【写真:再開したオソウシ温泉 2009年10月12日12時36分撮影】
私が温泉ファンになった一つのきっかけとして、北海道は新得町に
ある「オソウシ温泉」に入湯したことがあげられます。最初に訪れた
のが1993年6月と記憶しています。オソウシ・ファンになってからと
いうもの、毎年のように通い続けました。2006年10月にここを訪れた
際のレポートをこちらにあげました。前回そして2007年10月・・・。
現場に赴くと、このような状況に。
「なあに。来年は大丈夫だもんね。」と楽観視していたら、事態は
深刻な方向に転じてしまいました。
休泉
誰がこのような事態になることを想像したことでしょうか。私の心
のよりどころをひとつもぎ取られてしまった感は強く、それはそれは
心を痛めてきました。と同時に、再開を心から祈りながら記事をした
ためてきたのです。
# 869 行きたい温泉
#1286 オソウシ温泉はどうなったのか?
そして、今年2009年10月にあのオソウシ温泉が再開するという話を
聞き、「もう現場に行くしかない」と一念発起。
伝説のあの「弾力感」を全身で感じる
岩松の集落付近にあるオソウシ温泉の看板を確認し、道道 718号線
を右折します。しばらく舗装道路が続きますが、橋を渡るところから
ダートになります。
オソウシ林道ダートの始まり
この位置にくると、いつもながらわくわく感が強くなりますね~。
林道を進むにつれ、いつもと違う「変化」を感じました。今までは
対向車とはほとんどすれ違うことがなかったのですが、今回は5回も
すれ違いました。やはりグランド・オープン直後ということで訪れる
人が多いのでしょうか。そして、現場に到着すると、なんと車は10台
ほど駐車しているではありませんか。今までは、せいぜい3台くらい
だったのに・・・。
玄関のインフォメーションと「鹿くん」を確認し中へ入ります。
インフォメーション
ご無沙汰の鹿くん
中の構造や雰囲気はまったく変わっていません。受付で入湯料 600
円を支払い風呂場へ向かいます。男湯と女湯が再度入れ替わっており
1993年当時の配置に戻りました。すなわち、内湯の浴槽が広いほうに
男湯が配置されていたのです。さあ、入りましょう。
内湯全景
掛け湯
加熱浴槽 →ライオンくんにズーム・イン!
源泉浴槽 →年季の入った蛇口にズーム・イン!
懐かしさに感激しながら、露天風呂へ向います。
露天風呂入口
露天風呂全景
女湯の露天風呂に女性の方々が入浴されていましたので、源泉塔の
浴槽にはこれ以上近づけません。撮影のみということでご勘弁を。
源泉塔と露天源泉浴槽
ちょっとまわりの景色など・・・。
ほんのり紅葉
北十勝の懐かしい友人と再会した気分に浸りきり、オソウシ温泉を
後にしました。以前にも申し上げましたが、いつの日にかここを拠点
として、幌加温泉、そして岩間温泉の「ハシゴ」を実現するマル秘の
野望を企てています。
【新得町】オソウシ温泉・鹿乃湯荘(再掲)
■泉質 :単純硫黄泉
(低張性アルカリ性低温泉)
■泉温 :26.9℃
■湧出量 :155リットル/分
■pH :10.1
■成分総計:0.235g/Kg
■その他 :成分表は、前回訪れたものと変化が無いようです。
■湯の特徴:・ほのかな卵の香りと味
・無色透明、弾力感あり(源泉で)
・つるつる感強し(源泉で)
■料金 :¥600(3年前と比較し100円の値上げ)
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