らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1173.ビートルズ・IN JAPAN 1966.07.01 DAYTIME(4)

2009-01-21 | 12.THE BEATLES
 

CHAPTER 4 本日のハイライト

 ジョージが落ち着いたトーンでMCを続ける。

 ありがとう。ありがとう。次の曲はアルバム『ヘルプ!』からの
 曲です。「イエスタデイ」。

 YESTERDAY

 ジョージのコメントが終わると同時にジョンがカジノでイントロ
を弾き始める。聴衆のボルテージは、この瞬間が最高潮だったので
あろうか。ポールが右のマイクに歩み出て、しみじみと歌い始める。
4人による「イエスタデイ」。どこか牧歌的な響きをもつこの曲は、
はるかかなたのイングランドの草原のイメージを喚起させてくれる。

 大歓声をかきわけるようにマイクの前に進み出たポールが、ここで
初めて日本語を披露する。

 どうも。どうも。セニョール、ありがとう。
 さあ、次は「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン」。
 リンゴが歌います!

ポールは右手を後方に広げ、リンゴを紹介した。

 I WANNA BE YOUR MAN

 すると、リンゴはあたかも堰を切ったかのようにやや開き直り気味
に突然歌い始めた。間奏前では

 オーライ、ジョージ!

と一声。ジョージは呼応するかのように、腰を低く落としながらソロ
を展開する。味のあるフレーズに仕上がった。ジョンは得意の低弦を
使ったプレイだ。曲が終わるとリンゴは「ふぅ~」という感じで目の
前にあるマイク・アームをオフの方向へ回転させた。

 ありがとう、リンゴ。ありがとう、みなさん!

 ジョンのMCが始まる。

                            つづく



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