らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1285.渋滞を短くするには

2009-05-13 | 01.Journey
 大型連休に、車で行楽地へお出かけになったかたもいらっしゃった
ことと思います。「渋滞」に遭遇されましたか。高速道路を走行して
前方に車列が見えてくると「ああ、ここまでか~」と嘆きの図・・・。

 渋滞ってなぜ発生するの?
 渋滞を短くする方法ってあるの?

 冒頭で「車列」という言葉を用いました。渋滞を「停止状態にある
車の列」と考えてみましょう。車の最後列に車が1台到着し停止すれ
ば、車列は長くなります。その反対に車の最前列から停止状態の車が
1台発進すれば、車列は短くなります。実に当たり前の現象ですが、
渋滞が発生する基本的なメカニズムは、以上のことなのです。車列、
すなわち渋滞が長くなったり短くなったりするのは、「車列の最後尾
に到着する車の数」と「車列の先頭から車が発進する数」のバランス
によるものといえます。

 おさらいです。渋滞を短くするためには、「車列の先頭で渋滞から
脱出する車の数を増加させる」か「車列の最後尾に到着する車の数を
減少させる」ことが必要なのです。

 な~んだ。つまんない。

・・・とお嘆きの貴兄。ごもっともです。以上展開した内容は、いわ
ゆる「机上論」です。理論上はそうであっても、実際は・・・。そう
です。具体的施策が必要です。その施策とは・・・「渋滞吸収走行」
です。

 渋滞吸収走行

 渋滞吸収走行とは、渋滞に加わる車の数を減少させるための走行法
です。ただし「単独」では効果が出ません。そのエリアにいるドライ
バーがこの走行法を意識して運転することにより効果が出ます。予め
前方の車両との車間距離を十分に確保します。交通量が増加してきた
時点で、車両速度を落とし車間距離を維持します。実はこの車間距離
が一種のバッファの役割を果たしているために、前方の車両が急激に
速度を減少させても自分の車両速度をコントロールしながら維持する
ことができるのです。ご参考までに、「渋滞吸収走行」に必要な車間
距離は「時速40Km走行で25.0m、時速80Km走行で47.5m以上」です。
この理論値は、「高速走行」ではなく「前方が渋滞していること」を
前提としていますので、ご注意ください。

 とはいっても、やはり現実的には渋滞が発生しても車両速度を落と
さず、隣接するレーンから「割り込まれないように」するために車間
距離を縮めて走行してしまうケースがほとんどでしょう。


 あれっ、完結していませんね。失礼しました。それでは♪



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