【写真:豊富温泉・町営ふれあいセンター 2003年10月14日12時16分撮影】
★この記事は2003年10月14日の記録です。
宗谷岬で宿泊し、浜頓別の「北オホーツク荘」「ウイング」へ立ち
寄る予定であったが、なんと11時からの営業。訪れたのが9時であ
ったため、またまたパスし豊富温泉へ向った。
「町営ふれあいセンター」にお昼前に到着した。豊富町内方面から
でも浜頓別方面からでも、豊富温泉内に着けば、この特徴のある建物
が目に入るので、わかりやすい。
■赤茶色の壁面
■両国国技館のような色と模様の屋根
■三角の形をした塔
今回は、湯治の湯へ入った。
タオルに染み付いた匂いが旅行中抜けない
自動販売機で入湯券を購入しカウンタへ渡す。その後、湯治用浴室
へ直行した。浴室へ入るや、石油の匂いが。「アブラ風呂」と言われ
る所以を、いやでも再認識するのであった。湯に入ってみると、これ
がある種「重さ」を感じるお湯である。もちろん、お湯じたいに「ぬ
るぬる感」ありありだ。浴槽の壁面にある「小さな木の柵のようなも
の」に囲われたところから源泉が湧いている。掛け流しだ。浴槽の縁
も茶色く変色している。
お湯の表面には、美しくない表現だが、「薄茶色のアカ」みたいな
湯の花が浮いている。透明感はあまりない。ほんとうにアブラの中に
入っているようだ。苦味はなく、塩化物固有の「塩味」である。
84年にはじめて来た時、「たしかこの浴槽に入ったんだなあ」と
記憶が蘇ってきた。そうである。あの「木の柵」が記憶にあったのだ。
90年に再訪したときからは、ずっと別の大浴場に入ってきた。湯治
の湯のほうが、アブラ分を強烈に感じた次第であるが、気のせいであ
ろうか。
【豊富町】豊富温泉・町営ふれあいセンター
■泉質 :ナトリウム塩化物泉
(弱アルカリ性高張性低温泉)
■泉温 :不明(40℃強と思われる)
■湧出量 :不明(源泉がこんこんと)
■pH :不明
■湯の特徴:・食塩とは違う塩化物の旨味
・うすい黄土色の濁り
・薄茶色の湯の花
・お湯じたいにアブラ系のぬるぬる感
■料金 :¥420
そうなんですよ。
最初入ったとき、油を作業で取り扱った方が
団体で入った直後なのかと思いました。
で。
最初にウニを食べた人も偉い!
この他の、アブラ臭の聖地は
・新潟県 新津温泉
・群馬県 林温泉かたくりの湯
・山形県 長沼温泉
とかであります。
「どこも石油臭しない」
んですよ。
普通にろ過した程度だったら、あの強烈な臭いは消えないでしょう。源泉が違うのか、特殊なろ過方式してるのか謎なんですよ。
どなたか事実をご存知ですかね?
それとも豊富温泉郷内の他の民宿等で、同じような石油臭の宿があるなどの情報とか。。。。
アブラ臭といえば
アンモニア臭で有名なスポットが豊富の近くにありますな。
夕映♪
ホテルサロベツには
牛乳風呂なんていうのもありましたな~。
その前の牛乳飲み放題でえらいことになりましたが♪