【SINGLE 「夢をあきらめないで」】
社会人になり1年めが過ぎようとしている頃、「その職」に就いた
ものの、失敗失敗の連続で「こんなんでやっていけるのだろうか」と
未来に不安を感じたことがありました。「自信に満ち溢れた強い自分」
と「満足する結果が出ずに心が挫けそうになる弱い自分」。皆様も、
そのような状態が交互に現れたりしませんか。
わたしが心が挫けそうになった1987年の春、街角から流れてきた曲
(このフレーズは「古い」かも)が、岡村孝子さんの「夢をあきらめ
ないで」です。
「自分の夢って何だろう」。社会人になりたてのその頃は、自分、
あるいはそのまわりの将来についてデザインする余裕がなく、「今」
を生き抜くことで精一杯でした。「その時点で夢だと思っていた夢は
実は、自分にとっての本当の夢ではなかったのだ」と今、そう思える
のです。
だから、この歌にある
あなたの夢を あきらめないで
熱く生きる瞳が好きだわ
というフレーズに対しわたしは、「今はその日暮らしだけれど、夢の
素材を自分で確信し、それをもとに夢をデザインすることができたら
その夢をかたちにするために、一歩ずつ前へ進んでいこう」と気持を
新たにしたのでした。
あれから数十年、「ピエロ」という岡村さんの歌のように、
いろんな女演じてみてはあなたの気をひくうち
本当の自分をどこかに失くし あきれた日暮れ
ビジネス上で、いろいろな人に信頼されよう、よく思われようとして
いわゆる「軸が崩れる」時期もありました。そんな経験を重ねながら
最近ようやく、周辺を含めた自分の「夢」や「志」が明確になったの
です。
負けないように 悔やまぬように
あなたらしく 輝いてね
これからも、負けたり悔やむときのほうが多いのかと思いますが、
本来の自分を感じながら、軸を崩さずに自信をもって進めたらと思い
ます。
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夢を持つこと。素晴らしいことですよね。