝子円柱 0 0
沈渣:顆粒円柱 0 0
【血液一般】
白血球数 3500~9000/mm3 4300 4800
☆赤血球数 430~ 550万/mm3 554 545
血色素量 13.5~17.0g/dl 16.8 16.8
ヘマトクリット値 39.0~51.0% 49.9 49.3
平均赤血球容積 83.0~93.0% 90.1 90.5
平均血色素量 28.0~33.0pg 30.3 30.8
平均血色素濃度 30.0~36.0% 33.7 34.1
血小板数 13.0~35.0万/mm3 29.9 30.4
血液像:好塩基球 0.0~ 1.0% 0.6 0.8
☆血液像:好酸球 1.0~ 5.0% 0.0 0.5
☆血液像:好中球 42.0~61.0% 63.6 63.9
☆血液像:リンパ球 35.0~45.0% 28.0 27.3
☆血液像:単球 4.0~ 7.0% 7.8 7.5
【生化学検査】
総蛋白 6.5~ 8.1g/dl 7.5 7.5
アルブミン 3.5~ 5.0g/dl 5.0 4.9
A/G比 1.0~ 2.0 2.0 1.9
尿素窒素 8.0~25.0mg/dl 13.7 11.0
★尿酸 4.0~ 6.9mg/dl 7.8 7.1
総コレステロール 120~ 219mg/dl 205 221
☆HDL-C;善玉 40~ 99mg/dl 38 35
中性脂肪 10~ 149mg/dl 147 171
☆ZTT 4.0~12.0KU 3.6 3.8
☆総ビリルビン 0.2~ 1.1mg/dl 1.8 2.5
☆直接ビリルビン 0.0~ 0.4mg/dl 0.5 0.6
GOT 10~ 39IU/l 18 13
GPT 5~ 39IU/l 28 18
ALP 110~ 350IU/l 301 291
γ GTP 5~ 69IU/l 39 35
血糖:空腹時 60~ 109mg/dl 106 108
【呼吸器検査】
胸部判定 異常なし 異常なし
【胃部検査】
胃部直接所見 異常なし 異常なし
【大腸検査】
便潜血定性 異常なし 異常なし
【眼科検査】
糖尿病網膜症判定 異常なし *
高血圧性変化 異常なし *
動脈硬化性変化 異常なし *
眼底総合判定 異常なし *
【心電図検査】
心電図所見 正常範囲 正常範囲
心電図判定 異常なし 異常なし
【内科診察所見】
内科診察判定 異常なし 異常なし
【腹部超音波検査】
★胆嚢:胆石 長辺13mm 長辺15mm
★胆嚢:ポリープ あり あり
尿酸値が高いと言われたら、まず「食生活の改善」がポイントにな
るとのことです。以下ご参考までに。
1.エネルギーの適正摂取
肥満していると、血中の尿酸値が高くなるやすいという。体重コン
トロールを。
2.3つの皿で栄養のバランスをとる
1食に主食・主菜・野菜のおかずの3つを組み合わせるのがよい。
3.プリン体の多い食品をとりすぎない
鶏レバー、干し椎茸、カツオ節、ニボシ等の取りすぎに注意。
4.野菜・海草をしっかりとる
尿酸はアルカリ性に溶けやすいのだそうだ。野菜・海草がよい。
5.アルコールは控え目に
アルコールをとり過ぎると尿酸の排泄が悪くなるので適量で。
6.水分を充分にとる
尿中の尿酸濃度を低下させるために水やお茶を飲むようにしたい。
◇◆◇
お酒が好きでグルメな皆様、いかがでしょうか。わたしの場合は、
とにかく一にもニにも「歩くこと」。健康にはさらに留意したいもの
ですね。
Blog Ranking
↑If this article is quite good, will you please click?
方はご存知でしょう。腹部にゼリー状の物体を塗ってスティック状の
物体で探査するあの検査です。こう書いているだけで、くすぐったい。
脇腹を探査されるときには特に、「気合」が必要になります。最近は
スティックが次にどこへ来るのか予測できるようになったので「心の
準備」ができてきました。しかし、最初の頃は「不意打ち」をくらい
七転八倒状態になっていたものです。
わたしの所属企業の検査では、以下のように粛々と検査が進行しま
す。いつも暗室のような場所で上半身を露出した状態で女性の担当の
かたにゼリーを塗ってもらい検査開始。
「はい、横になってください。」
「おなかを膨らませて・・・。はい、そこでしばらくとめて。」
静かでほの暗い検査室に、女性の担当のかたの声だけが響きます。
とっても怪しげな雰囲気が・・・。しかし、夢のような時間はあっと
いう間に過ぎ、真打の先生が登場し選手交代。
「お。おお。おおお・・・。」
「き、きみっ、これ撮影して。」
不安にならずにはいられないコメントです。悪性の腫瘍が発見され
たのでしょうか。
さて、今年のその他の検査結果はいかがだったでしょうか。概ね、
「尿酸値」に注意とのことでした。
□■□ データ □■□(☆:基準値外項目,★:要注意項目)
検査項目 基準値 今年 昨年
【身体計測】
身長 177.8 178.2
体重 75.9 78.8
BMI 18.5~ 25.0 24.0 24.8
基準体重 69.5 69.9
矯正視力(左/右) 0.6~ 1.5 1.5/1.5 1.5/1.5
【血圧】
最高血圧 100~ 139 111 109
最低血圧 50~ 89 68 60
脈拍数 81 74
【尿検査】
尿蛋白定性 +- -
尿糖定性 - -
沈渣:赤血球 0 0
沈渣:白血球 2~3 0~1
沈渣:上皮細胞 1~2 1~2
沈渣:細菌 無し 無し
沈渣:硝子円柱 0 0
沈渣:顆粒円柱 0 0
【血液一般】
白血球数 3500~9000/mm3 4300 4800
☆赤血球数 430~ 550万/mm3 554 545
血色素量 13.5~17.0g/dl 16.8 16.8
ヘマトクリット値 39.0~51.0% 49.9 49.3
平均赤血球容積 83.0~93.0% 90.1 90.5
平均血色素量 28.0~33.0pg 30.3 30.8
平均血色素濃度 30.0~36.0% 33.7 34.1
血小板数 13.0~35.0万/mm3 29.9 30.4
血液像:好塩基球 0.0~ 1.0% 0.6 0.8
☆血液像:好酸球 1.0~ 5.0% 0.0 0.5
☆血液像:好中球 42.0~61.0% 63.6 63.9
☆血液像:リンパ球 35.0~45.0% 28.0 27.3
☆血液像:単球 4.0~ 7.0% 7.8 7.5
【生化学検査】
総蛋白 6.5~ 8.1g/dl 7.5 7.5
アルブミン 3.5~ 5.0g/dl 5.0 4.9
A/G比 1.0~ 2.0 2.0 1.9
尿素窒素 8.0~25.0mg/dl 13.7 11.0
★尿酸 4.0~ 6.9mg/dl 7.8 7.1
総コレステロール 120~ 219mg/dl 205 221
☆HDL-C;善玉 40~ 99mg/dl 38 35
中性脂肪 10~ 149mg/dl 147 171
☆ZTT 4.0~12.0KU 3.6 3.8
☆総ビリルビン 0.2~ 1.1mg/dl 1.8 2.5
☆直接ビリルビン 0.0~ 0.4mg/dl 0.5 0.6
GOT 10~ 39IU/l 18 13
GPT 5~ 39IU/l 28 18
ALP 110~ 350IU/l 301 291
γ GTP 5~ 69IU/l 39 35
血糖:空腹時 60~ 109mg/dl 106 108
【呼吸器検査】
胸部判定 異常なし 異常なし
【胃部検査】
胃部直接所見 異常なし 異常なし
【大腸検査】
便潜血定性 異常なし 異常なし
【眼科検査】
糖尿病網膜症判定 異常なし *
高血圧性変化 異常なし *
動脈硬化性変化 異常なし *
眼底総合判定 異常なし *
【心電図検査】
心電図所見 正常範囲 正常範囲
心電図判定 異常なし 異常なし
【内科診察所見】
内科診察判定 異常なし 異常なし
【腹部超音波検査】
★胆嚢:胆石 長辺13mm 長辺15mm
★胆嚢:ポリープ あり あり
尿酸値が高いと言われたら、まず「食生活の改善」がポイントにな
るとのことです。以下ご参考までに。
1.エネルギーの適正摂取
肥満していると、血中の尿酸値が高くなるやすいという。体重コン
トロールを。
2.3つの皿で栄養のバランスをとる
1食に主食・主菜・野菜のおかずの3つを組み合わせるのがよい。
3.プリン体の多い食品をとりすぎない
鶏レバー、干し椎茸、カツオ節、ニボシ等の取りすぎに注意。
4.野菜・海草をしっかりとる
尿酸はアルカリ性に溶けやすいのだそうだ。野菜・海草がよい。
5.アルコールは控え目に
アルコールをとり過ぎると尿酸の排泄が悪くなるので適量で。
6.水分を充分にとる
尿中の尿酸濃度を低下させるために水やお茶を飲むようにしたい。
◇◆◇
お酒が好きでグルメな皆様、いかがでしょうか。わたしの場合は、
とにかく一にもニにも「歩くこと」。健康にはさらに留意したいもの
ですね。
Blog Ranking
↑If this article is quite good, will you please click?
らば~そうるさんは、身長と体重のバランスいいのに、中性脂肪が高いですね。って余計なお世話か。
僕も人のことは言えない。来年の初めくらいに僕もみてもらいますか。
お酒のむと食欲わいて、食べ過ぎる。それを反省・・・
でも滅多にありません。(^^;
ボクは毎年肝臓が霜降り状態になってます。
脂肪肝なのです。
よって当然肝機能の数値も高い。
最近はダイエット効果で下がってきましたが、それでもまだ正常値には至りません。
尿酸値はまだ範囲内ですが。
贅沢品ばかり食べているわけじゃないのですが、私は食べ過ぎ(飲みすぎはない)。ただ、7月から徒歩通勤になったので以前よりは明らかに歩いています。でも、お腹空くのが早くなったような。。。
>僕も場合、男性にやられましたが、不運なことに。ってことはないか。
男の先生もいろいろといらして
「怪力」を発揮して横隔膜あたりを探査されたことが
ありました。
帰宅後、変に痛むので「何か異変か?」
と心配しましたが、単なる筋肉痛でした♪
中性脂肪。ご指摘の通りです。
ボウリングで国体を目指していた1999年の頃
練習後にビールを飲みすぎて
中性脂肪が"440"になってしまい慌てました。
やはり、いっしょに食べちゃっているのが・・・。
中性脂肪。課題です。
タケチャンさんもぜひ受診をお勧めいたします。
データを公開するかは「?」ですね♪
くまみちゃんは胆嚢OKですか?
わたしは胆嚢の石とポリープそして脂肪がついている
と先生に言われました。
肝臓と胆嚢って微妙に関係しているような・・・。
近々、内蔵脂肪の測定データを公開しますね。
くまみちゃんのダイエットデータと比較して
(こんなヤツもおると)笑ってね♪
どもです。
>7月から徒歩通勤になったので以前よりは明らかに歩いています。
これ。これですよ!
大きいですね~♪
20分以上連続で歩いていますか?
カロリーを摂取しても消費できますもんね。
基礎代謝量も増加しているのでは?