以前からボウリングのボウラーとベース・ボールの投手の「体の使
い方」にいくつか共通点があると思い、この場でも、いくつか私見を
紹介させていただきました。
このほど、日刊スポーツに掲載されていた小谷正勝氏執筆のコラム
を読みました。読後・・・。やはり。ご紹介しましょう。映像を参照
しながら引用文の内容をご確認ください。また、比較することにより
ボウラーの方の参考になれば幸いです。
■33年ひと筋 名投手コーチ 小谷の指導論⑥
(2012年 2月17日 日刊スポーツ)
【引用開始】
1.始動する前、まず目標の確認が大切。的は小さく、点で絞る。
点で絞る意識を持てば動作を急がない。
2.目標を確認したら、軸を作っていく。右足かかとを90度内側に
回転させ、プレートを踏み替える。かかとが着地したのを確認
してから、左の「フリーフット」をゆっくり押し込みながら上
げ始める。自然と左腰~上半身にねじりが入り、左肩は捕手の
方向を向く。右足の膝は伸びている。
3.右足に全体重を乗せ、右足の裏、膝を利用して左のフリーフッ
トを上げる。爪先、膝ではなく、足と腰の付け根から上げる。
体力測定の踏み台昇降の要領で。
4.左足を上げきった時、両手の位置がヘソ付近か。多少の上下は
いいが体のセンターラインを外さない。
5.横から見て右の爪先、膝頭、頭の3か所は、「串」が刺さった
ように縦1本か。特に右膝で力感を保ち、バランスよく「やじ
ろべえ」の形に入れているか。やじろべえの軸は真ん中だが、
投球の場合は「串」のラインが軸となる。プレート板のに着い
ている軸で、捕手の方向へ力強くジャンプできればOK。
6.作った軸の平行移動が始まる。移動に合わせ、グラブと球を持
った両手が、ほんの気持ち遅れて「割れて」いく。その時、両
手親指の位置関係に注目。上から→下→上へと動き、左右対称
に割れていく。くす玉がカパッと割れるイメージ。力まず、速
く割る。
7.軸が移動する時、右股間節の付け根、右膝は開いていないか。
左肩はここで開いてもいい。右胸と右肩は、開いてはいけない。
8.軸が移動する時、ボールを持つ右手首は、右足の膝付近まで下
がっている。
9.軸が移動する終盤、フリーフットの左膝がタイミングよく伸び
る。着地の瞬間、捕手から左足のスパイクの歯が一瞬見えれば
ベスト。見えれば、始動から順序よく動作している。
10.ボールを保持している右腕が、体に巻きついてトップに入って
いるか。その時、肘は肩の高さまで上がっているか。グラブは
目標の方向へ向いているか。後は振りぬくだけ。ヘッドが走る。
【引用終了】
いかがでしょうか。ボウラーのアプローチ上の動作と比較させ考察
するのも一考かと思います。アプローチに上がったボウラーが、何を
どのように考えてから投球動作に入るのでしょうか。そしてリリース
ポイントに至るまでの各ポイントの動作が、どのようになっていれば
よいショットが生まれるのでしょうか。
うまくなるために、研究することは尽きませんね。
HERE
↑If this article is quite good, will you please click?
い方」にいくつか共通点があると思い、この場でも、いくつか私見を
紹介させていただきました。
このほど、日刊スポーツに掲載されていた小谷正勝氏執筆のコラム
を読みました。読後・・・。やはり。ご紹介しましょう。映像を参照
しながら引用文の内容をご確認ください。また、比較することにより
ボウラーの方の参考になれば幸いです。
■33年ひと筋 名投手コーチ 小谷の指導論⑥
(2012年 2月17日 日刊スポーツ)
【引用開始】
1.始動する前、まず目標の確認が大切。的は小さく、点で絞る。
点で絞る意識を持てば動作を急がない。
2.目標を確認したら、軸を作っていく。右足かかとを90度内側に
回転させ、プレートを踏み替える。かかとが着地したのを確認
してから、左の「フリーフット」をゆっくり押し込みながら上
げ始める。自然と左腰~上半身にねじりが入り、左肩は捕手の
方向を向く。右足の膝は伸びている。
3.右足に全体重を乗せ、右足の裏、膝を利用して左のフリーフッ
トを上げる。爪先、膝ではなく、足と腰の付け根から上げる。
体力測定の踏み台昇降の要領で。
4.左足を上げきった時、両手の位置がヘソ付近か。多少の上下は
いいが体のセンターラインを外さない。
5.横から見て右の爪先、膝頭、頭の3か所は、「串」が刺さった
ように縦1本か。特に右膝で力感を保ち、バランスよく「やじ
ろべえ」の形に入れているか。やじろべえの軸は真ん中だが、
投球の場合は「串」のラインが軸となる。プレート板のに着い
ている軸で、捕手の方向へ力強くジャンプできればOK。
6.作った軸の平行移動が始まる。移動に合わせ、グラブと球を持
った両手が、ほんの気持ち遅れて「割れて」いく。その時、両
手親指の位置関係に注目。上から→下→上へと動き、左右対称
に割れていく。くす玉がカパッと割れるイメージ。力まず、速
く割る。
7.軸が移動する時、右股間節の付け根、右膝は開いていないか。
左肩はここで開いてもいい。右胸と右肩は、開いてはいけない。
8.軸が移動する時、ボールを持つ右手首は、右足の膝付近まで下
がっている。
9.軸が移動する終盤、フリーフットの左膝がタイミングよく伸び
る。着地の瞬間、捕手から左足のスパイクの歯が一瞬見えれば
ベスト。見えれば、始動から順序よく動作している。
10.ボールを保持している右腕が、体に巻きついてトップに入って
いるか。その時、肘は肩の高さまで上がっているか。グラブは
目標の方向へ向いているか。後は振りぬくだけ。ヘッドが走る。
【引用終了】
いかがでしょうか。ボウラーのアプローチ上の動作と比較させ考察
するのも一考かと思います。アプローチに上がったボウラーが、何を
どのように考えてから投球動作に入るのでしょうか。そしてリリース
ポイントに至るまでの各ポイントの動作が、どのようになっていれば
よいショットが生まれるのでしょうか。
うまくなるために、研究することは尽きませんね。
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