【写真:名も無い展望台@サロベツ原野 2012年09月26日16時23分撮影】
天塩川河口橋を越え、道道 106号線をひた走る。超スーパー(二重
表現)でストレートな直線(またも二重表現)道路だ。ここは「浜里」
という地名で景観も素晴らしいのだが、お気に入りは稚咲内を越えた
エリアである。別の記事で追って紹介しよう。
さて、音類の風力発電設備をやりすごすと、右折できるポイントに
到達する。幌延ビジターセンターやパンケ沼にアクセスする道である。
実は、このエリアに秘密の場所があったのだ。「あった」とは…??
名も無い展望台
あれは1994年頃だったであろうか。パンケ沼付近の農道をランダム
に走行していて偶然みつけたスポットである。木造の展望台。近くに
「名山台」なるサロベツ原野のビューポイントがあるのだが、ここは
まったくもって無名。「名も無い展望台」なのである。周りには何も
ない。訪れる人も(ほとんど)いない。サロベツ原野と秀峰利尻富士
を独占できる崇高な場所なのである。
しかし、それはもはや過去のものとなった。今年訪れてみて驚いた
のは、アクセスする途中の農道で何台もの「観光」と思われる車両に
遭遇したことである。そして…。名も無い展望台には、なんと複数の
車両が駐車しているのではないか。わずか2台でも「賑わっている」
のだ。それほど、ここには人が訪れていなかったのである。
もはや、「秘密の場所」ではない。自分勝手な喪失感ではあるが、
明日から心を新たにして、秘密の場所を見つけるとしよう。
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