お盆を過ぎると、カエルの鳴き声から、コウロギの鳴き声にバトンタッチ。
まだまだ暑いとはいうものの、確実に季節は秋に近づいている事を実感します。
このホテル、もう少し早くアップできると良かったのですが
夏休みの後半になってしまいました。
それでも参考になれば幸いです。
夏休みに入った頃・・・
孫「おばあちゃん、変なホテル」に行ってみたいなぁ~」
私「変なホテルって、なんて名前のホテル?」
孫「だから~『変なホテル』が名前なの!」
私「????」
調べてみると・・・名古屋から1時間ほどで行ける
愛知県蒲郡市のラグーナテンボスに8月1日にオープンしたホテルの名前でした。
実はここは20年ほど前「ラグーナ蒲郡」という名前で、複合型レジャーと施設として
華々しくオープンしたんですが、経営不振になり、HISが事業を譲り受けたのです。
「変なホテル」という名前のホテル。
よくもまあ、こんなネーミングを付けたものです。
でも絶対忘れないですけどね。
するとテレビで盛んにCMを流し出し、オープン前日は報道陣のお披露目があったようで
名古屋では、ニュースや情報番組で紹介しまくり。
世界初の、「ロボットが働くホテル」としてギネスに認定された
最先端のロボットホテルなんだとか。
長崎のハウステンボス、千葉県浦安市に次ぐ、3店舗目。
知らなかったわ~~~
ほとんどの業務をロボットがこなすので、人件費が掛からない分、宿泊料金がリーズナブルと
書いてあったので・・・いくらするのかと思いHPを見てみたら・・・意外に高いじゃないですか!
夏休み期間だと、一番狭い部屋で、大人2人1室の朝食付きで1人2万円ちょっと。
どこがリーズナブルじゃ!
おまけに夏休み期間、ほとんど空き無し!!
びっくりでした。
しかたがないので、見るだけでも見てこよう~と、孫を連れて行ってきました。
オープン2日目だったので、お祝いのお花がたくさん並んでいました。
フロントロビーでは、恐竜のティラノサウルス型ロボットの親子がお出迎え。
全長7メートルのお父さんティラノは、鳴き声が大迫力で、結構リアルの動くので
小さい子どもさんは、ちょっと怖いかも。
チェックインカウンターにも人が全くおらず、ティラノ母子がチェックイン業務をこなし中。
ホントに人間のスタッフさんが誰もいないんですよー
すべて自分で打ち込みます。
打ち方が分からない時はどうするのかしら??
駐車場にも全くスタッフがいないのでどこに車を停めていいのか分からず、適当に停めました。
この子が可愛かった。
日本語、英語、中国語、韓国語 4つの言語で
チェックイン、チェックアウトをサポート。
孫2人は興味深々。
韓国のテレビクルーから、流暢な日本語でインタビューを受けました。
「今日は誰と来ましたか?」
「ここのホテルに来て、どう思いましたか」
「入ってすぐ恐竜がいて、どうでしたか?」
孫2人、韓国テレビデビューなる!?
廊下にあった派手なコインロッカー。
さて、ホテルですが、2階建て 全100室。
まだオープンしたばかりなので、とても新しく綺麗ですが
お金をかけていない・・・というか、良く言えばシンプル、悪く言えばチープな造り。
ちょうどチェックアウト後の掃除の時間だったので、すべての部屋が空いていて
チラっと中を見せてもらいました。
許可を得るにも、本当に誰もいないので、スタッフさんを探して右往左往。
人件費節約にもほどがあるやろ~~です。
スタンダードツインルーム(2,3名利用)
25㎡しかないので、ビジネスホテル並みに狭いです。
この写真は少しでも広く撮ろうと、ギリギリまで後ろに下がって撮ったのですが、それでもこの程度。
右側が切れてるわけではなく、これだけの部屋の巾しかありません。
このタイプの客室が100室中80室あるそうなので
ほとんどがこのタイプのお部屋って事ね。
この部屋で、たとえば8月24日に大人2人、子ども2人添い寝
朝食付き(夕食無し)で1泊48800円。土日だと52,800円。
ラグナシア(遊園地)の入場料付きですが、プールは別途料金が必要になります。
これって結構高くないですか?
ロボットを使っている分、人件費を節約出来て「リーズナブル」が売りの割りには
あまりリーズナブルとは感じないわぁ~~
口コミがそろそろ出始めていますが、「高い!」「人がいなさ過ぎる」「コスパ悪い」
「朝食が高い割に美味しくない」と、イマイチな口コミが目につきます。
これ、廊下にあったのでお掃除ロボットかと思いきや
アメニティ―やお土産など、オーダーした物を客室まで運んでくれるロボットなんだそうです。
デラックスツイン。このホテルの中で一番広いお部屋です。
これで40㎡。
ソファを伸ばしてベット代わりにして、最大 大人4名宿泊可。
コミニケーションロボット。
対話しながら天気の確認、目覚ましのアラーム設定、ルームサービスの注文など
様々な事が出来るんだそうです。
まるで病院のような真っ白で殺風景なバスルーム。
この2部屋を見ただけで・・・あ~~ここに泊まらなくて良かったと思いました・苦笑
これはホテルの裏にある庭?
夜になるとイルミネーションされて、客室から見えるんだそうです。
子ども料金は、小学生や幼児、添い寝あり、添い寝無しなど細かく値段が分かれています。
まあ、高いか安いかは別として、子どもさんが喜びそうなホテルであることは間違いないので
一度行ってみる価値はありそうです。
泊まらなくてもいいので、ロビーの恐竜だけでも見てきてね。
変なホテルを見たあと、すぐ隣にあるラグーナのプールで孫達を遊ばせました。
私は初めて行きましたが、結構あちこち老朽化していて
ペンキもはげはげだったり、壁がひび割れてたり
ロッカーも更衣室も古く、併設されている遊園地も閑散としていました。
HISさん~~そろそろリニューアルの時期にきていると思いますよ~
さて、私達はどこに泊まったかというと、ホテルでもなく旅館でもない
ちょっと変わったところに泊まりました。
詳しくは次回に。