【THE BEATLES】
「パーティーはそのままに」。“BEATLES FOR SALE”に収録された
‘I Don't Want To Spoil The Party ’の邦題である。わたしの好き
な曲のひとつだ。ドライヴ感のあるビートとは裏腹に、哀愁をさそう
歌詞。「レノン・ワールド」を具現した曲である。
他のビートルズの歌がそうであるように、この曲でも音楽の3大要
素である「メロディ・ハーモニー・リズム」が強烈にアピールされて
いる。ジョンとポールによるハーモニーは絶妙だ。「ハモリ過ぎて」
音がビリビリと発しているような感覚である。リズムでは、ジョンの
“J-160E”が火を噴いている。その歯切れよいパーカッシブな音は、
明らかにこの曲の主役となっている。‘A Hard Day's Night’で駆使
したように、「G」をキーとする曲で1弦の「G」を活かしたコード
を展開している。コード「G」→コード「Fadd9」(注:2009年
02月22日「F9」から訂正)がそうである。
“BEATLES FOR SALE”は、ビートルズのギター・サウンドが楽しめ
るアルバムであるが、ジョージのリードもスポット・ライトを浴びて
いる。この曲では、得意のチェット・アトキンス奏法を惜しげもなく
披露してくれている。あたかも「集大成」といってもよいプレイだ。
‘All My Loving ’の頃から格段に成長し、複雑なソロをテネシアン
で聴かせてくれる。次のアルバム“HELP! ”から、ギターにポールが
参加したことを考えると、「集大成」という言葉は複雑に響く。
‘I Don't Want To Spoil The Party ’は、まさしく「ギター・サ
ウンド」の曲である。何度かコピーに挑んだが、なかなか・・・。
やはり、この雰囲気は「ジョンとジョージのセット」ならではなの
であろう。素晴らしいギター・ワークだ。
↑If this article is quite good, will you please click?
派手なサントラに挿まれた“BEATLES FOR SALE”ですが好きな曲が多いんですよね~
この曲は是非ステレオヴァージョンで聞くのをお勧めするのですが、、、今はMONOヴァージョンが正規なので残念です。
よ~く考えてみると
“BEATLES FOE SALE”における
ジョンの“J-160E”の音が好きなのかもしれません。
この曲のステレオ・ヴァージョンとして
「LP」(“BEATLES FOR SALE”)と
US盤「CD」(“BEATLES Ⅵ”)で
楽しんでいます♪
もっと昔はG→Dmで弾いてたような。。。
ダメだな・・独学で覚えた耳には限界がある。とほほ。。。
ちなみにイントロのコード進行は
G→D7sus4→D→Gであってますでしょうか?(・・・と聞いてみる)
気になって調べなおしてみました。
わたしが今まで「F9」と表記していたのは
正確には「Fadd9」のことです。
ご指摘の件、イントロと最後の部分の2小節めは
ベース音が「D」です。
しかしギターは1弦の「G」が鳴っています。
従って、
「Fadd9/D」と分数コード表記でいかがでしょうか?
いろいろな見解がありますので、答えは複数あると思います。
上記、納得いたしました^^
古い日記にコメントすみません。。
いつも覗かせて頂き、すごく勉強になります。
<(_ _)>
ご返事が遅くなり、すみません。
ありがとうございます。
このブログは皆さまからの温かいコメントで
成り立っております。
皆さまからのご指摘があり「ハッ」とすること
気づきを得ることが多くあります。
今後とも、よろしくお願いいたします。