ふふ奈良の食事処「滴翠」は客室棟より
少し離れた場所にあります。
昼食のみ外来者も受け付けています。
なかなか立派な門構えで
私は最初、ここが宿の玄関かと思い
車を停めてしまいました。
スタッフさんが飛んできて
宿の玄関は、1本裏の道だと教えられ
そちらに移動しましたが。
「滴翠」の方が
宿の玄関より立派かもしれません。苦笑
ここが食事処「滴翠」の入口です。
宿からは、宿泊棟の奥にあるこのドアで外に出て・・・
竹林を通り抜け・・・
途中で鹿さんと遭遇したりして・・・
さらに竹林を進みます。
この小道がとても雰囲気がイイです。
ただ足の悪い高齢者の方や
雨の日は
ちょっと大変かもしれませんね。
するとやっと建物が見えてきます。
池があったり、茶室があったり
ちょっとした散歩も出来ます。
ふふ奈良はラウンジもライブラリーも大浴場もないので
ず~っとお部屋に籠っているしかありませんが
この食事処が外にあることで気分転換になるし
お庭の散策も出来るので、とても良いと思いました。
食事処「滴翠」です。
この竹の門扉を開けると
さきほどの「滴翠」の入口があります。
宿泊者と外来者は入口は同じですが
ここへ行くルートが違います。
ドアを開けると、この空間。
個室がずら~っと並んでいます。
ふふ熱海と同じで「鉄板焼き」か「和食」をチョイス。
和食はこの個室へ。
鉄板焼きは一番奥のカウンター席へ。
私達が案内された個室です。
お庭が見えて、心地良い空間でした。
私は「熱海ふふ」と「海峯楼」に泊まりましたが
ふふ系列はどこも料理は外れなく
この奈良もしかり
本当に美味しくいただきました。
アワビと海老の真丈
本マグロと鯛と赤貝のお造り
蝶々の飾りが可愛い。
目でも楽しめて
次はどんなお料理が出てくるのか
ワクワクします。
オマール海老を使った「飛鳥鍋」
大和牛の紅茶焼き。
どちらも食べるまでの演出が凝っていて
楽しめました。
そういえば、夕食後、お部屋に戻ると
使ったグラスや空き缶がそのままだったので
ふふってターンダウンサービスがないの??と思って
朝食の時にスタッフさんに尋ねてみたんです。
そうしたら「要望があればさせていただきました」という返事。
最初からターンダウンがない事を知っていれば
要望もしますが、てっきりあるのが当たり前と思っていたので
チェックインの時に、前もって伝えて欲しかったですね。
菊芋とホタテのご飯。
この時は、ほとんどが和食で
鉄板焼きを召しあがっていた方は1組だけでした。
こんな横並びの席もありました。
朝食です。
お粥か白米を選べます。
これはお味噌汁代わりの納豆汁。
お願いすればお味噌汁もOKだそうです。
朝食もとても美味しくいただきました。
「ふふ奈良」全体的には満足いくお宿でしたが
この時は、まだオープンして2週間だったので
スタッフのオペレーションが
うまくいってなかったり
伝え忘れがあったりと
なんとなくぎこちなさが残りました。
でも、ふふは人気のお宿なので
これから徐々に「ふふ」らしさが
出てくると期待しています。
先日、ネットの口コミで
「ふふ」は不倫カップルご用達の宿・・・と書かれていました。
確かに「ふふ」といえば「おこもり系」のイメージで
全体的に照明も落としてあるし(暗い!)
食事以外は、お部屋にしか居る場所がないので
そういうカップルさんには持ってこいかもしれないですね。
でも、私達のようなラブラブ時代は当の昔に過ぎ去った
高齢夫婦でも、お庭を散策したり、茶室を見学したり
宿のすぐ前にある「浮見堂」まで歩いてお散歩できたりと
充分楽しめるお宿でしたよ。
今はオープン価格は終わり、正規価格になってしまい
ちょっとお高めですが、国のgotoキャンペーンもありますし
興味のある方はこの機会にぜひぜひ!
しかしgotoキャンペーンは宿好きにとっては
すご~~く嬉しい企画ですねー
なかなか手の届かないお宿も
このキャンペーンに乗っかってどんどん行くぞ~と
ほくそ笑んでいます。
・・・が、コロナも正直怖いですが。
「滴翠」のすぐ横にある「浮見堂」