らば~そうる “IN MY LIFE”

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1425.プロ野球2009ペナントレース(パシフィックリーグ・9月終了)

2009-09-30 | 23.Baseball
【写真:また無意味な四球で失点かよ!?(L中継ぎ投手陣) 2009年06月19日20時22分撮影】
 ★この写真と記事内容は直接関係がありません。

 2009年ペナントレースも9月の戦いを終え、おおむね先が見え
てきた。

 ここで、私の順位予想を振り返ってみよう。(→№1242 の記事参照

■予想順位

 1.千葉ロッテマリーンズ
 2.福岡ソフトバンクホークス
 3.埼玉西武ライオンズ
 4.北海道日本ハムファイターズ
 5.オリックスバファローズ
 6.東北楽天ゴールデンイーグルス

 8月31日終了時点の順位は以下の通りである。

■順位(2009.08.31時点)

                          勝差 9月
 1.北海道日本ハムファイターズ   66勝43敗 1分   -  →
 2.福岡ソフトバンクホークス    61勝49敗 4分  5.5  →
 3.東北楽天ゴールデン・イーグルス 56勝52敗 1分  9.5  →
 4.埼玉西武ライオンズ       53勝55敗 4分 12.5  →
 5.オリックスバファローズ     46勝66敗 1分 21.5  →
 6.千葉ロッテマリーンズ      45勝65敗 4分 21.5  → 

 9月30日終了時点の順位は以下の通りである。

■順位(2009.09.30時点)

                          勝差 
 1.北海道日本ハムファイターズ   77勝57敗 1分   - 
 2.福岡ソフトバンクホークス    73勝62敗 4分  4.5 
 3.東北楽天ゴールデン・イーグルス 72勝62敗 1分  5.0 
 4.埼玉西武ライオンズ       67勝67敗 4分 10.0
 5.千葉ロッテマリーンズ      61勝74敗 4分 16.5 
 6.オリックスバファローズ     53勝84敗 1分 25.5

■解説

 いよいよペナントレース終了まで秒読みの段階となった。第1位は
ファイターズになろう。2位争いは熾烈だ。結局ライオンズは脱落し
ホークスとイーグルスがCS第1ステージの主催権を争うこととなる。
勢いはイーグルスにあるとみる。

■CSの展望

 ファイターズの挑戦権を獲得するのはホークスか、それともイーグ
ルスか。9月の個々の選手の状態をみると、投手力は互角、攻撃力は
イーグルスに分がある。先発投手は、ホークスでは杉内、ホールトン
そして大隣。これに和田が加われれば、ホークスが優位にたつ。一方
イーグルスは、岩隈、田中、永井だ。これにラズナー、青山、藤原が
加わり、頭数ではむしろホークスを凌駕する。しかし短期決戦の舞台。
ペナントレースとはまた異なったテイストの雰囲気になるため、なか
なか思うようにいかない。そのへんを考慮した野村采配に注目する。

 中継ぎ抑えでは、やや翳りが見えるホークスの攝津、馬原に対して、
イーグルスは福盛が安定している。川岸がセットアッパーとして機能
すれば、イーグルス優位だ。

 攻撃面では、集中力抜群のイーグルスが優位だろう。各選手が自己
のポジションを理解しチーム全体が見えている状態だ。各々の持ち味
を遺憾なく発揮できている。いっぽう、ホークスは松中を起用せざる
をえない状況がチームの状態を物語っている。気持ちは理解できるが
逆説的に、松中を休養させられる状態にならないと厳しいだろう。

 さて、ファイタース・・・。といったところで、スペースが尽きて
しまった。ダルビッシュの状態がどこまで快復しているのだろうか。
攻撃的にも、春先のような爆発的な得点力が低下しているので、先発
投手が最小失点で抑え、「3-2」でゲームをモノにする「筋肉質的
ファイターズ野球」に持ち込めれば、日本シリーズに進出するだろう。

メタボリック野球 ~Lions~

 まず最初に。「可能性がある限りCSを目指して・・・」と監督・
選手はコメントしている。現場で戦うものとして、それは当然の振る
舞いだ。しかし、全体的に、客観的にみてそのゲームの内容や選手の
パフォーマンスを見るにつけ、「今年のライオンズはパリーグの代表
としての決定戦に出場するに相応しい内容ではない」と思う。上位3
チームとの差は歴然としている。・・・と数試合を残していながらも
このように述べなければならないところがとてもつらい。しかし事実
をしっかりと受け止めよう。

 ライオンズに対して長年の一ファンとして言いたいことがたくさん
ある。「育成」が上手だった伝統はどこへ行ってしまったのか。特に
投手については、いったい育成の現場で何が起こっているのだろうか。
「総括」として、今年の振り返りと来シーズンに向けての展望を別途
改めて論述したいと思う。今年(だけではなく昨今)のライオンズの
野球は、ひと言で言えば表題に象徴されるような「たるんだ野球」だ。



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