【写真:大晦日の空 2005年12月31日15時53分撮影】
幼少の頃、中学生くらいまでであろうか。「大晦日」というのは、
私にとって特別な日であった。とは言っても「今日で一年が終わるん
だなあ~。」というセンチメンタルな気分では無く、意味も無くワク
ワクする「あの感覚」が特別さをいっそう駆り立てるのだ。
大晦日の生活環境って変わったなぁ~
あの頃は、テレビも普段は1時間枠が主流であった。それが大晦日
になるとどうだ。2時間枠や3時間枠もののオン・パレードである。
『さようなら19XX年』『○○○この一年』『年忘れ△△△△』。
現在も番組企画的にはそれほど変化は無いようだが、なにせ「枠」
がワイドになった。『レコ大』や『紅白』のような「定番」はもちろ
んのこと、「裏」(今はどちらが表か微妙である)で対抗する番組も
然りである。かつての「裏」はお笑い系やドキュメンタリが主流であ
ったが、最近は『K-1』『PRIDE』のような「格闘技」が主流
である。「枠」も3時間は当たり前、5時間を越えるものも登場する。
歌謡番組の地盤沈下が著しい中、NHKも「紅白のあり方」をいろ
いろと模索している。現在、1960年代の頃の環境はすべて変化した。
家族構成が縮小化され、「一家団欒の場」が減少化傾向にある。自家
用車が普及し、思い立ったら仲間とともにどこへでも行ける。深夜に
営業するスポットも増えた。正月用の食材を買いだめすることもなく
コンビニエンス・ストアへ行けば、いつでも買い物ができる。また、
携帯電話に代表されるように「通信」のインフラも進歩し、ソフトも
充実つつある。確かに「モノ」は豊かになった・・・。
このように娯楽が多様化する中、1960年~1970年代のように「大晦
日の夜、みんなでこたつに揃ってみかんを食べながら紅白を観る。」
そのような世帯はどれだけあるのだろうか。
大衆が「外側からイベントを鑑賞するだけではなく、イベントの内
側に入りこみ、参加しながら楽しむ。」
そのように志向が変化してきたような気がする。しかし、近い将来
再び「ココロ」の豊かさに回帰する時代が来ると信じている。
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今年「ブログ」を開設したことは、私の「最大の出来事」だったの
かもしれません。いろいろな方と情報交換できるのがいちばん楽しい
し、とてもうれしいのです。来年も感じたことをいろいろな場面で、
そしてこの「場」でも、ありのままに表現していきたいと思います。
それでは皆様、よいお年を!
大晦日も変わらず「安全・安心」を運ぶ飛行機
ただいまトップバッターの細川たかしが歌い終えました。
>そのように志向が変化してきたような気がする。しかし、近い将来再び「ココロ」の豊かさに回帰する時代が来ると信じている。
マジ、そう思います。
来年こそよい年を!
お越しいただきありがとうございます。
「早い」と言っている間に年が明けました。
新年おめでとうございます。
またブログのほうへお邪魔させていただきますね。
to:くまみちゃん
>ただいまトップバッターの細川たかしが歌い終えました。
もう1年経ちました。(小学生のようなギャグ。
いや小学生も使わん♪)
白が勝ちましたね。
さぶちゃんは、またまた紙吹雪。
もう「笑い」を通り越し、魂さえ感じました。
これぞプロだ!