【写真:茜色の向こうにある遠い昔の思い出…@横浜市磯子区 2011年06月03日18時57分撮影】
★この写真は楽曲とは関係がありません。
オフコースを知ったのは、たしか高校2年生の時だったかと思う。
その時のことはこの記事で触れているが、2年H組というクラスで、
友人が音楽の時間でパフォーマンスを披露してくれたのである。だが
最初はそのまま通り過ごしてしまった。正直なところ、あまり真剣に
聴こうとしなかったからである。
大学受験の冬から春。卒業を迎えたが、浪人の決定とともに「さよ
なら」のメロディと歌詞が身にしみた。そして、1年が過ぎた冬…。
そこで出会ったのは
時に愛は
である。これには圧倒された。好みもあるのだが、あの重厚感のある
サウンド。そして分厚いコーラスにしびれた。前にもこの記事で触れ
たのだが、
傷つくだけ 傷ついて の「傷つくだけ」
新しい いくつもの の「新しい」
のところ。この箇所のコーラスは、一生忘れられない衝撃的な響きだ。
この響きの正体は何だろう。先ほど紹介した過去の記事では「A7♭
9/onC#」と紹介したが、最近の文献では「C#dim」とある。
音の構成に「A」音が含まれている気がするのだが…。まあ、そんな
ことはどうでもよい。この2小節<「A7♭9/onC#」→「A 」→「A7」>
→<「Am7 」→「Dm」>(< >は1小節を示す)の展開がすごい。
このコーラスが小田和正さんのハイトーンで純粋なヴォイスと見事に
呼応し、崇高な響きに昇華しているのだ。
では、どうぞ。「時に愛は」 by オフコース
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