【埼玉西武ライオンズ・渡辺監督の現役時代(1992年)】
プロ野球交流戦が始まる。「評論家」の下馬評では北海道日本ハム
ファイターズの評価が高い。そのいっぽうで、現在あれだけ好調であ
る埼玉西武ライオンズに対するコメントはほとんど皆無。注目されて
いない。
これは、うなづけることだ。
「交流戦は情報戦だから、今年はスコアラーによる分析を強化して
いる」とは埼玉西武ライオンズの首脳陣のコメントだ。しかし、所詮
ここまで打力でチームを盛り上げてきたことは否めない。それはそれ
でよいのだが、交流戦たるもの、普段対戦のない相手の投手を、そう
簡単に打ち込めるものではない。反対に言えば、ちょっとした守備の
破綻がそのゲームの行方を左右してしまうのだ。しかも「1カード2
連戦」の形式は、いとも簡単に「2連勝2連敗」の図式を創出してし
まう。
交流戦を制することのできる条件は、やはり「ディフェンス」が強
いこと。特にロースコアの展開で競り勝つことができる「筋肉質」の
チームが上位に入るものと思う。7回終了時点で1点のビハインド。
「な~に、追いつけるさ」なんて安易に考えていると、そのまま終了
してしまうだろう。中継ぎ・抑えはなおさら簡単には打てまい。
埼玉西武ライオンズ。ディフェンス面では課題だらけ。スキだらけ
である。しかし、昨年と比較すれば投手力は質量ともに向上している。
「競った展開」になったとき、チャンスをいかにモノにし、ピンチを
防ぐことができるのか、注目してみたい。
「2死二塁で点をもぎとる」「2死二塁で点を防ぐ」
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