らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

3319.自分を客観視するのは難しい

2014-12-07 | 22.Bowling
【写真:知る人ぞ知る「偉大なプロショップ」です@東京ポートボウル 2014年12月07日14時19分撮影】
 ★この写真と記事内容は直接関係があります。

 競技ボウリングのスランプ。どのような競技でも言えることですが
選手は、調子の浮き沈みと絶えず闘っています。好調と感じるときは
自己のパフォーマンスがチームによい方向に作用しますし、逆の場合
負のスパイラルに陥ります。

 競技ボウリングの場合、格闘技とは異なり対戦相手と直接触れ合う
ことはありません。団体戦も競技方式の中で重要な位置を占めますが
野球やバレーボール等の明確な役割分担から構成されている競技とは
異なり「個人の心技体の積み重ね+α(チームとしてのコミュニケー
ション」で成立しています。

 この記事で、昨今のスランプをかこち「変わらねば」と再生を決意
しました。有言実行。さっそく、東京・芝浦のポートボウルに赴き、
練習です。

首都高横羽線を北上します(大師ランプ付近)


 フロントにお願いし「スコアを採らない状態」にしていただき練習
を開始しました。アイズ・オン・スパットの見方、スタンス、始動、
下半身の運びとスイングの同期・非同期、手首の使い方、リリース前
の上体の角度などなど。4番・7番、あるいは6番・10番のカバーの
集中練習など、課題を設定した練習に取り組みました。

センターでは「月例会」が開催されていました(懐かしい会員さんとご挨拶)


 練習が終わり、プロショップ・オーナーのNプロのところへ挨拶に
行きました。久々の対面でしたが、Nプロは変わらぬ「熱い姿勢」で
貴重な時間の中、お話にお付き合いいただきました。ボウラーとして
の飽くなきレベルアップを追求するご自身のこと、業界のことなど…。
気がつけば、30分もショップで立ち話をしていました。そして驚いた
ことは、練習していた私の投球を見てくださっていたのです。

 Nプロ:らば~さん、投げ方変わっていないね。
     気持ちよく投げているように見えましたよ。
     下半身も使えていましたね。

 らば~:ありがとうございます。でも意外です。
     自分ではエイジングのせいか、最近
     下半身が使えてなく、特にヒザが突っ
     立っていて、思うように投げられていない
     と思っていたのですが…。

 Nプロ:いやいや、そんなことはありませんよ。
     むしろ、以前のほうがヒザが入りすぎていた
     感じでしたからね。

 オドロキです。自分では欠点と感じていたことが、他者の目線では
欠点ではないということがあるのですね。思い立ち、急遽練習に来て
いた私を影ながら見ていただいていたことに感謝でいっぱいの気持ち
になると同時に、やはり自己だけでは自分の姿に気づくことに限界が
あるのだなと再認識しました。日頃自分のボウリングを見て下さって
いる方々の助言って重要なのだな…と。


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