らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

1336.自信(自身)をコントロールする

2009-07-03 | 61.Business
【写真:JR東京駅東海道新幹線プラットホームの床 2009年06月29日18時36分撮影】
 ★この写真はイメージです。

 新年度になり3ヶ月が経過しました。公私ともども、ここのところ
やっと落ちついてきたようです。常に変化し続ける環境の中で、日々
様々な課題を解決するために取り組みを実行し続ける必要があります。
しかし、それは口で言うほどうまくいきませんね。

 ビジネスにおいては、段取りをじっくりと考えることがここにきて
ようやくできはじめました。過去一度その手法を確立した「つもり」
になっていましたが、所詮それは自分の思い過ごしでしたね。やはり
もっともっといろいろな人と交流し、様々な考え方と自分自身の考え
方をぶつけてみることが必要だと痛感しています。その中で化学反応
を起こしながら新たな化合物を生成させ続けることが、自分の成長に
自分を磨き上げていくことにつながるのだと思います。

 今年の1月末に、ビジネス現場でパニック状態になりました。その
ことがトラウマになったのでしょうか、プロセスの組み立てをうまく
自分のものにできていなかった状況が重なり、OUTPUTに自信が
もてなくなった時期がありました。一度喪失した自信を回復するには
時間がかかります。最悪な場合は、そのまま回復せずに生命を終える
こともあります。プロ野球の世界で、捕手が相手打者を封じるために
自軍の投手に対してどのようにリードしたらよいのか、様々な情報を
整理しながら配球を組み立てることができず、自分を見失うケースを
よく見かけます。その姿を見て「なぜ当たり前のことができないの?」
だとか「同じミスを繰り返すの?」と思っていました。しかし、ここ
数ヶ月の自分もそれとまったく同じことを繰り返してきたと思います。
その捕手の苦しみがわかるような気がします。

 そのようなときは、自分個人のことで精一杯ですね。いや、自分の
状況すらよく整理できていません。自分を見失っているのですから。
そのようなときは自分を客観視することができません。だから余計に
深みに嵌っていきます。ビジネスの対象やチーム内のニーズや期待に
対して、自分のシーズを基準にしてマッチングさせようとするために
とかく個人の力量のみで解決していこうと考えがちです。ところが、
この考え方が自信を喪失するもとになると思うのです。もっと、自分
自身で保有している力量や情報以外に、まわりの環境を活用していか
なければ、道は開けないのではないでしょうか。

 しかし、だからといってまわりの環境に頼りすぎてもいけません。
「当事者意識」を持ち続け、ビジネス対象やチーム内のニーズや期待
に応えるために、常に鍛錬とリハーサルを繰り返す姿勢が大事です。
計画段階でできる限りのことを準備し、実行段階で最大限に集中して
パフォーマンスを出すことができれば・・・。そうあり続けたいもの
です。そして。実行段階の後にチームや個人のパフォーマンスを振り
返ることが、明日への成長のためには必要不可欠ではないでしょうか。

 「自信をコントロールすること」は簡単なことではないでしょう。
また、自分自身を常に客観視することも然りです。しかし、「自分を
見失わないようにすること」の延長線上に、それらのことが存在して
いるように思えるのです。



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2 Comments

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技術 (タケチャン)
2009-07-04 22:14:38
技術とかノウハウって積み重ねるばかりのもの
ではないのかもしれませんね。
取り巻く状況も変化して、新しい要素を加えた
だけでは、もう対応しきれないとき。
自分自身も、クライアントも変化したとき。

今までの技術・ノウハウを自分でばらばらに
して、一から組みなおすことも必要になりま
すね。それは自分自身の組みなおし、仕切り
なおしでもあり。
その一方で仕事もこなさないといけないって
かなりリスキーな状況で、血と汗をながすも
のですね。

3か月以上、何の変化もないようではプロとは
言えないとか聞いた覚えありますが。

大きなプレッシャーをかけられた状態で、自分
を組みなおすって、そんな気楽なものでもない
と思います。

それができてこそ、一流なのかもしれませんね。
返信する
ひと言では語れませんが (らば~そうる)
2009-07-05 21:13:04
to:タケチャンさん

ビジネス上の課題解決に取り組むために
視点とかフレームを積み上げ方式で確立していくことは
重要だと思います。
しかし、取り組み領域や深耕領域を拡充していくことは
よほどベーシックなものが確立していないと
簡単なことではないと思っております。
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