【写真:川湯公衆浴場(北海道・弟子屈町) 2003年10月16日12時14分撮影】
池の湯温泉から、屈斜路湖の東側の道道52号線を進むと、川湯の
温泉街へ出る。川湯公衆浴場は、川湯郵便局の交差点手前左側に位置
する。たたずまいはまったく変わっていない。この古ぼけた雰囲気が
「これぞ正統の温泉街の公衆浴場」なのである。
玄関に下駄箱があり、料金を受付のおばさんに支払い、中に入る。
休憩スペースが、少しグレードアップした気がする。この公衆浴場を
紹介する雑誌の切り抜き等がついたてのようなものに貼ってあった。
使いこんだあとのあるソファーも健在だ。牛乳は無いようだ。犬・猫
もいない。脱衣所はいたってシンプル。カゴ以外ほとんど何もない。
壊れたルームランナーのようなものが置いてあった。とてもよい風情
である。
浴室には変色したカラン、何度も継ぎはぎした結果モザイクのよう
になっている床面、それにケロリンの桶・・・。照明も微妙に暗い。
相変わらずいい味出している。浴槽は、源泉と真湯と2つに分かれて
おり、源泉口付近には飲泉用のコップが置いてある。お湯の底には、
クリープのような湯の花が沈んでいる。硫黄泉というと、卵の匂いを
思い出すが、ここはそれほど強烈ではない。お湯の色も無色透明だ。
強い白濁も確認できない。つるつる感もない。
さりげなく自己主張するお湯
しかし、このお湯の特徴は飲むことによって、すぐにわかるのだ。
それは、「とっても酸っぱい」こと。きりっとした酸味だ。飲んでみ
たのは言うまでもないのだが、「前歯がギシギシと縮まる感じ」がし
た。とても強い酸性だということを再確認したのである。
「大横綱大鵬さんも、このお湯で育ったんだなあ・・・。」
【弟子屈町】川湯温泉・川湯公衆浴場
■泉質 :酸性硫化水素泉・酸性硫黄泉
(酸性緊張性低張性高温泉)
※他に鉄(Ⅱ)だの、硫酸塩だの塩化物だ
の、明礬だの緑礬だの書いてあった。
■泉温 :55℃
■湧出量 :不明
■pH :1.6
■湯の特徴:・卵系でない硫黄の香り
・無色透明。
・とってもすっぱい。
・飲むと前歯が縮まる感じ
■料金 :¥200
昨年行ったとき洗い場でてっころんでしまいまして、地元のおじさんと和んだ雰囲気になりました(^^;。
ぜんぜんツルツルした湯じゃないのにね。
渋いッ♪
ほんま、それに尽きますね。
ところで「夜」に入湯するとほの暗い照明が
また格別な味を出します。
「てっころんで」というのは
その界隈でよく使用されるのですか?
私の周りでは「すっころんで」となるんですが
いかがなものでしょ~か(^^)
阿寒湖、または美幌峠、または津別峠から
「和琴の露天」→「コタン」→「池の湯」→
「砂湯」(白昼堂々!?)→川湯→清乃湯→
川北→越川→薫別→相泊→・・・
ていう巡回でど~でしょ~♪
で、ごんぞうさんの川湯の評価も楽しみです。
「権権権」かな~?
なので土日月の3日間なんです。
難関は別海の清乃湯につきます。なにせ日曜祝日が休みなんだもん。
一泊目(土曜の夜)を野中温泉景福あたりすれば、日曜日にさらさんご推奨のコースが実に素晴らしいのですけれど、日曜日は清乃湯が休み。ほんと腹立たしい。
なので、土曜日のうちにどうしても清乃湯に入ってしまわなければならない。あ~、回りづらい。
ども、京都からどすえ♪
そうですか~。7月の3連休とは・・・。
清乃湯が地理的にも日程的にも行程計画の
ネックになるとは・・・。
とはいえ、バタバタと行程を組んでも
「ゆったり感」が無くなりますしね。
それでも「清乃湯」は、黄金温泉一押しの
ごんぞうさんのコンセプトからすると
やはり「実感していただきたい」スポットなのですよん。
・・・とまた困らせたりして♪