【写真:フェリーはちのへ@八戸港 2011年08月27日20時52分撮影】
関東に在住している人間が北海道に車で移動するためには、港から
フェリーに乗船する必要があります。今までの数多くの旅で北行きの
ルート選択はすべて「八戸→苫小牧」でした。なぜでしょうか。
港にはいくつか候補があります。北から大間、青森、八戸、秋田、
仙台、新潟、大洗・・・。このあたりまででしょうか。この中で大間
青森は函館に、八戸、秋田、仙台、大洗は苫小牧へ、新潟は苫小牧、
もしくは小樽へと行き先が固定されます。道内を周るとき、道南から
北上すると1日行程がさらに必要になるので、起点としては苫小牧、
もしくは小樽になります。釧路や十勝(広尾)にルートがあった頃が
懐かしいですね。
しかし、今まではいずれの旅でも起点は苫小牧でした。小樽も選択
できるのに、なぜでしょうか。ダイヤです。小樽に行くためには、新
日本海フェリーの新潟発の便を使うしかありません。この便の出港時
刻が10時30分。小樽入港時刻が翌日04時30分なので、その日を有効に
使えます。しかし、新潟へ10時に到着するためには自宅を早朝に出る
必要があり得策ではないのです。従って小樽着のルートが選択肢から
外れています。
次に、苫小牧に着くための出発港についてです。なぜ、八戸なので
しょうか。ルートの出発港は八戸、秋田、仙台、新潟、大洗が選択で
きます。秋田・新潟発は同一便ですが、この便の苫小牧着は17時30分。
両港に到達するための自宅からの距離を考えると、行程的に非効率に
なります。次に仙台です。太平洋フェリーになりますが、苫小牧着が
11時となり中途半端な時間帯です。大洗はどうでしょう。こちらの船
会社は商船三井フェリーですが、1日2便設定されています。しかし
苫小牧着が、13時30分、19時45分となり上に述べた理由で選択肢から
外れます。八戸発は川崎近海汽船が就航していますが、1日に4便も
設定されています。苫小牧着も7時という設定便がありニーズに合致
するのです。結局現時点では行程の効率性を最優先しているために、
「八戸→苫小牧」に固定しているのですね。
「がんばろう 東北」
今年の八戸港に到着してあたりを散策してみましたが、震災の影響
を感じました。南側の岸壁にはおびただしい数の土嚢が積まれていま
した。そして「がんばろう 東北」の横断幕・・・。夜のデッキの上
で、この半年に起こった数々の出来事を思いめぐらせていました。
夜のデッキにて
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