【ALBUM “CLOUD NINE”】
ICTの世界では「クラウド」ブーム。「ブーム」と表現している
ところがミソです。約20年前に流行したSISブームを思い出します
が、今回はどのような推移するのでしょうか。
・・・となんとも意味不明な出だしですが、「クラウド」といえば
ジョージ・ハリスンのアルバム“CLOUD NINE”ですね(と例によって
強引な展開)。アルバム・ジャケットの画を思い出してみてください。
ジョージが手にしているのは・・・、あの“GRETSCH DUO JET ”では
ありませんか。このギターを見て、多くの方がビートルズのデビュー
当時の曲を、頭の中で鳴り響かせたのではないでしょうか。特にあの
‘I Saw Her Standing There’のバキバキした硬い音は“DUO JET ”
ならではの音ですね。
“DUO JET ”については、かつてこの記事でコメントいたしました。
ジョージは1961年から1962年にかけて、このギターもしくは“J-160E”
を使用していましたが、1963年になるとカントリージェントルマンか
テネシアンがメイン・ギターになりました。“DUO JET ”はビートル
ズの舞台から姿を消します。
そして、24年後のこと。冒頭の画像に話はつながります。はたして
この“DUO JET ”は「24年前のそれ」と同じギターなのでしょうか。
ジョージは当時このようにコメントしていました。
このギターは一度誰かにあげてしまったものを
取り戻したのさ
ジョージは、ビートルズの時代に多くのグレッチを愛用しましたが
晩年に所有していたのは、おそらくこの“DUO JET ”だけだったのは
ないでしょうか。逆に言えば、ジョージがそれだけこの“DUO JET ”
を愛していたと言えるのかもしれません。
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