【写真:「Lions!」@西武ドーム 2014年06月13日18時25分撮影】
★この写真と記事内容は少し関係があります。
2014年ペナントレースもとっくに終了。ポストシーズンの結果
も言わずもがなである。各球団の来季に向けての編成も宴たけなわで
ある。
オリックスの大型補強には正直驚いた。「2位じゃだめなんです!」
球団のギラギラした「ヤル気」を感じる。現場も2位で満足すること
なく、その悔しさを糧に「優勝」という文字を本気に渇望するムード
を感じる。成長期のチームに見られる雰囲気だ。かつてライオンズが
所沢に移転した頃の雰囲気を思いだした。
例によって、私の順位予想を振り返ってみよう。(→№3061の記事参照)
■予想順位
【パシフィック・リーグ】
1.福岡ソフトバンクホークス
2.千葉ロッテマリーンズ
3.東北楽天ゴールデンイーグルス
4.埼玉西武ライオンズ
5.北海道日本ハムファイターズ
6.オリックスバファローズ
8月31日終了時点の順位は以下の通りであった。
■順位(2014.08.31時点)
勝差 9月
1.福岡ソフトバンクホークス 69勝46敗 5分 - →
2.オリックスバファローズ 67勝47敗 1分 1.5 →
3.北海道日本ハムファイターズ 59勝55敗 3分 9.5 →
4.埼玉西武ライオンズ 50勝62敗 4分 17.5 ↓
5.千葉ロッテマリーンズ 52勝66敗 2分 18.5 ↑
6.東北楽天ゴールデンイーグルス 47勝67敗 0分 21.5 ↑
そして、最終成績は以下の通りである。
■順位(2014.10.07時点)
勝差 来季
1.福岡ソフトバンクホークス 78勝60敗 6分 - →
2.オリックスバファローズ 80勝62敗 2分 - ↑
3.北海道日本ハムファイターズ 73勝68敗 3分 6.5 ↓
4.千葉ロッテマリーンズ 66勝77敗 2分 14.5 →
5.埼玉西武ライオンズ 63勝77敗 4分 16.0 ↓
6.東北楽天ゴールデンイーグルス 64勝80敗 1分 17.0 →
■解説
ペナントレース5位。そしてここまでの補強についても微妙な印象
を受けるライオンズ。獲得を目指した小谷野、中島がオリックスに。
ここで一ファンとして考えた。
冒頭で「かつて所沢に移転した頃の雰囲気」と書いたが、こう書く
こと自体、過去の成功体験にすがりついていないだろうかと反省して
いる。現実的に2008年以降優勝なし。ここ数年の投手陣整備の失敗。
そして、今年の小谷野・中島に見られる選択。
「球場の営業面や選手はよくやっている」という評価は一部同意だ。
しかし、やはり何かが欠けている。そしてその欠けている部分を論ず
る際に「かつてのライオンズは…」というのが常套手段だ。代表的な
例が「ユニフォームにライオンズ・ブルーを戻せ」という類である。
私もそう思っていた。だが、それがなんなのだ。違う。福岡時代から
のファンではなく、所沢に移転してからのファンにありがちな「成功
体験」との比較。それは切り捨てなければならないだろう。今や海外
からNPBに復帰しようとしている選手から「優勝を争えないチーム」
としてのレッテルを貼り付けられているのだ。この魅力の無さがライ
オンズの現実である。残念だけれども。
球場に足を運ぶファン層も世代が変わった。彼らにはライオンズの
成功体験がない分、それを感じているオールド・ファンよりもさらに
客観的な視点でライオンズを応援できるのかもしれない。いずれにし
ても、「ファンにとって魅力のある」だけではなく「選手にとっても
魅力のある」ライオンズにしていくことが今必要なのだろう。
道程はかなり険しい…。
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