ザ・ロネッツ。1960年代に活躍した、ニューヨーク出身の女性歌手
グループ。そういえば、あのフィル・スペクターさんがプロデュース
したんだよね。
ロネッツを取り巻く人間関係は面白いと思うよ。ビーチ・ボーイズ
のブライアン・ウイルソンが‘By My Baby’に感化され(もうすでに
“RUBBER SOUL ”よりも前に感化されていたんだね)‘Don't Worry
Baby’を作りロネッツに提供したり、ビートルズが『アイドルをやめ
た日』、すなわち1966年 8月29日に、サンフランシスコのキャンドル
スティックパークで前座として出演したのを最後に解散し、彼女らが
本当にアイドルをやめちゃうし。もっともこのときはリード・ヴォー
カルのヴェロニカ・ベネット抜きでステージを務めたんだっけ。その
ヴェロニカは1968年にフィル・スペクター氏と結婚、ロニー・スペク
ターと名乗る。でも、その後2000年代に入り、「ロックの殿堂」入り
でもめたみたい。なんだか複雑だ。
ああ、そうそう。蛇足だけどロネッツの影響を、特にロニーの影響
を受けた人ってけっこういるみたいで、あの大瀧詠一さんやビリー・
ジョエルさんがそうなんだそうな。まさに東西交渉史。「ポピュラー
ミュージック東西文化交流の潮流長竜」とかなんとかいうテーマ、で
論文が書けちゃうかも。んなこたぁない…。
ということでおひらき。
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