私にとって、昭和の歌謡曲は一度聴いたらその旋律や歌詞が記憶に
残るものが多いと感じています。歌謡番組の名司会者、玉置宏さんは
「歌は三分間のドラマ」とよく表現しました。「流行歌」という語が
あるように「簡潔でわかりやすい」。記憶に定着している背景には、
そのようなことがあるのでしょうね。
さて、今回は西田佐知子さんの「涙のかわくまで」をご紹介いたし
ます。過去にこの記事でもご紹介いたしましたが、今回はその音源を
お聴きになってみてください。
「涙のかわくまで」は1967年12月27日にポリドール・レコードから
リリースされました。従って、実際にセールスが伸びたのは翌年1968
年だったのですが驚くなかれ、この曲は1967年の紅白歌合戦で歌われ
たのです。昨今のミュージック・シーンでは、「その年の春から秋に
かけ楽曲をリリースし聴衆への浸透と同時に紅白で披露する」という
パターンが多いと認識していますが、「涙のかわくまで」のセールス
戦略は非常に珍しいと思います。
当時、シングル・レコードは1枚 330円。1967年の暮れにリリース
ということですから、私がこのレコード(おそらく父親が購入したの
でしょうか)を自宅で手にしたのは、1968年のことだと推察します。
ジャケットの裏側に歌詞とともに「楽譜」が掲載されていて、様々な
記号を珍しげに眺めていました。今思えば、このことが音楽への興味
を抱くおおきな契機になったのだと思います。
子どもの興味は親から与えられるものではなく、自分自身で感じる
ことなのだ…としみじみと感じ入る次第です。
HERE
↑If this article is quite good, will you please click?
残るものが多いと感じています。歌謡番組の名司会者、玉置宏さんは
「歌は三分間のドラマ」とよく表現しました。「流行歌」という語が
あるように「簡潔でわかりやすい」。記憶に定着している背景には、
そのようなことがあるのでしょうね。
さて、今回は西田佐知子さんの「涙のかわくまで」をご紹介いたし
ます。過去にこの記事でもご紹介いたしましたが、今回はその音源を
お聴きになってみてください。
「涙のかわくまで」は1967年12月27日にポリドール・レコードから
リリースされました。従って、実際にセールスが伸びたのは翌年1968
年だったのですが驚くなかれ、この曲は1967年の紅白歌合戦で歌われ
たのです。昨今のミュージック・シーンでは、「その年の春から秋に
かけ楽曲をリリースし聴衆への浸透と同時に紅白で披露する」という
パターンが多いと認識していますが、「涙のかわくまで」のセールス
戦略は非常に珍しいと思います。
当時、シングル・レコードは1枚 330円。1967年の暮れにリリース
ということですから、私がこのレコード(おそらく父親が購入したの
でしょうか)を自宅で手にしたのは、1968年のことだと推察します。
ジャケットの裏側に歌詞とともに「楽譜」が掲載されていて、様々な
記号を珍しげに眺めていました。今思えば、このことが音楽への興味
を抱くおおきな契機になったのだと思います。
子どもの興味は親から与えられるものではなく、自分自身で感じる
ことなのだ…としみじみと感じ入る次第です。
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