らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

617.北の旅から~2002年・情熱

2007-07-15 | 01.Journey
【写真:「北の青い空」 2002年08月04日12時48分撮影】

 2002年。この年はわたしにとって「変革」の年であった。
 
 今の仕事をしているのも、このブログを開設しているのも、この年
にいろいろな人と出会ったおかげである。あらためて人の出会いって
不思議だなと思う。感謝。

【訪問した温泉・施設(所在地)の一覧】

・稚内温泉童夢(稚内市)
・びふか温泉美深町林業保養センター(美深町)
・ふくいホテル(帯広市)
・オソウシ温泉鹿乃湯荘(新得町)
・蟠渓温泉(壮瞥町)
・黄金崎不老ふ死温泉(深浦町)

 今思えば、「温泉フリーク」になる夜明け前である。この年9月の
あの「オフ」そして「出会い」が無ければ、また違った人生を歩んで
いたことであろう。

【通行した「ダート」の一覧】

・道道 120号線大曲旧道
・美深歌登大規模林道
・ピヤシリ越林道(幌内越峠側区間)
・オソウシ林道

 この年7月~8月の行程を振り返ってみた。

31日(水)横浜→八戸
 1日(木)苫小牧→支笏湖→新札幌→白石→新札幌
 2日(金)新札幌→白石→新札幌
 3日(土)新札幌→白石→札幌
 4日(日)札幌→羊蹄山→神仙沼→神威岬→小樽→旭川
 5日(月)旭川→美瑛→美馬牛→十勝岳高原→富良野→札幌
 6日(火)札幌→新札幌
 7日(水)新札幌→白石→新札幌
 8日(木)新札幌→白石→札幌
 9日(金)札幌→増毛→留萌→天塩→サロベツ→稚内→宗谷岬
10日(土)宗谷岬→豊富→歌登→美深
11日(日)美深→松山湿原→神門の滝→下川→北見
12日(月)北見→チミケップ湖→津別峠→屈斜路湖→納沙布岬
13日(火)納沙布岬→霧多布→昆布刈石→帯広
14日(水)帯広→屈足→狩勝峠→布部→桂沢湖→新札幌
15日(木)新札幌→恵庭→オコタンペ湖→壮瞥→室蘭
16日(金)青森→蟹田→龍飛崎→十三湖→能代→象潟→山形
17日(土)山形→横浜

 半月以上の北海道滞在。夢のようである。実はこの年、札幌市内の
仕事のスケジュールと調整しながら「北」を訪れたのである。後にも
先にも今回だけ。現在のスタイルで仕事をしている限り、このような
ことは不可能であろう。フェリーの中で仕事の段取りをじっくり考え
たり、資料を作成したのも貴重な経験であった。

 苫小牧から支笏湖へ抜け、札幌芸術の森から道道 341号線を東進し
平岡へ向う。目指すは新札幌だ。新札幌・白石と仕事に従事した後、
ニセコ・積丹半島方面へ向う。

後方羊蹄山(2002年 8月 4日)

 やはり、8月上旬の天候のよい日は格別である。羊蹄山からニセコ
パノラマラインを経由し、岩内へ向う。この時に神仙沼を再訪した。

神仙沼(2002年 8月 4日)

 積丹半島が全通し数年が経過した。西の河原付近のアクセスは格段
に便利になったが、その反面これでいいのかとも思う。そんな気持を
抱きながら遠く神威岬を見つめる。

神威岬(2002年 8月 4日)

 セタ・カムイラインを経由し、余市から小樽へ入る。人が多い所は
あまり寄らないのであるが、この日は珍しく小樽運河へ行ってみた。

小樽運河(2002年 8月 4日)

 この後、旭川までクルマを走らせた。翌日は美瑛界隈を探索したが
あまりの人の多さに辟易し、急遽十勝岳方面へ向った。この時はまだ
素晴らしい温泉の存在を知らず、素通りしてしまった。

 さて、第2ラウンドである。オロロン・ラインを北上し、わたしの
心の故郷、稚内へ。この時の市街地の惨状を目にした時のショックは
一生忘れられないだろう。そんなショックを感じつつ、一路美深から
松山湿原へ向う。なお、ムーディー勝山をリスペクトする芸人、セク
シー松山の命名の由来は、この松山湿原と何か関係があるのだろうか。
小島よしおに質問したら「そんなの関係ねえ」と熱く回答してくれた。

松山湿原(2002年 8月11日)

 そんなことはさておき、この後、道道49号線を東進し道道60号線の
幌内越峠付近からピヤシリ越林道へ進入する。前年のリベンジを果す
べく、神門の滝を経由し名寄市街へ向おうとしたのだ。しかしまさか
あのようなアクシデントが待ち構えていようとは夢には思わなかった
のである。その時の模様はこちら

 辛うじて命拾いしたわたしは、クルマを慎重に(特に下り坂では)
走らせながら、下川へ向った。GSで応急処置をしてもらい(GSの
ご主人、本当にありがとうございました)とっぷり日の暮れた国道を
北見へと向ったのである。翌日ディーラへ立ち寄り点検を受けてから
津別へ向った。その途中、こんなにも静かな湖があることを知った。
湖畔に洒落たホテルがあるのだが、別の機会に訪れてみたい。

チミケップ湖(2002年 8月12日)

 いよいよ屈斜路湖である。いつもは美幌峠から湖を見下ろすことが
多かったのであるが、今回は津別峠からの眺望である。津別峠の坂は
急勾配であり、病み上がりのクルマを運転する自分にとっては恐怖を
感じた。

津別峠より屈斜路湖を望む(2002年 8月12日)

 道東から十勝へ戻る。再び札幌へ。そしてまた「秘湖」を訪れた。

オコタンペ湖(2002年 8月14日)

 室蘭から青森へ上陸。今年は貪欲に、さらに旅を続ける。目指すは
津軽半島突端、龍飛崎である。対岸の「北海道」を確認し、十三湖へ。

十三湖(2002年 8月16日)

 やはり計画レスによるムリヤリ感は否めない。このあたりになると
なんとなく慌しい感じになる。この後「ババヘラアイス」をいただき
日本海に落ちる素晴らしい夕陽を眺めながら象潟まで南下。山形から
横浜へ山形道・東北道を夜通し走行したのである。

◇◆◇

 17泊18日。実に壮大なパノラマであった。



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4 Comments

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パノラマ (タケチャン)
2007-07-15 23:01:51
心洗われるようなパノラマですね。
雄大さと静けさの世界を感じます。

北海道行くなら、寝台特急!ってしたいところですけど、あちらでレンタカー借りてツーリングしても楽しそうですね。
返信する
移動手段と行動範囲 (らば~そうる)
2007-07-16 01:09:55
to:タケチャンさん

道内の移動手段は、いろいろと選択肢がありますね。
その人の旅のポリシー次第だと思います。

道内のツーリング、面白いですよ。
ただし、わたしのようにワイルドさを求めて
自然の奥深く入っていくと
それだけ危険と遭遇する確率も高くなります。
返信する
えーと (くまみちゃん)
2007-07-16 12:03:18
さらぽわさんと初めてお会いしたのはこの時でしたか?
返信する
そ~っすね~ (さらぽわ)
2007-07-16 14:48:40
to:くまみちゃん

いえ~す♪
2002年09月06日(金)南5西5の「憩」でした。
返信する

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