次は、夕食と朝食の紹介です。
オーベルジュだけあって、美味しいのはもちろんですが
目で見て「楽しい~♪」食事でした。
ダイニングは、フロントロビーの奥にあります。
途中、厨房の中が見えるようになっています。
ダイニングルームは窓が大きく取ってあり、大和平野の田園風景が一望。
夏の18時はまだまだ明るく、夕食という感じはしませんが写真は撮りやすかったです。
ここは宿泊者だけなく、一般の方もランチやディナーができます。
ランチ5000円と7000円。
ディナー9000円と12000円と15000円。
これに別途 消費税と10%のサービス料が掛かります。
ランチに6000円って・・・まぁ、ひらまつ価格か。
夏のメニュー 『 ガーデニング ~夏の庭~ 』
これが運ばれてきた時は、びっくり!
まさに「ガーデニング」です。
植木鉢にスコップ型のスプーン。
器以外、すべて食べられます。
土はナッツでした。
楽しい~~~♪♪
次に出てきたお料理も面白い~~~
「奈良県産野菜の田園仕立て」
食事でこんなにワクワクしたのは初めてかもしれません。
穴が開いた木の器に、差し込んであります。
凝ってますねぇー
そしてついに登場!
私がインスタで見つけた万華鏡のような野菜の数々~~~~
と~っても可愛くて、色とりどりで、食べるのがもったいない。
ず~っと眺めていたかった・笑
3種類のソースをつけて。
何もつけなくても、野菜そのものの味で、全然食べられます。
ここでやっと魚料理の登場です。
金目鯛のポアレにオマール海老のビスクを、上から掛けてくれます。
このオマール海老のソースがと~っても美味しくてお代わりしたいほど。
奈良県五條の仔猪の墨火焼き
ジビエ系は苦手なんですがまったく臭み無し。
奈良県の特産である三輪そうめん。
お口直しにサッパリしてちょうど良かったです。
チーズのワゴンサービス・・・といっても、ひらまつ熱海のように無料ではなく有料。
種類も熱海と比べるとかなり少ないです。1カット700円。
桃のお粥(デザート)
甘すぎて、最後にこれは少し重かった。
食後のコーヒーは、ダイニングの隣りにあるラウンジに移動して。
ここも素敵な空間でした。
この日は土日だったので、満室でした。
一般のディナー客も2組いました。
夜の中庭。
さて、朝食です。
朝食は外のテーブル席でいただきました。
真ん中より少し左に見えるのは「箸墓(はしはか)古墳」です。
卑弥呼の墓だと言われているそうです。
では、卑弥呼のお墓を見ながら朝食をいただきましょう~
朝食もとっても可愛く盛り付けてあって、女の子はもちろん
オバサンでも大喜びします!
これ、順番ではなく、一気に出てきます。
真ん中が高くしてあって・・・インスタ映えしそうでしょ!笑
ジャムはアランミリア。
バターはエシレ。
パンも焼きたてでとっても美味しいです。
卵料理は、オムレツとエッグベネディクトから選びます。
大満足の朝食でした。
私的は、ひらまつ熱海や賢島より、良かったかもしれません。
まあ客室の豪華さで言えば、熱海や賢島には到底敵いませんが
料理に関しては、確かに伊勢エビやアワビなど、高級食材は使っていませんが
それでも十分満足のいく内容でした。
アワビがど~よ、伊勢エビがど~よ、大和野菜だって負けてないわよ・・・的な・笑
それと、こんなに盛り付けで楽しめたのは初めてかもしれません。
それに熱海や賢島のひらまつのように、かしこまらずに、構えずに、気取らずに
ワインの事や、料理の食材の事など、スタッフさんに気軽に質問できちゃうのもいいですね。
熱海の時は「こんな事聞いたら、笑われそうだからやめとこ」と遠慮しちゃった部分もあったので・苦笑
ただちょっと驚いたのは熱海と賢島のひらまつを知らないスタッフさんがいたこと。
若い女の子だったので土日だけのアルバイトさんだったのかもしれませんが
それぐらいは知っててね~って思いました。
とにかくお料理はと~~~っても良かったです!!
もしお近くにお住まいでしたら、ランチやディーナーだけでもいいので
ぜひぜひ行かれてみて下さい。
せっかく奈良まで行ったので、東大寺は外せないでしょう~って事で
チェックアウト後に行きました。
桜井から車で40分ぐらいでしょうか。
ここも中国人観光客ばかり。
大仏様を見たのは小学校の修学旅行以来でしょうか。
あれから40年以上、ずっとここに座っておいでになるのね。
子どもの頃に見た物を大人になってから見ると、意外に小さく感じたりするものですが
この大仏様だけは、大人になってから見ても、デカい!!
この柱の穴も健在でした。
大仏様の鼻の穴と同じ大きさなんですよね。
ここを潜り抜けたい人の順番待ちの長蛇の列・笑
ちょっとやってみたい衝動にかられましたが・・・体形と年齢を考慮しやめときました。
鹿さんも健在。
お水取りで有名な二月堂。
「奈良のお水取りが終わると春が来る」と言われていますね。
写真でしか見た事がなかったので・・・初めて実物が見れました。
しかし、私って京都は数えきれないほど行ってるのに
奈良って、京都のすぐ隣りにも関わらず、人生2度目なのよね。
二月堂は大仏殿のすぐ裏にあるんですが、観光客も少なく静かでした。
大仏様を見るだけで帰るのはもったないので、ぜひここまで足を伸ばして下さいね。
写真好きの人なら撮りたいスポットがたくさんありました。
うう~~ん、写真がうまくなりたい・・・(/_;)
華やかな京都と比べると、渋めの奈良ですが
先日テレビ番組で、あるタレントさんが「40歳過ぎたら奈良の魅力が分かる」と言ってましたが
まさにその通りかもしれません。
何も考えず修学旅行で連れてこられるだけでは、大仏さんの大きさと鹿の多さしか記憶に
残りませんが、明日香村1つとっても「ただの田舎じゃん」で済ますのではなく
もう少し歴史的な背景を知ってから訪れると、これほど魅力が詰まった場所は
他にないかもしれません。
今度はもう少し勉強してから訪れてみたい奈良でした。