【写真:オソウシ温泉・鹿乃湯荘 2003年10月18日12時20分撮影】
★この記事は2003年10月18日の記録です。
今回ご紹介するスポットは、私の「定番」である「オソウシ温泉」
である。北海道は十勝、東大雪湖にかかる北側の橋の東側に、オソウ
シ林道の入口(岩松の集落に通じる)があり、そこから進入すること
約5Kmほどでオソウシ温泉に到着する。温泉には、温泉犬もいる。
この時は2匹つながれていた。驚くなかれ、ここには温泉猫もいる。
放し飼いの赤猫だ。これがなんと擦り寄って来るのだ。猫にしては、
珍しく人慣れしている。おなかを見せて、ころんころんと転がってい
る。
やはりまた来てよかった「オソウシ温泉」
湯・設備については、他サイトでもいろいろとレポートされている
のだが、露天風呂が出来、男女の浴室が逆転してからはあまり変わっ
ていないようである。相変わらず自然に中に湧く静かなたたずまいだ。
湯はpH10強の強アルカリのため、お湯じたいにつるつる感を感じ
る。弾力すら感じる。この時期(10月中旬)には寒いのだが、源泉
の浴槽にも浸かった。不思議と冷たさは感じないものだ。設備自体は
よくメンテナンスされているようで、山奥の中のいで湯のほのぼのと
した「心遣い」を感じさせてくれ、思わずホっとする。
噴泉塔
【後日談と雑感】
2005年10月にも訪れたが、保健所の水質検査で休業。泣く泣く現場
を立ち去った。猫はいなかった。ここを初めて訪れたのは1993年6月
のこと。その頃は、現在の室内の女湯が男湯として開放されていたの
である。(ちなみに室内の湯はスペースに差があり、広い方は狭い方
の4~5倍ある。ちなみに現在広い方は女湯として開放されている。)
その時感じた「強烈な湯の弾力感」のとりこになり、毎年通っている。
しかし、その「弾力感」が年々薄れているのではないかと感じている。
特にほとんど混浴の露天風呂を新設した後に、強くそれを感じる。
気のせいであろうか・・・。
【新得町】オソウシ温泉・鹿乃湯荘
■泉質 :単純硫黄泉
(緊張性低張微温泉)→温泉成分表より
■泉温 :28.0℃
■湧出量 :60立方メートル/分
■pH :10.0
■湯の特徴:・ほのかな卵の香りと味
・無色透明、弾力感あり
・つるつる感強し
■料金 :¥400
まいどです♪
ホーム・ホーム、もとい。いえいえ。
(う~む。これは井上順のネタだ)
実はあちこちではなく、同じところを何度も
行っているだけなんですよ。
同じところでも季節、天候や時間帯が異なると
まったく印象が違いますね。
これがまた面白いと思います。
もしもご参考になりましたら
ぜひ「現場」にいらしてみてください。
北海道に住んでいる私より、あちこち出かけられて、逆にこちらが参考にする位の記事ばかりです。
今度ひとつづつ検証の旅に出かけないといけませんねぇ。こちらから旬の情報を提供できるようにならないといけませんねぇ。全くお恥ずかしいことです。