らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

2826.EACH ONE BELIEVING THAT THERE’S A PLACE

2013-08-01 | 01.Journey
【写真:サロベツ原野から眺める夕陽の利尻富士 2010年08月02日18時54分撮影】
 ★この写真はイメージです。

 オフィスでいっしょに仕事をしている女性から、本日ある相談を
受けました。

 …というと極めてシリアスな内容を連想しがちです(しない)が、
そうではありません。

 女性:らば~そうるさん、北海道くわしいですよね。
    夏季休暇で北海道の稚内を旅行する予定なん
    ですが、どこかいいところありません?

 私 :そうだね~。夕方、サロベツ原野に行くと
    何か感じる風景と出会えるかもしれないよ。

 その女性がどのようなシチュエーションで旅行するのか、細かい
ことを訊かずにそう答えました。それだけ。今や世の中には情報が
溢れかえっています。彼女も、きっといろいろと調べていることで
しょう。それでいて、あえて人に訊ねるということは「何か決定的
なモノが欲しい」ということではないでしょうか。

 従って、私もいろいろとある選択肢から最善を尽くし絞り込んで
答えました。「夕方のサロベツ原野」に私が意図するものを彼女が
悟ったのかどうかはわかりません。しかし彼女は

 女性:そうですよね! ありがとうございました。

 とあたかも何か吹っ切れたかのように私に言ってくれました。

 自分たちだけの「場所」がきっと見つかることでしょう。それは
同時に、自分たちの心の拠り所を得ることになるのだと信じます。
そう、かけがえのない思い出という財産…。

 夏から秋にかけての道北。特に、サロベツ原野の夕暮れが大好き
です。

 道北は、なんだかちょっと、寂しいから好きなんです。

 某情報誌で、旅するライダーさんがこのようにコメントしていた
記事が掲載されていました。うれしくなりました。自分と同じ感性
をもった人がいることに。

 寂しい気持ちというのは、決して寂しくないのですね。だって、
そのように思う気持ちを重ねれば重ねるほど、それだけ出会う人の
優しさが感じられるのだから。


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