■ご挨拶
あらゆる面において、ビジネス推進の要諦は緊張感を維持すること
にあると考えます。この場で過去のわたくしの経験を私論を交えなが
ら、公開することにしました。わたくしの経歴上、IS(情報システ
ム)構築プロセスが舞台になりますが、どんなビジネスにも該当する
部分があると確信しております。投稿は不定期になりますが、お読み
いただければ幸いです。
■はじめに
「あなた、もしくはあなたの部下の目は輝いていますか?」
部下が自分の考えたストーリーに従って仕事を進めようとしても、
上司がその考え方をまっこうから否定し、自分の考えを部下に一方的
に押し付けたり、反対に部下が「与えられた」仕事を力不足と考え、
ノー・アイデア状態で物事が何も進まない状態になってしまったり。
そのようなことが、身の回りに起こっていないでしょうか。いずれに
しても、部下が自分の心の奥底に鬱積する不満を抑えかね、自信をも
って仕事に取り組めない状態になってはいないでしょうか。これは、
危機的状況です。
上司はこの状態に気づくことが必要なのですが、往々にして能力の
あると思っておられる方(そんなことは思っていないと言うものの、
振る舞いに現れてしまっている方)は、このことに気がつきません。
あるいは指摘をしても受け入れないことが多いようです。そのような
方に限って「わたしはすべての部下の状況を知り尽くし、心のケアを
しているのだから大丈夫だ」と傲慢になりがちです。このような壊滅
的な状況になることを絶対に回避しなければいけません。そのために
チームの誰もが当事者になって仕事に取り組んでいけるような状況を
構築する。そんなことを(わたしも含めて)目指すべく、ここに私見
を公開することにしたのです。
ここ10年、仕事への取り組み姿勢や考え方がチーム全体に明確な
形で十分に浸透していないような印象を受けます。また、幹部社員と
部下との間でのコミュニケーションにおいても、このようなテーマの
ディスカッションが十分なされていないと感じます。その人のキャリ
アにおいて、確かに技術・スキルの向上を図ることは必要でしょう。
しかしそれだけではなく、やはり自分流の考え方や思想をもつことも
重要であると思うのです。
このようなことに対する「きっかけ」を改めて皆様にも考えていた
だこうと思い、日頃気になっている事柄を発信していこうと思います。
ただし「これはひとつの考え方である」という前提で、皆様にはこの
情報を受け止めていただき、それぞれ咀嚼して考え、自らの考え方と
照らし合わせていただければ幸いです。
IS構築プロセスの場面では、様々な「技法・フレームワーク」が
出現してきています。経験則とまではいかないにしても、IS構築プ
ロセスの99%は、斬新な創意工夫によって成立するものではなく、
「当たり前のことをきっちりとやる」ことが成功要因だと考えます。
従って、IS構築プロセスは地道な努力の連続であり、作業の着実な
遂行とその確認という「緊張感の維持」が、柱となっているのです。
この柱は書物・情報・マニュアルの類だけでは体得できません。体得
するためには、身近に存在する先輩のなかから「師」を見つけ、それ
に倣うことにつきます。また、自分が参加したりリードしてきたプロ
ジェクトの成功事例・失敗事例を大切にし、その要因について同志と
納得がいくまで議論しあうことを日常化させることです。わたしは、
「失敗経験が自分の成長のために重要である」という考え方をもって
います。しかしそれはあくまでも「経験」ですから、自分自身のこと
です。他人の失敗事例は、あくまでも参考情報です。これは、やはり
リアルタイムで「どのような判断し行動をとったのか」がすべてだと
思うからです。後からではなんとでも言えます。
生き物である「IS構築プロセス」のプロジェクト管理には「バラ
ンス感覚」が必要になるのではないでしょうか。
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あらゆる面において、ビジネス推進の要諦は緊張感を維持すること
にあると考えます。この場で過去のわたくしの経験を私論を交えなが
ら、公開することにしました。わたくしの経歴上、IS(情報システ
ム)構築プロセスが舞台になりますが、どんなビジネスにも該当する
部分があると確信しております。投稿は不定期になりますが、お読み
いただければ幸いです。
■はじめに
「あなた、もしくはあなたの部下の目は輝いていますか?」
部下が自分の考えたストーリーに従って仕事を進めようとしても、
上司がその考え方をまっこうから否定し、自分の考えを部下に一方的
に押し付けたり、反対に部下が「与えられた」仕事を力不足と考え、
ノー・アイデア状態で物事が何も進まない状態になってしまったり。
そのようなことが、身の回りに起こっていないでしょうか。いずれに
しても、部下が自分の心の奥底に鬱積する不満を抑えかね、自信をも
って仕事に取り組めない状態になってはいないでしょうか。これは、
危機的状況です。
上司はこの状態に気づくことが必要なのですが、往々にして能力の
あると思っておられる方(そんなことは思っていないと言うものの、
振る舞いに現れてしまっている方)は、このことに気がつきません。
あるいは指摘をしても受け入れないことが多いようです。そのような
方に限って「わたしはすべての部下の状況を知り尽くし、心のケアを
しているのだから大丈夫だ」と傲慢になりがちです。このような壊滅
的な状況になることを絶対に回避しなければいけません。そのために
チームの誰もが当事者になって仕事に取り組んでいけるような状況を
構築する。そんなことを(わたしも含めて)目指すべく、ここに私見
を公開することにしたのです。
ここ10年、仕事への取り組み姿勢や考え方がチーム全体に明確な
形で十分に浸透していないような印象を受けます。また、幹部社員と
部下との間でのコミュニケーションにおいても、このようなテーマの
ディスカッションが十分なされていないと感じます。その人のキャリ
アにおいて、確かに技術・スキルの向上を図ることは必要でしょう。
しかしそれだけではなく、やはり自分流の考え方や思想をもつことも
重要であると思うのです。
このようなことに対する「きっかけ」を改めて皆様にも考えていた
だこうと思い、日頃気になっている事柄を発信していこうと思います。
ただし「これはひとつの考え方である」という前提で、皆様にはこの
情報を受け止めていただき、それぞれ咀嚼して考え、自らの考え方と
照らし合わせていただければ幸いです。
IS構築プロセスの場面では、様々な「技法・フレームワーク」が
出現してきています。経験則とまではいかないにしても、IS構築プ
ロセスの99%は、斬新な創意工夫によって成立するものではなく、
「当たり前のことをきっちりとやる」ことが成功要因だと考えます。
従って、IS構築プロセスは地道な努力の連続であり、作業の着実な
遂行とその確認という「緊張感の維持」が、柱となっているのです。
この柱は書物・情報・マニュアルの類だけでは体得できません。体得
するためには、身近に存在する先輩のなかから「師」を見つけ、それ
に倣うことにつきます。また、自分が参加したりリードしてきたプロ
ジェクトの成功事例・失敗事例を大切にし、その要因について同志と
納得がいくまで議論しあうことを日常化させることです。わたしは、
「失敗経験が自分の成長のために重要である」という考え方をもって
います。しかしそれはあくまでも「経験」ですから、自分自身のこと
です。他人の失敗事例は、あくまでも参考情報です。これは、やはり
リアルタイムで「どのような判断し行動をとったのか」がすべてだと
思うからです。後からではなんとでも言えます。
生き物である「IS構築プロセス」のプロジェクト管理には「バラ
ンス感覚」が必要になるのではないでしょうか。
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