2533．1989.10.12

　プロ野球はＣＳが始まりますが、23年前のこの日西武ファンと近鉄
ファンには、今でも忘れることができない出来事が起こりました。

　曇天の西武球場。ライオンズｖｓバファローズのダブルヘッダー。
このシーズンもいよいよ終盤。優勝に近かったのはライオンズでした
が、このダブルヘッダーでバファローズが連勝すれば逆の展開になる
というまさに天王山でした。

　第１試合、序盤でライオンズが４－０とバファローズを圧倒します。
ライオンズの先発投手は郭泰源。「ライオンズ楽勝…」と誰もが思っ
たことでしょう。しかし…。

　「もう駄目だ」と思ったバファローズを立ち直らせた一人の選手が
そこにいました。

　ラルフ　ブライアント

　そうです。エディ・マーフィ似のあのもの凄い選手。バファローズ
ファンにしてみれば、「神様、仏様、ブライアント様」の活躍をこの
２試合で成し遂げたのです。第１試合で３本、そして第２試合で１本。
しかもこの４本は四球をはさみ４打席連続なのです。

　特に８回表、５－５から放った決勝本塁打は、とてもインパクトの
ある劇的なシーンでした。打たれた投手は…？

　渡辺　久信

　そうです。現埼玉西武ライオンズの監督さんなのでした。

　それでは、このシーンをどうぞ。





　※それにしても、このＶＴＲ。現在の視点からみると、実に貴重。
　　現在、監督やコーチとしてプロ野球界を牽引している人が本当に
　　多いですね。


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