【写真:オソウシ温泉の噴泉塔 2005年10月24日10時04分撮影】
再び訪れたい温泉があります。北海道新得町にあるオソウシ温泉・
鹿乃湯荘です。最後(という言葉を用いたくありませんが・・・)に
訪れたのが2006年10月のこと。2007年の秋に訪れた時は休業の貼紙が。
そして、その後2008年 1月に鹿乃湯荘が売りに出されたという情報を
聞きつけ、驚愕してしまったのです。
オソウシ温泉との出会いは、1993年 6月のことでした。それまでは
正直に言えば温泉にはあまり興味がありませんでした。「湯につかる
こと」は好きでしたが、泉質や環境に対する関心が少しも無かったの
です。従って、オソウシ温泉との出会いはわたしにとって「変革的な
出来事」でした。これをきっかけに、わたしの「北海道フリーク」が
さらに加速度的に強化されると同時に「北海道在住の温泉好きな方々」
とネットを通じて知り合い、現在も親しくさせていただいております。
これはお金に換えることができない、貴重な財産です。
あれから16年の歳月が流れ、そして、オソウシ温泉の湯につかって
いない期間が3年経過しました。オソウシ温泉を再訪したい気持ちは
日増しに高まっています。現在は、はたしてどのような状況になって
いるのでしょうか。昨年末には「新しいオーナーが決まりそうであり
2009年春のリニューアルオープンに向けて、リフォームの準備をして
いる」との噂を聞きつけ、とても喜んだものです。しかし、その春は
もう過ぎました。そして、ゴールデン・ウィークに差し掛かったある
日に、オソウシ温泉を訪れた方がいらっしゃいました。その方の情報
によれば、「廃屋状態」になっていたとのことです。
◇◆◇
新得町に位置するオソウシ温泉。しかし現場は、国道38号線の市街
地から屈足・岩松を経由し、さらに林道を7Kmほど入った自然深い
地域です。新緑の季節、オソウシ林道に沿いの渓流がとても爽やかで
生息するエゾシカとともに、わたしにとって「忘れかけていた何か」
を思い出させてくれる神聖な場所なのです。
REVIVE! オソウシ温泉!!
この記事を書いていたら、温泉というものに興味が湧き出した頃の
懐かしい(そんなに昔ではないのに)情景が脳裏に浮かんできました。
今の自分があるのも、その頃があればこそ。もう一度、源泉もといっ
原点に戻ろうと思います。
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